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Date: 2012/1229 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ナパのワイン価格が高騰したため、レストランなどでは売りにくい値段になってしまったことがWine Advocate誌のAntonio Galloniの記事で触れられています。そこで注目が高まりそうなのが、これら「カルト」的ワインのセカンドワイン。折しもScreaming Eagleもセカンドワイン「Second Flight」を満を持して投入する構えです。

Galloniは以下のワインを「Super-Seconds」の中のベストとして挙げています。

Araujo Altagracia
Blankiet Prince of Hearts
Bryant DB 4
Dominus Napanook
Futo OV
Harlan Estate The Maiden
Screaming Eagle Second Flight

ただ、個人的にはこれらブランド物のセカンドワインよりも、実質重視のファーストワインの方がそそられます。

というわけで、Galloniがオススメする100ドル以下のナパのカベルネも挙げておきましょう。

Anderson’s Conn Valley
Beringer
Chappellet Signature
Corison
David Arthur
Drinkward Peschon
Kapcsandy Endre
Karen Culler/La Palette
Dunn
Kelly Fleming
Forman
Larkmead
Lail Blueprint
Cliff Lede
Nickel & Nickel Kelham
Joseph Phelps
O’Shaughnessy
Pierson Meyer
Priest Ranch
Ridge (Santa Cruz Mountains)
Rivers-Marie
Shafer One Point Five
Snowden
Philip Togni

日本では1万円超えてしまうものが多いですが、よく探せば掘り出し物も見つかるはずですよ。
Date: 2012/1229 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Advocate誌の204号によると、Screaming Eagleがついにセカンドワインを投入するようです。名前は「Second Flight」。セカンドとはいえワイナリ価格で225ドルという高価なワインですが、ワイナリ価格で900ドル近く、市場価格では数千ドルにもなるScreaming Eagleと比べれば、大分優しい価格です。

また、90%近くをCabernet Sauvignonで構成するScreaming Eagleと異なり、こちらはCabernet Sauvignonは5割~6割残りはMerlot主体でヴィンテージによってはCabernet Francも加わります。

今回は一挙に2006年から2009年までのテイスティング結果が掲載されています。レイティングだけ見ると2006、2007ねんが94点で2008年が92点、2009年が93点となっています。
Date: 2012/1229 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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カリフォルニアのレビュワがAntonio Galloniに代わってから2回めのナパ特集を含むWine Advocate誌の204号が発行されました。ナパのワインは、この秋にリリースが始まった2010年のものが中心です。100点が付いたワインは2007年のScreaming EagleとDana Estateの2010 Cabernet Saivignon Lotus Vineyardの2本。うち2007年のScreaming Eagleは既に2年前にパーカーが100点を付けていたワインです。

100点ワインの本数だけ見るとやや少ないですが、2010年のワインの質が低いというよりも、Galloniの方がやや点が辛めなのかな、という印象です。

というのはGalloniの総括では2010年のナパは2007年(このヴィンテージではパーカーは14本の100点を付けています)以来の素晴らしいヴィンテージだとべた褒めしているのです。涼しく長い生育期間で全体的に素晴らしいワインになっているとのことです。ただ、やや気温が低すぎて、山麓の畑で作られるいわゆる山カベは、ちょっと熟し足りないといったケースもあるようで、どちらかというと谷カベの年と言えそうです。

一方で2011年は、ここ数十年で一番難しい年だとのこと。気温が低かった上に雨が多く、ナパでは珍しくカビの被害が広がりました。そのため収量もかなり少なくなっています。2011年は谷カベよりも、霧の影響が少ない山カベの方がコンディション的にはいいとのことです。なお、2012年は収量も品質も良かったことから、2011年のワインに2012年のものをブレンドする生産者も結構出てくるのではないかとGalloniは見ています。

総括以外のトピックについては別の記事に書きます。
Date: 2012/1227 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ソノマのサンタ・ローサの新聞Press Democratが2013年の注目ワイナリという記事を出しています(Wineries to watch in 2013 | PressDemocrat.com)。地域柄、ソノマのワイナリが大勢を占めます。

Arista Winery:2002年創立なので新しいワイナリではありませんが、2012年にはMartinelli家から1880年に植えられたZinfandelなどがあるMartinelli Roadの畑を購入。畑のマネージャーには著名なUlises Valdezを据え、2013年からはワインメーカーとしてMarcassinにいたMatt Courtneyを迎えます。

Buena Vista Winery:カリフォルニア最古のワイナリとして知られていますが、Gina Galloの夫であるJean-Charles Boissetが買収して大きく手を入れています。古き日を偲んで甘口のCream Sherryやスパークリング・ワインなどを投入する予定です。

Lost & Found Winery:2012年に初めてワイン(ピノ・ノワール)をリリースした新しいワイナリですが、既にフレンチ・ランドリーやメドウッド、ゲイリー・ダンコといった超一流レストランに納入されています。ソノマのForestvilleにあるThe Farmhouse Innを経営するBartolomei家が1990年台に植えた畑のブドウを使い、マスターソムリエのMegan Glaabがワインを作っています。

Masut Vineyard and Winery:Fetzerというとワイナリの名前として知られていますが、実はFetzer家は1992年にワイナリを売却、その後はオーガニックの畑を作っていました。2009年に満を持してワイン作りを開始。ピノ・ノワールを作っています。

Reuling Vineyard:AubertやPeter Michaelがブドウを使っていることで知られている畑ですが、自社でのワイン作りをいよいよ始めました。ピノ・ノワールとピノ・ノワールのロゼが最初のワインになります。2014年にはシャルドネも出す予定とか。

Sheldon Wines:Anderson Valleyでローヌ系の品種を中心に作るワイナリです。

Small Vines Wines:ブドウの樹を密植して、収量を抑えることをコンセプトにしたワイナリ。日本にも入っています。先日ピノ・ノワールを飲みましたが、エレガントかつ芳醇。非常に高品質です。個人的にも要チェックのワイナリの1つです。
Date: 2012/1224 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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The Drink Business誌でワイン業界における最もパワフルな女性50選という記事をやっています。なかなか面白いのですが、50人全部見るのは大変なのでトップ10のみ紹介しましょう(Top 50 most powerful women in wine: 10-1)。

10. LAURA JEWELL MW(49歳)
「MW」とついているのはワイン業界最高の資格であるMaster of Wineを取っているということです。Master of Wineは全世界で297人しかいませんから、それだけでもすごいことです。

この人は英国最大のスーパーマーケットチェーンTescoのワインバイヤーであり、Wine and Spirits Education Trustの会長もしています。このトラスト43年の歴史で初めての女性会長とのこと。

スーパーマーケットがこれだけワインに力を入れているというのは、日本と比べるとうらやましいことです。

9: CORINNE MENTZELOPOULOS(58歳)
1980年からChâteau Margauxのトップを務めている女性です。マルゴーの品質向上にも大きな貢献をしています。

8. JUDY LEISSNER(35歳)
中国のワイナリGraceを2002年に若干24歳にして父から引き継いだ人です。Graceは年間20万ケースほどのワインを作っており、フラグシップの赤ワインはDeep Blueといいます。

中国のワインがこれだけ上位に評価されているということ、日本にいると分かりませんが、世界の目は明らかに日本より中国に向いています。

7. DEBRA MEIBURG MW(51歳)
カリフォルニア生まれですが、香港に長いこと住んでおり、2008年にアジア在住で初めてMaster of Wineになりました。同年、Cathay Pacific Hong Kong International Wine & Spirit Competitionを立ち上げています。

6. DANIÈLE RICARD(73歳)
2012年8月に世界第2の飲料メーカーPernod Ricardの会長に就任した人です。同社は父Paulが1932年に作ったもので、前野会長は兄のPatrickでした。

同社のブランドとして有名なのはシャンパーニュのMummとPerrier-Jouet、オーストラリアのJacob's Creekなど。最近ではNBAスターだった姚明のワインを米国で作ったことがニュースになっています(当ブログでも紹介しました)。

5. LALOU BIZE-LEROY(80歳)
説明不要ですね。ブルゴーニュのルロワの当主です。

4. BARONESS PHILIPPINE DE ROTHSCHILD(79歳)
この方も説明不要でしょう。ボルドーのシャトー・ムートンのトップであり、Opus Oneを含む様々な傘下のワイナリを見ています。

3. ANNETTE ALVAREZ-PETERS(50歳)
米国に本社を持つ会員制倉庫型卸売小売チェーンCostco(コスコ、日本ではコストコ)のワインバイヤーです。ワインだけで年間10億ドルもの売上を誇り、米国の小売で5番め、フランスワインの米国インポーターとしてはトップです。今年は、ワインは「ただの飲み物」であり「トイレットペーパーと変わらない」という発言をして話題になりました(当ブログでも紹介しています)。

2. JANCIS ROBINSON MW(62歳)
説明不要でしょうね。イギリスのワイン評論家として知られているジャンシス・ロビンソンです。昨年は自身のサイトのライターとして米国のブロガーAlder Yarrowを採用して話題になりました(当ブログでも紹介しています)。

1. GINA GALLO(45歳)
この人も言わずと知れた、と言っていいでしょうか。世界最大のワイン会社Galloのチーフワインメーカーです。創設者のErnestとJulioはそれぞれ大叔父、祖父にあたるGallo家の逸材です。米国ではGalloの広告塔としても活躍しているので、Wine Spectatorなどの雑誌を読む人には馴染みの顔でしょう。2009年にはフランス第3のワイン会社Boissetの御曹司Jean-Charles Boissetと結婚しました(当ブログでも紹介しています)。

総括すると、意外と米国女性が少なく、アジアやスーパーのワインバイヤーといったところが上位にランクされているのが印象に残りました。
Date: 2012/1222 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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リーデル社のブログに「最も幅広く、様々な赤ワインに対応できるグラスとは?!」という記事が載っていました。

リーデルのグラスは、各ブドウ品種用にわかれています。最も人気があるVinumシリーズの場合、赤ワイン用で7種、白ワイン用で6種、スパークリング用で2種、加えてタンブラーと全部で16種類ものグラスがあります。

もちろん、全部使い分けられるとベストなのでしょうが、これだけ置く場所があるなんていう人はめったにいないでしょう。どうしても1つのグラスを使いまわすことになってしまいます。そういう意味ではこの記事、とても興味深いところです。

記事では、11月に大阪で行われたセミナーの内容を紹介しています。ここではVinum XLというスケールの大きなワイン向けに作られたグラス3種を使ってテイスティングの実験をしています。

CabPinotSyrah

グラスは左からカベルネ・ソヴィニョン用、ピノ・ノワール用、シラー用となっており、それぞれでこの3種のワインを味わいました。

結果としてはシラーのグラスが一番多くのワインに対応したそうです。
ゲオルグ・リーデルによると「赤ワイン用ブドウ品種が1000品種あるとしたら、そのうち995品種は、このシラー・グラスで対応が可能なのです!!」とのこと。


一方、カベルネのグラスは
「赤ワイングラスとしての先入観が強く持たれているけれど、実はトラブルメーカーだ」

という説明があったそうです。

実は、うちの赤ワイン用グラスはVinumのボルドー(カベルネ・ソヴィニョン用)しか現在ありません。先日それであるシラーを飲んだのですが、若干期待値よりも味わいが低く感じてしまったのです。もしかしたらグラスのせいだったのかもしれません。このシラー用のグラス、かなり気になります(ちょっと高いのが玉に瑕です)。
Date: 2012/1221 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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YouTubeで再生回数トップとなり、世界中でパロディの動画が作られている韓国の歌手PSYの大ヒット曲「カンナム・スタイル」。ソノマの人気ワイナリJordanのスタッフがパロディ動画を作りました。

みんなノリノリですね。アメリカ人のこういうところは大好きです。Jordanに行きたくなります。
Date: 2012/1214 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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麻布十番のカリフォルニア・ワイン専門レストランとして名を馳せたCalifornia Wine Garden(CWG)が閉店のが今年の7月。そして12月12日に新サイトがオープンしました。

今度はレストランではなくオンラインショップとカリフォルニア・ワイン紀行のページ。オンラインショップでは自社輸入や自社ブランドのワインを中心に扱っています。

メルマガを登録するとキャンペーン情報やカリフォルニアワインの最新情報などが送られて来ます。

この機会にどうぞ。
Date: 2012/1213 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ロバート・パーカーが主宰するニューズレターWine Advocate誌に大きな変化が起きています。まず、シンガポールベースの投資家3人から資本参加を得ること。第2に、編集長業務をシンガポール在住のLisa Perrotti-Brownに委ねること、合わせてシンガポールオフィスを開設すること。第3にレビュアを、これまでのフリー・ライターとしての契約から社員としての契約に切り替えること。第4に掲示板に広告を導入すること。

これについてはパーカー引退の布石ではないかという見方もあるようですが、本人の弁によると、むしろワイン評論に専念するためと思われます。

外部資本はワイン業界ではなく、オンライン読者へのPDF機能の提供といった、開発費を捻出することが主な目的のようです。

また、編集長の交代はパーカーが自身のテイスティングにより時間を割くためと、アジアの重視という2点を睨んでいるようです。今後はカバーエリアとして中国なども検討されているとのこと。アジアのワイン業界における日本の地位はますます下がっていきそうです。

レビュアの社員化は、昨年起きた収賄疑惑のような事態に対応するため、責任やルールを明確にすることを意識しているようです。

Wine Advocate誌は、今でもワインの資料として、個人的にも一番利用しており、今後にも期待しています。今回の変化が「終わりの始まり」ではなく「始まりの始まり」であるように、と思っています。
Date: 2012/1209 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine.comの年間トップ100が発表されました。ここのランキングがほかと異なるのは、純粋にWine.com上の売上(1月~11月)だけで決まること。Wine Spectatorの「X Factor」のような評論家による不透明な要素は入っていません(Wine.com 100)。

上位のワインを見ると、相変わらずカベルネ・ソヴィニョンの強さが目立ちます。1位のColumbia Crestはコスト・パフォーマンスがむちゃくちゃ高いワインばかりですから、納得のいくところ。

2位にカヴァ、4位にヴーヴ・クリコと泡モノもがんばっています。ヴーヴ・クリコの49.99ドルで4位というのは高額ワインの中で、もっとも支持されていると言っていいでしょう。

10位にSilver Oak、16位にCaymusとナパの高額カベルネ・ソヴィニョンが上位に入っています。米国でのSilver Oak人気は落ちていないようですね。

他の品種では3位にSeghesioのSonoma Zinfandelがランクイン。Seghesioは今やソノマのジンファンデルではトップブランドになったと言ってもいいでしょう。ここも期待を裏切らないワインばかりなので理解できます。
Date: 2012/1207 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Enthusiast誌が2012年のトップ100ワインを発表しました(Top 100 Wines 2012 - Wine Enthusiast Buying Guide)。

1位は
Riglos 2009 Gran Corte Las Divas Vineyard Red (Tupungato)
アルゼンチンのワインです。50ドルで99点という評価。

カリフォルニアで一番上位だったのは
Failla 2010 Estate Vineyard Chardonnay (Sonoma Coast)
44ドルで99点という評価で3位に入りました。
5位には
Merry Edwards 2009 Klopp Ranch Pinot Noir (Russian River Valley)
が。これは57ドルで98点という評価。

順位の付け方がいまいち分からない評価ではありますが、参考にはなると思います。
Date: 2012/1206 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Hawk Wakawaka Wine Reviewというブログに、ソノマのMauriston家に取材に行った話が載っています(The History of Dry Creek Valley, Lake Sonoma, and Rockpile: Meeting the Mauritson Family | Hawk Wakawaka Wine Reviews)。

Mauriston家はMauritson Winesというワイナリを経営しており、ソノマのAlexander Valley、Dry Creek Valley、Rockpile、Chalk Hillに多数の自社畑を所有しています。

記事ではLake Sonomaなどで撮った昔の家族写真が載っており、なかなか興味深いものでした。
Date: 2012/1205 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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SFクロニクル紙が2012年の年間トップ100ワインを発表しました(Introduction - SFGate)。赤はカベルネ+メルロー、ピノ・ノワール、ローヌ系、ジンファンデルその他の4分野、白がシャルドネ、ソヴィニョン・ブランその他、ロゼ、スパークリングの計8分野からなります。このほか、おまけで「30ドル以下のワインのコーナー」があります。


記事では、ライターのJon Bonnéが「今がアメリカのワインを飲む一番いい時期だ」と書いています。確かに、これまでよりも多様なワインが選ばれているような感じを受けました。

例えばピノ・ノワールでは21本中6本がオレゴン、カリフォルニアのAnderson Valleyから4本と、冷涼な地域のワインが多く選ばれていたり、シラーではワシントン州やSierra Foothillsといった地域のワインが入っていたり、カベルネ/メルローでナパのワインは半分弱にとどまっていたり、などいろいろな地域のワインが選ばれています。

いくつか気になったワインをピックアップしておきます。
2009 Hess Collection Allomi Napa Valley Cabernet Sauvignon ($28, 14.4%)
ヘスの安価なワインです。
2009 Kapcsandy Family State Lane Vineyard Estate Cuvee Yountville Cabernet Sauvignon ($135, 13.1%)
キャプサンディの話は先日書きました
2009 Ridge Monte Bello Santa Cruz Mountains Red ($150, 13.5%)
いまさら説明不要なワインが、あえて選ばれているというのに凄みを感じます。「今まで飲んだカリフォルニアワインの中でベストの1つ」と
2010 Seghesio Home Ranch Alexander Valley Zinfandel ($38, 14.8%)
セゲシオのホーム・ランチ、いいですね
2010 Ghostwriter Santa Cruz County Pinot Noir ($30, 13.5%)
全然知らないワイナリです。安いですね。Santa Cruzは一番気になる地域です
2010 Stoller JV Estate Dundee Hills Pinot Noir ($25, 13.2%)
オレゴンのピノ、安いですね
2010 Sandler Connell Vineyard Bennett Valley Syrah ($20, 11.6%)
August Westのエド・カーツマンさんのワインです
2011 Spottswoode Sonoma-Napa Counties Sauvignon Blanc ($36, 14.1%)
これも有名過ぎるワインですが、それでもなお選ばれているというのは美味しすぎるということでしょう
2011 Turley Napa Valley White Zinfandel ($19, 11.2%)
Turleyがホワイト・ジンファンデル作っているとは知らなかったです
2010 Varner Spring Ridge Vineyard Home Block Santa Cruz Mountains Chardonnay ($44, 13.4%)
Varner(Neely/Foxglove)のワインはやはり注目です。安ワインコーナーでもFoxgloveが選ばれていました
Date: 2012/1201 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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12月2日0時から12月4日午前2時までの50時間、楽天スーパーSALEが開催されます。ワインでこれようのセールになるものは、それほど多くないと思いますが、ポイントはたくさん入りますので、どうせ買うのであればこのときに合わせて買うのがお得でしょう。

まずはポイントを貯めるため、事前エントリーしておくことをお薦めします。これやっておかないとポイントの倍付けがないですからね。

ちなみに柳屋では恒例のアウトレット市が始まっているので、狙い目の1つになりそうです。

それから、エノテカは最大170本入るドメティック社のワインセラーを半額で販売(1つ限り)。これは日曜日の21時30分スタートです。


置く場所は限定されるでしょうけれど、ワインセラーとしては最高級品の1つですから、これは安いです。

1000円台で買えるAu Bon Climatも要注目です。
Date: 2012/1201 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ワインとマラソンというと有名なのはフランスのボルドーで開かれるメドックマラソンですが、ナパでもNapa Valley Marathonが毎年3月に開かれています(Napa Valley Marathon)。2013年は35回目。3月3日の開催です。

メドックマラソンのようにブドウの実がなっている時期の開催でないのは残念ですが、そろそろブドウも芽吹き始めるいい季節です。

コースはカリストガからナパまでSilverado Trailを降りていきます。スタートとゴールの標高差が約100mあるので、ゆるやかな下り坂が中心になります。

Silverado TrailですからShaferやらStag's Leap Wine Cellarsなどの横を走るわけですね。気持ちいいでしょうねえ。

なお、優勝者にはエッチトボトルのワインと、体重分のワインがもらえるそうです。いつか走ってみたいですね。

なお、サンタ・バーバラでもマラソンがありますが、こちらは海沿いが中心のコース。ブドウ畑のある地域は通らないようです。こちらは9月の開催。
Date: 2012/1201 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Napa Valley Vintnersは11月29日、「The Economic Impact of Napa County’s Wine and Grapes」というレポートを発表しました。調査を行ったのはStonebridge Researchの創設者であるBarbara Insel(ST. HELENA, Calif.: Economic Impact of Napa’s Wine Industry More Than $13 Billion to Napa County | Business Wire | Rock Hill Herald Online)。

それによると、ナパ郡のワイン生産額は年間133億ドル。日本円にして1兆円以上という大きな産業です。ちなみに日本国内の産業で見ると、ゲーム市場が5000億円、映画が6000億円。ナパだけでこれらの倍くらいあるわけです。

このほか、フルタイムの雇用が4万6000人。旅行業界が10億ドル。ナパの栽培者によるチャリティへの貢献が8400万ドルなど、地域経済に大きく貢献していることが分かります。

ほかの地域の数字も知りたいところですね。