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Date: 2009/1025 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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サンタ・バーバラのSanta Ynez Valley内に新しいAVAが認められました。名前は「Happy Canyon」。

225ヘクタール(556エーカー)というのは,AVAの中でもかなり小さな方。例えばナパのStags Leap Districtは2700エーカーですから,ここの5倍近くあります。

ここはSanta Ynez Valleyの東端にあたり,この地域では珍しくボルドー系の品種に向いています。日本に入ってきているものではスターレーンがあります。
Date: 2009/1024 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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以前から噂されていたAmazon.comのワイン販売,なんと中止になったらしいと各所で報じられています。さすがのAmazonもワイン流通の法律の壁の前に敗れたというところでしょうか。
Date: 2009/1020 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Crushpadがまた新しいマーケティングを行っています。今度は企業のギフト向けのパッケージです。

ワインはSanta Lucia Highlandsの2008年のPinot Noir(25ドル),あるいはそれと2007年のRussian River Valleyのローヌ・ブレンドの白ワインとのセット(40ドル)。いずれもギフトボックス付きです。

ギフトとして使いたい人は,数(最低60本)を指定。ラベルをデザインして,送付先リストをCrushpadに渡します。そうするとホリデーシーズンに間に合うように送ってくれるとのこと。カードを同封することもできます。

注文は11月11日まで。

ところで,これを伝えるメールのタイトルは「Stop! Don't send those nuts!」というもの。米国では企業ギフトでナッツを送るのが一般的ということなのでしょうか。ちょっと面白く感じました。
Date: 2009/1017 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Twitter創業者のBiz StoneとEvan WilliamsがCrushpadでチャリティ向けのワインを作っています。名前はFledgling Wine。1本20ドルのワインのうち5ドルが寄贈されます。

寄贈先はRoom to Readという,発展途上国での教育を推進するプロジェクト。学校を作ったり,図書館を作るなどの活動をしています。2010年までに500万人の子供の読み書き能力を向上させる計画で,そのために1万のライブラリと900万冊の本を提供する予定。

ワインはピノとシャルドネの二つ。ピノはAmber RidgeやSLHのDoctor's Vineyardなどのブレンドです。普通だったら40ドル以上のワインになるとのこと。

プロジェクトの紹介ビデオと収穫風景のビデオを貼っておきます。



Date: 2009/1015 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ワイン界の重鎮であるマイケル・ブロードベントがジェファーソン・ボトルをめぐる書籍の中で不当に貶められたとしてランダムハウスを提訴したのが7月(マイケル・ブロードベントが「ジェファーソン・ボトル」で提訴)。このほど,同社との和解が成立したそうです。ランダムハウスはマイケル・ブロードベントに謝罪するとともに,賠償金を支払ったとのこと。ブロードベント側としては,実質勝利をもぎとった格好です。

裁判で,より真実が明らかになることを望んだ人もいるかも,とちょっとだけ思いました。


Date: 2009/1009 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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X JapanのYoshikiがRobert Mondavi長男のMichael Mondaviと作ったワインが発売されるそうです。カベルネ・ソヴィニョンとシャルドネで,どちらも1200ケース(1万4400本)のみ。もちろん日本限定発売。

この世界はよく分かりませんが,X Japanのファンは何万人といるでしょうから,案外すぐに売り切れてしまうのかもしれません。

Michael MondaviがMというワインを作っているためか,このワインの名前はY。五線譜にyの字が乗ったデザインです。

このサイトを見ている人にX Japanのファンは少なそうですが,ファンの子にプレゼントしたりすると株が上がるかもしれませんよ,とだれとはなく。

Date: 2009/1008 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Library TVでおなじみのGary Vaynuerchukが,今度はワインの特売を始めました。「Cinderella Wine - Ridiculously low prices for 24 hours only.」というのがサイトの名前。真夜中から1日1種類のワインだけを販売します。例えば10月7日の特売はこれ。

Cinderella Wine

イタリアのバローロでAldo Conterno Barolo Granbussia Riserva 2000(アルド・コンテルノ バローロ グランブッシア リゼルヴァ)。定価299.98ドル,Wine Libraryにおける特価が178.98ドル。Wine Searcherでの最低価格が190.60ドルのところを98.88ドルと,最低価格のほぼ半額,定価の1/3で売るのですからびっくりです。

ちなみに楽天で探すとこれ。Wine-Searcherの価格に近いところですから,日本のショップにしてはまあまあ安いほうでしょう。


残念ながら日本には送ってくれませんが,この価格であればSHIP2Uなどを使っても,割安になりそうです。

Cinderella Wineに興味がある方はまずはTwitterでフォローしてみてはいかがでしょう。
Date: 2009/1005 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Rutherfordで起きた太陽電池パネルの盗難について,3人の容疑者が捕まったそうです。おりしも,どうやって太陽電池の盗難を防ぐかという会議の最中にシェリフからの報告が届いたということで,またとないタイミングだったとか。

ところで気になったのが次の一節。
"He also noted that the crooks have been using the Internet to find locations of the expensive panels, then consulting GoogleEarth for detailed layouts."
Wines & Vines - Wine Industry News Headlines - Three Solar Thieves Nabbed in Napa

容疑者たちは太陽電池パネルがどこにあるのかを調べるためにGoogle Earthを使っていたそうです。日本で昨年Google Mapsのストリート・ビューが問題になったとき,盗難に使われる恐れがあるのでは,という話がありましたが,サービスは違うとはいえ,実際にこういったサービスを窃盗犯人が使っていることが判明したわけです。