Dr. Vinoというブログを運営するTyler Colman氏がWine Advocate誌のエディタの倫理性について疑問を呈しており,パーカーの掲示板でも話題になっています(記事1,記事2)。
問題にしているのはワシントン州などを担当するレビュアのJay Millerが,ワイン関係者と旅行に行ったり,アルゼンチンのワイン団体の招待で1週間の旅行に行ったりしたこと。パーカーは旅行代金や飲食の代金などを受け取らない旨,Wine Advocate誌で明記しており,それに反しているのではないかと指摘しました。
これに対して,当初はパーカーも「レビュアそれぞれで基準が違う」と言ってみたり,旅行に行った関係者とはWA誌に参加する以前からの友人だったのでしょうがない,などと言い訳していましたが,いろいろ証拠がでてきたためついには「今後はアルゼンチンのワイン団体の招待旅行は受けない」と非を認めた格好になってきました(スレッド,該当するコメント)。
Tyler Colman氏は本職は医者ですが,年に2000種のワインとテイスティングするというつわもので,ワインの本も書いています。
評論家の力が強いワイン業界ですが,ブロガーとの力関係が少しずつ変わってきているような気がします。
問題にしているのはワシントン州などを担当するレビュアのJay Millerが,ワイン関係者と旅行に行ったり,アルゼンチンのワイン団体の招待で1週間の旅行に行ったりしたこと。パーカーは旅行代金や飲食の代金などを受け取らない旨,Wine Advocate誌で明記しており,それに反しているのではないかと指摘しました。
これに対して,当初はパーカーも「レビュアそれぞれで基準が違う」と言ってみたり,旅行に行った関係者とはWA誌に参加する以前からの友人だったのでしょうがない,などと言い訳していましたが,いろいろ証拠がでてきたためついには「今後はアルゼンチンのワイン団体の招待旅行は受けない」と非を認めた格好になってきました(スレッド,該当するコメント)。
Tyler Colman氏は本職は医者ですが,年に2000種のワインとテイスティングするというつわもので,ワインの本も書いています。
評論家の力が強いワイン業界ですが,ブロガーとの力関係が少しずつ変わってきているような気がします。
NYTimesのブログ「The Pour」にBonny DoonのRandall Grahmのインタビューが掲載されています。最近紹介したインタビューと基本的には似ていますが,分かりやすくよくまとまっていると思います。
今回のインタビューの焦点は2007年にBig House Redなどの売れ筋ブランドを売却した理由のあたり。Grahmは次のように語っています。
自分のワインは,なくても困らないようなワインであり,そうでなくて自分にしか,その土地でしかできないワインを造りたいというのが,この売却の最大の理由だったということです。それにしても生産量45万ケースから3万5000ケースと10分の1以下にしてしまうのですから,普通ではできない決断です。
そして,今後のワイン作りについては
と,人為的でないワイン作りを目指します。そして,Soldadにある自社畑では灌漑なしにブドウが作れないため新しい畑も購入します。新しい畑はSanta Cruzから35マイル東にあるSan Juan Bautistaという町で北東向きの斜面という一般的にはブドウ畑に向かないような条件のところだというから驚きです。また,将来の夢としてはブドウを種から育てたいということも考えているそうです。
既存の常識にとらわれず,我が道を進むRandall Grahm。後半にはAu Bon ClimatのJim ClendenenがGrahmを最も頭のいいワインメーカーと尊敬しているという話も出てきます。ぜひご一読を。
今回のインタビューの焦点は2007年にBig House Redなどの売れ筋ブランドを売却した理由のあたり。Grahmは次のように語っています。
"My wines were O.K., but was I really doing anything distinctive or special? The world doesn’t need these wines — I was writing and talking about terroir but I wasn’t doing what I was saying. I wanted to be congruent with myself."
The Pour - His Big Idea Is to Get Small
自分のワインは,なくても困らないようなワインであり,そうでなくて自分にしか,その土地でしかできないワインを造りたいというのが,この売却の最大の理由だったということです。それにしても生産量45万ケースから3万5000ケースと10分の1以下にしてしまうのですから,普通ではできない決断です。
そして,今後のワイン作りについては
“I don’t want to rely on winemaking tricks anymore”
中略
“You can’t make an original wine that way. You can make something clever or artful, but not great.”
と,人為的でないワイン作りを目指します。そして,Soldadにある自社畑では灌漑なしにブドウが作れないため新しい畑も購入します。新しい畑はSanta Cruzから35マイル東にあるSan Juan Bautistaという町で北東向きの斜面という一般的にはブドウ畑に向かないような条件のところだというから驚きです。また,将来の夢としてはブドウを種から育てたいということも考えているそうです。
既存の常識にとらわれず,我が道を進むRandall Grahm。後半にはAu Bon ClimatのJim ClendenenがGrahmを最も頭のいいワインメーカーと尊敬しているという話も出てきます。ぜひご一読を。
春は人事異動の季節,と言っていいものやらなにやらよく分かりませんが,さすがに秋の収穫シーズンにワインメーカーが代わるなんていうのは異常事態なわけで,春にはその分毎年なにかしらの異動があるわけです。Wines & Vinesで今年のナパの状況をまとめています。
数は多いのですが,それほど有名どころはないようです。一番目立つのはトップに上げられたJoel Aiken。Beaulieu Vineyard(BV)で27年間もワイン作りをしてきており,ワイン作り担当の副社長でもあります。自身のプロジェクトを始めるということですが,Georges du Latour Private Reserveだけは最低1年は見るとのこと。後任は20年勤めているJeff Stamborだそうです。
Duckhornに14年おりワイン作り担当ディレクターだったMark BeringerはArtesaに移りました。Mark BeringerはBeringerの末裔で,同族のRaymondで働いていたこともある人です。
後は元記事をごらんください。
数は多いのですが,それほど有名どころはないようです。一番目立つのはトップに上げられたJoel Aiken。Beaulieu Vineyard(BV)で27年間もワイン作りをしてきており,ワイン作り担当の副社長でもあります。自身のプロジェクトを始めるということですが,Georges du Latour Private Reserveだけは最低1年は見るとのこと。後任は20年勤めているJeff Stamborだそうです。
Duckhornに14年おりワイン作り担当ディレクターだったMark BeringerはArtesaに移りました。Mark BeringerはBeringerの末裔で,同族のRaymondで働いていたこともある人です。
後は元記事をごらんください。
今まで取り扱っていなかったのか? と逆にびっくりしてしまったのですが,中川ワイン販売がボンドの取り扱いを始めたそうです。
2005年ヴィンテージでMatriarch(メイトリアーク)が1万2000円。単一畑物がそれぞれ3万5000円。
Bondのワイン,メーリング・リストではセットでないと購入できません。2005年の場合Matriarchが3本で255ドル。単一畑物が5種類1本ずつで1375ドル。1本当たりにすれば,もちろん日本の価格の方が高いですが,バラで買えるメリットを考えたらかなり割安です。Matriarchがこれまで1万5000円くらいでしたから値下がりするのは間違いないでしょう。
このあたりのワインは不況の直撃を受けていますから,その関係もあるのかもしれません。
2005年ヴィンテージでMatriarch(メイトリアーク)が1万2000円。単一畑物がそれぞれ3万5000円。
Bondのワイン,メーリング・リストではセットでないと購入できません。2005年の場合Matriarchが3本で255ドル。単一畑物が5種類1本ずつで1375ドル。1本当たりにすれば,もちろん日本の価格の方が高いですが,バラで買えるメリットを考えたらかなり割安です。Matriarchがこれまで1万5000円くらいでしたから値下がりするのは間違いないでしょう。
このあたりのワインは不況の直撃を受けていますから,その関係もあるのかもしれません。
朝日新聞の記事によると,「神の雫」韓国版の制作が本格化しているようです。とはいえ年内に企画案やスタッフ構成を完了させ,2010年から制作,放映は2011年というから日本のドラマと比べると気の長い話。なお,制作の中心になっているのはヨン様ことぺ・ヨンジュン。遠峰一青はペ・ヨンジュンをモデルにしているということなので,おそらく一青役をするのでしょうね。
10回程度で終わってしまう日本のドラマと違い,韓国のドラマは50回くらいの長丁場で放映するものが多いようです。それだけに付け焼刃のドラマ作りではなく,腰をすえて取り組むのでしょう。
日本の神の雫は,かなり悲惨な視聴率を残しており,特に「パルメ」の回をピークとして,後半は作りが雑になっていたように感じました。ワインというテーマで一般受けするものを作るのが難しいことも感じましたが,もうちょっとちゃんと作っていればと思った部分もないではなく。
韓国ドラマ,妻は山ほど見ており,録画DVDも棚一杯ありますが,僕は何十回も見るのが面倒という理由でほとんど見ていません。神の雫が日本で放映するときには(いったいいつだろう?)ちょっと見てみたいと思います。
10回程度で終わってしまう日本のドラマと違い,韓国のドラマは50回くらいの長丁場で放映するものが多いようです。それだけに付け焼刃のドラマ作りではなく,腰をすえて取り組むのでしょう。
日本の神の雫は,かなり悲惨な視聴率を残しており,特に「パルメ」の回をピークとして,後半は作りが雑になっていたように感じました。ワインというテーマで一般受けするものを作るのが難しいことも感じましたが,もうちょっとちゃんと作っていればと思った部分もないではなく。
韓国ドラマ,妻は山ほど見ており,録画DVDも棚一杯ありますが,僕は何十回も見るのが面倒という理由でほとんど見ていません。神の雫が日本で放映するときには(いったいいつだろう?)ちょっと見てみたいと思います。
Decanter誌の記事によると2009年米国では50~100ドルのワインの売上は,これまでのところ25%ほど落ち込んでいるそうです。ナパの高級カベルネを作っているところは「悲鳴を上げる」(LAにあるAmazing Grapes Wine StoreのDan Isenhart氏)ところまで来ているとか。
一方で,5~10ドルのワインは大変な売上になっているということ。これまでもいくつかの報道で,ワインを飲む量は減っていないが価格は下がっていると書かれていますが,この記事もその路線をなぞっています。
僕としては,この影響でこれまで日本になかなか入ってこなかったワインが入ってきたり安くなったりすることを期待したいのですが,一方でリーズナブルな価格帯のワインはこれまで以上に日本に入りにくくなる恐れもあり,ちょっと心配でもあります。5~10ドルのワインというと日本では大体1000円台になるでしょうから,その価格帯のワインを扱っているところは,今後の動向に注意が必要かもしれません。
一方で,5~10ドルのワインは大変な売上になっているということ。これまでもいくつかの報道で,ワインを飲む量は減っていないが価格は下がっていると書かれていますが,この記事もその路線をなぞっています。
僕としては,この影響でこれまで日本になかなか入ってこなかったワインが入ってきたり安くなったりすることを期待したいのですが,一方でリーズナブルな価格帯のワインはこれまで以上に日本に入りにくくなる恐れもあり,ちょっと心配でもあります。5~10ドルのワインというと日本では大体1000円台になるでしょうから,その価格帯のワインを扱っているところは,今後の動向に注意が必要かもしれません。
Decanter誌の記事によると,Chateau Latour 2008の売り出し価格は110ユーロ(約1万4600円)。ネゴシアンの価格でおよそ130ユーロとなり,2007年の240ユーロから45%の値下げになる見込みだそうです。Latourは2008年のバレル・テイスティングでは最良のものの一つと見られており,今回の値下げは品質というよりも景気を考慮してのものでしょう。
カリフォルニアワインもこのあたりで値下げの英断に踏み切ってほしいものです。
【追記】Ch. Mouton 2008の売り出し価格は100ユーロ。2007年の半額,2006年から26%の低下だそうです。ボルドーは完全に値下げ基調ですね。
カリフォルニアワインもこのあたりで値下げの英断に踏み切ってほしいものです。
【追記】Ch. Mouton 2008の売り出し価格は100ユーロ。2007年の半額,2006年から26%の低下だそうです。ボルドーは完全に値下げ基調ですね。
いまやナパ・ヴァレーでリーズナブルなワインを探すのはかなり困難になってしまったようですが,「Napa Valley Wine Blog」でナパでコスト・パフォーマンスの高いワインを扱っているショップを紹介しています。
JV Wineはナパのダウンタウン,閉じてしまったCOPIAの隣にある店。Costcoなど大手チェーンで置いてあるようなワインを買うのでは割高になってしまいますが,ここではスタッフのお勧めとしてマイナーなワイナリのワインを紹介しており,それが面白いようです。
一方,CalistogaにあるThe Wine Garageは25ドルを超えるワインは置かないというポリシーを持つショップ。ナパだけでなくカリフォルニア全域のワインを扱っているのも特徴だそうです。
ナパに行くけどワイン高くてねえという方にはお勧めです。なお,記事にも書いてあるようにCostcoはワイン安いです。日本で会員になっているなら米国のショップでも買えるので,覗いてみることをお勧めします。ときとしてすごいワインが置いてあることもあります(Insigniaを80ドルくらいで買ったことも)。
それから,英語でコスト・パフォーマンスが高いワインはValue Wineと呼ぶことが多いです。good QPR(quality price ratio)などということもありますが,この言い方はちょっとマニアックかも。
JV Wineはナパのダウンタウン,閉じてしまったCOPIAの隣にある店。Costcoなど大手チェーンで置いてあるようなワインを買うのでは割高になってしまいますが,ここではスタッフのお勧めとしてマイナーなワイナリのワインを紹介しており,それが面白いようです。
一方,CalistogaにあるThe Wine Garageは25ドルを超えるワインは置かないというポリシーを持つショップ。ナパだけでなくカリフォルニア全域のワインを扱っているのも特徴だそうです。
ナパに行くけどワイン高くてねえという方にはお勧めです。なお,記事にも書いてあるようにCostcoはワイン安いです。日本で会員になっているなら米国のショップでも買えるので,覗いてみることをお勧めします。ときとしてすごいワインが置いてあることもあります(Insigniaを80ドルくらいで買ったことも)。
それから,英語でコスト・パフォーマンスが高いワインはValue Wineと呼ぶことが多いです。good QPR(quality price ratio)などということもありますが,この言い方はちょっとマニアックかも。
The Press Democratの記事によると,2008年の米国におけるワインの消費量は3億1700万ケースで過去最高。カリフォルニアの出荷も2%上昇して1億9630万ケースに達したそうです。
不況の影響は一見ないようですが,量が伸びているのは3ドル~6ドルのカテゴリーなど安ワインの領域がほとんど。例えばOak Leafというブランドの2ドルワインを売るWalmartの売上は34%伸びたということですが,レストランにおけるワインの売上は10%程度低下したと,ワイン専門の調査会社Gomberg, Fredrikson & AssociatesのFredrikson社長は分析しています。金融危機の影響でディストリビューターなどは在庫を抱えることを恐れて,在庫整理に走り,結果としてワイナリからの出荷は19%も下がったとのこと。
Mark WestやRock Rabbitなどのブランドを擁するPurple Wine CompanyのDerek Benham CEOは,これらの動きに動揺してワイナリが在庫処分に走ることに「今は賢明に思えるだろうが,後から振り返ったら軽はずみな行為に見えるかもしれない」と警鐘を鳴らしています。逆に金利が低くなっているのでワイナリによっては拡張の機会かもしれないとも言っています。
個人的には,在庫整理などで日本にもこれまで入ってこなかったワインが入荷したり値段が安くなったりする可能性があることは歓迎したい気持ちがあります。特に,高くなりすぎたナパのカベルネなどはこれを機会に価格の見直しをしてくれるのではないかと期待するところがあります。ただ,業界全体の健全な成長も必要なので,そのあたりは生暖かく見守りたいと思います。
不況の影響は一見ないようですが,量が伸びているのは3ドル~6ドルのカテゴリーなど安ワインの領域がほとんど。例えばOak Leafというブランドの2ドルワインを売るWalmartの売上は34%伸びたということですが,レストランにおけるワインの売上は10%程度低下したと,ワイン専門の調査会社Gomberg, Fredrikson & AssociatesのFredrikson社長は分析しています。金融危機の影響でディストリビューターなどは在庫を抱えることを恐れて,在庫整理に走り,結果としてワイナリからの出荷は19%も下がったとのこと。
Mark WestやRock Rabbitなどのブランドを擁するPurple Wine CompanyのDerek Benham CEOは,これらの動きに動揺してワイナリが在庫処分に走ることに「今は賢明に思えるだろうが,後から振り返ったら軽はずみな行為に見えるかもしれない」と警鐘を鳴らしています。逆に金利が低くなっているのでワイナリによっては拡張の機会かもしれないとも言っています。
個人的には,在庫整理などで日本にもこれまで入ってこなかったワインが入荷したり値段が安くなったりする可能性があることは歓迎したい気持ちがあります。特に,高くなりすぎたナパのカベルネなどはこれを機会に価格の見直しをしてくれるのではないかと期待するところがあります。ただ,業界全体の健全な成長も必要なので,そのあたりは生暖かく見守りたいと思います。
Tech Crunch日本語版にWine Library TVのGary VaynerchukがHarperStudioという出版社と10冊で数百万ドルの出版契約を結んだという記事が出ていました。
元ネタはWall Street Journal。Tech Crunchの英語版にはGary自らいくつかコメント(ビデオ・コメントを含む)を残しています。
Garyは既に「Gary Vaynerchuk's 101 Wines: Guaranteed to Inspire, Delight, and Bring Thunder to Your World」というワインの入門書を出していますが,HarperStudioから出版するのはビジネス書,特に自己啓発書的なものになるようです。最初に出るのは今年9月の「Crush It! Turn Your Passion into Profits in a Digital World」。
Gary Vaynerchukが最初に注目されたのは,もちろんビデオブログWine Library TVによるもの(ちなみに本ブログでは2007年2月22日にAmerican Blog Awardの記事で最初に紹介しています)ですが,最近ではTwitterを使ったコミュニケーションの成功例としても有名になっており,現在178,467人のフォロワーがいるというすごさです。
「You with a little bit of me are changing the wine world」というのは彼のお得意のせりふですが,本当にそれが実現しそうな勢いです。
個人的には,彼がParkerやSpectatorといった既存の権威の意味をなくすところまで影響力を高めるのか,それともそういったオーソリティがあってのオールタナティブなのかといったところが気になります。また,彼の影響が微風にもなっていない日本ではこれから何をすべきなのか,何ができるのかといったことも気になっています。
元ネタはWall Street Journal。Tech Crunchの英語版にはGary自らいくつかコメント(ビデオ・コメントを含む)を残しています。
Garyは既に「Gary Vaynerchuk's 101 Wines: Guaranteed to Inspire, Delight, and Bring Thunder to Your World」というワインの入門書を出していますが,HarperStudioから出版するのはビジネス書,特に自己啓発書的なものになるようです。最初に出るのは今年9月の「Crush It! Turn Your Passion into Profits in a Digital World」。
Gary Vaynerchukが最初に注目されたのは,もちろんビデオブログWine Library TVによるもの(ちなみに本ブログでは2007年2月22日にAmerican Blog Awardの記事で最初に紹介しています)ですが,最近ではTwitterを使ったコミュニケーションの成功例としても有名になっており,現在178,467人のフォロワーがいるというすごさです。
「You with a little bit of me are changing the wine world」というのは彼のお得意のせりふですが,本当にそれが実現しそうな勢いです。
個人的には,彼がParkerやSpectatorといった既存の権威の意味をなくすところまで影響力を高めるのか,それともそういったオーソリティがあってのオールタナティブなのかといったところが気になります。また,彼の影響が微風にもなっていない日本ではこれから何をすべきなのか,何ができるのかといったことも気になっています。
金曜日から二泊三日で箱根に行っていました。
初日はすばらしい好天。厚木あたりから富士山がよく見え,家族は既に興奮気味。次の日が天気が悪くなりそうだったので,この日は観光をすることにしました。
まず寄ったのが箱根湯本近く(最寄り駅は入生田)のパン屋「足柄麦神 麦師(あしがらばくしん むぎし)」。今回ホテルは食事なしなので朝食用のパンを買いこみます。ついでにクロワッサンを一つ,車に乗りながら食べてしまいましたが,かなり美味です。上の子が食べた,注文してからクリームを詰めるチョココルネもおいしそうでした。
国道一号を上がっていき,宮の下の三叉路を右に行って,次に行ったのがちょっと早めの昼食で「やまひこ鮨」。ここは昼の850円の海鮮丼が有名です。
確かにマグロだけで3切れくらい乗っており,ほかにも甘エビやタイ,しめ鯖,鰯など具はたっぷり。酢をちょっと強めに利かせて,比較的冷たい温度のすし飯もおいしいです。味噌汁150円加えても1000円は大変お得でした。
そこから向かったのが大涌谷。富士山の景色がすばらしいです。
煙の出ているところまで行くとかなりの硫黄臭さ。定番の温泉玉子を食べました。
その後は「箱根関所」に。下の子はつまらなかったようですが,資料館などなかなか見ごたえあって面白かったです。あとでけん玉を買って下の子の機嫌も直りました。
ホテルにチェックインしてしばらくホテルを探索。その後夕食は「活魚 佐藤水産」に。僕は「アクアパッツァテラス」に行きたかったのですが,子供達はこっちに来たら魚という思い込みがあるらしく。ここではタイの出汁を使った釜飯とワカサギのフライを食べました。釜飯はかなり美味。
初日はすばらしい好天。厚木あたりから富士山がよく見え,家族は既に興奮気味。次の日が天気が悪くなりそうだったので,この日は観光をすることにしました。
まず寄ったのが箱根湯本近く(最寄り駅は入生田)のパン屋「足柄麦神 麦師(あしがらばくしん むぎし)」。今回ホテルは食事なしなので朝食用のパンを買いこみます。ついでにクロワッサンを一つ,車に乗りながら食べてしまいましたが,かなり美味です。上の子が食べた,注文してからクリームを詰めるチョココルネもおいしそうでした。
国道一号を上がっていき,宮の下の三叉路を右に行って,次に行ったのがちょっと早めの昼食で「やまひこ鮨」。ここは昼の850円の海鮮丼が有名です。
確かにマグロだけで3切れくらい乗っており,ほかにも甘エビやタイ,しめ鯖,鰯など具はたっぷり。酢をちょっと強めに利かせて,比較的冷たい温度のすし飯もおいしいです。味噌汁150円加えても1000円は大変お得でした。
そこから向かったのが大涌谷。富士山の景色がすばらしいです。
煙の出ているところまで行くとかなりの硫黄臭さ。定番の温泉玉子を食べました。
その後は「箱根関所」に。下の子はつまらなかったようですが,資料館などなかなか見ごたえあって面白かったです。あとでけん玉を買って下の子の機嫌も直りました。
ホテルにチェックインしてしばらくホテルを探索。その後夕食は「活魚 佐藤水産」に。僕は「アクアパッツァテラス」に行きたかったのですが,子供達はこっちに来たら魚という思い込みがあるらしく。ここではタイの出汁を使った釜飯とワカサギのフライを食べました。釜飯はかなり美味。
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