米国で暮らしたときに驚いたことの一つが寄付金集め(fundraising)が実に頻繁に行われることでした。ラジオのCMなどでも頻繁にFundraisingが登場します。例えばオバマ大統領の就任で集めた寄付金だけでも5300万ドルというから驚きです。
当然,募金を集める方法もいろいろあるのですが,Crushpadがその一つに加わろうと新しいサービスを発表しています(Crushpad to Enable Thousands of Non-Profits to Profit in Difficult Economy)。
資金集めをしたいグループは,ワインを選び,ラベルをデザインし,それをオンラインで売ることで寄付金を募れます。このサービス専用のページもできています。いかにもアメリカらしいサービスですね。
【追記】既にこれを使って寄付金集めをしている学校があります(via: kanchan)。
当然,募金を集める方法もいろいろあるのですが,Crushpadがその一つに加わろうと新しいサービスを発表しています(Crushpad to Enable Thousands of Non-Profits to Profit in Difficult Economy)。
資金集めをしたいグループは,ワインを選び,ラベルをデザインし,それをオンラインで売ることで寄付金を募れます。このサービス専用のページもできています。いかにもアメリカらしいサービスですね。
【追記】既にこれを使って寄付金集めをしている学校があります(via: kanchan)。
VinographyのAlder Yarrow氏が不況でナパのカルト・カベルネが売れなくなっていそうだという話をTwitterでつぶやいています。
Garagisteというのはショップの名前ですが,高級カベルネで知られ,小売にはなかなか出回らないStaglinのオファーがあったとのこと。また,ちょうど先週末に開催されたFamily WinemakersのイベントにもStaglinが来ていたとのこと。通常150ドルを超えるような価格のカベルネを作っているところはFamily Winemakersには来ないのに,今回はたくさん見かけたとのことで,おそらく売上が相当落ち込んでいるのだろうと推測しています。
この10年のナパのカベルネの価格上昇は異常で,いくら地価などが高くなっているとはいっても,コストを吸収するというよりも値上げのための値上げがほとんどではないかと思っています。このあたりで思い切って値段を下げる努力がほしいと思うのですがどうなのでしょうか。
Garagisteというのはショップの名前ですが,高級カベルネで知られ,小売にはなかなか出回らないStaglinのオファーがあったとのこと。また,ちょうど先週末に開催されたFamily WinemakersのイベントにもStaglinが来ていたとのこと。通常150ドルを超えるような価格のカベルネを作っているところはFamily Winemakersには来ないのに,今回はたくさん見かけたとのことで,おそらく売上が相当落ち込んでいるのだろうと推測しています。
この10年のナパのカベルネの価格上昇は異常で,いくら地価などが高くなっているとはいっても,コストを吸収するというよりも値上げのための値上げがほとんどではないかと思っています。このあたりで思い切って値段を下げる努力がほしいと思うのですがどうなのでしょうか。
幻ワインの私市さんがブログに書いていた音楽家の喜多郎さんとのコラボレーションによるワインが「プティットメゾン・サイバーワインショップ」で発売されています。
2007年の幻のピノ・ノワールから喜多郎さんが選んだ樽のものだそうです。日本国内120本のみ流通。すべて上記ショップによる販売だそうです。喜多郎さんの自筆サイン入りです。
2007年の幻のピノ・ノワールから喜多郎さんが選んだ樽のものだそうです。日本国内120本のみ流通。すべて上記ショップによる販売だそうです。喜多郎さんの自筆サイン入りです。
日本では100年に一度の不況などといわれていますが,25ドル以上のワインは売れないと言われている今,高級ワインの産地であるナパ・ヴァレーに不況の影響が現れだしているようです。
Napa Valley’s Economic Woes as Harvest Approaches | Napa Valley Wine Blogによると,8月20日にWhitehall Laneのすぐ脇の畑に「カベルネ・ソヴィニョンのブドウ20トン売ります」という掲示が出ていたそうです。問い合わせてみたところ,昨年はV. Sattuiに1トン4100ドルで売れたものが,今年はまだ買い手が付いていないとのこと。畑の持ち主の話によると,こんなのは氷山のかけらだそうです。
さらに,元記事には畑売却のサインを発見した話も載っています。
かなり深刻な事態になっているようです。
Napa Valley’s Economic Woes as Harvest Approaches | Napa Valley Wine Blogによると,8月20日にWhitehall Laneのすぐ脇の畑に「カベルネ・ソヴィニョンのブドウ20トン売ります」という掲示が出ていたそうです。問い合わせてみたところ,昨年はV. Sattuiに1トン4100ドルで売れたものが,今年はまだ買い手が付いていないとのこと。畑の持ち主の話によると,こんなのは氷山のかけらだそうです。
さらに,元記事には畑売却のサインを発見した話も載っています。
かなり深刻な事態になっているようです。
ソノマの有名ワインメーカーGary Farrellが,自身の名の付いたワイナリから離れたのが2006年のこと。そのときに表明していたPinot Noirのワイナリがいよいよワインを発売するそうです。
ワイナリの名前はAlysian(アリシアン)。
Press Democratには結構詳しいインタビューが載っていましたが,Gary Farrellとしては元々小ロットのピノを作りたいという希望があり,Gary Farrell Wineryはそのための財政的基盤を作る材料,すなわち売却も予定の一つだったそうです。ただ,Gary Farrell Wineryともつながっていくつもりだったのが,売却後のAllied Domecqの方向性と合わなかったことが予想より早くワイナリを離れることにつながったとのこと。
Alysianのワインについての情報はまだほとんどありませんが,PinotFileには詳しい記事が載っているようです。Prince of PinotことPinotFileのRusty Gaffney氏はTwitteで「Alysian Floodgate Pinot Noir 07 - you need this wine in your cellar - awesome. 」と書いています。
このほか,The GrapevineによるTNとCellarTrackerにおけるレビューがあったのでリンクしておきます。ちなみに公式なリリース日は9月1日だそうです。
ワイナリの名前はAlysian(アリシアン)。
Press Democratには結構詳しいインタビューが載っていましたが,Gary Farrellとしては元々小ロットのピノを作りたいという希望があり,Gary Farrell Wineryはそのための財政的基盤を作る材料,すなわち売却も予定の一つだったそうです。ただ,Gary Farrell Wineryともつながっていくつもりだったのが,売却後のAllied Domecqの方向性と合わなかったことが予想より早くワイナリを離れることにつながったとのこと。
Alysianのワインについての情報はまだほとんどありませんが,PinotFileには詳しい記事が載っているようです。Prince of PinotことPinotFileのRusty Gaffney氏はTwitteで「Alysian Floodgate Pinot Noir 07 - you need this wine in your cellar - awesome. 」と書いています。
このほか,The GrapevineによるTNとCellarTrackerにおけるレビューがあったのでリンクしておきます。ちなみに公式なリリース日は9月1日だそうです。
Crushpadが自宅でカベルネのブレンドができるキット「Fusebox」を販売していますが(過去記事),現在80ドルのこのキットを今週水曜日(米国太平洋時間=PDTの午前10時)に50キット限定で1ドルで販売します。開始時間はカウントダウンのページを参照のこと。
また,プロモーションコードはTwitterで公開されるようです。
また,プロモーションコードはTwitterで公開されるようです。
Wine Library TVのGary VaynerchukがCNNで10分間のインタビューに登場しています。Conan O'Brianなど過去のテレビ出演はワインに関するものがほとんどでしたが,今回はTwitterなどのメディアをどうビジネスに結びつけるかという話が中心で,ワインについてはほとんど語っていません。
彼の話のポイントはインタラクティブであること。一方通行でないコミュニケーションを人は求めていて,そこでビジネスが始まるとしています。ユーザーの話を聞き,コミュニケートすること。それはあらゆるビジネスのベースでもあるわけですが,そのためにTwitterなどの新しいツールを使うことで速度や伝わる範囲がこれまでの何百倍も何千倍にもなり,ビジネス・チャンスもそれだけ広がるのだろうと思いました。
彼の話のポイントはインタラクティブであること。一方通行でないコミュニケーションを人は求めていて,そこでビジネスが始まるとしています。ユーザーの話を聞き,コミュニケートすること。それはあらゆるビジネスのベースでもあるわけですが,そのためにTwitterなどの新しいツールを使うことで速度や伝わる範囲がこれまでの何百倍も何千倍にもなり,ビジネス・チャンスもそれだけ広がるのだろうと思いました。