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Date: 2016/0727 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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ヴァーナー スリー・ブロックス ピノ・ノワール
ナパツアーの後、ピノをあまり飲まなかった反動か、ついピノに手を出してしまいます。このときも、こんないいワインを飲むつもりじゃなかったのですが、つい魔が差して開けてしまいました。

写真でもわかるかと思いますが、最初に注いで驚いたのが、その濁りっぷりです。色も一見カベルネのようにも見えます。フィルターを使っていないからなのかと思いますが、この濁りは最後まで続きました。

しかし飲んでみると、味はまごうことなきピノ。それもとても蠱惑的な。

色は濃いですが、味は重くなく、適度な酸味があってスルスルと飲めてしまいます。ピノの表現にシラー系とか薄旨系とかありますが、あえて言うならこれは旨旨系。上品なエキスがたっぷり詰まっています。

若干低めの温度で飲んだ方が、美味しく感じられて変化も楽しめるかも。

このワイン、買ったときは6000円台でしたが、安すぎますね。

サンタ・クルーズ・マウンテンズのピノとしてはヴァーナー(ニーリー)とリース(Rhys)が双璧だと思いますが、価格を考慮に入れたら、これがダントツでしょう。

なお、何回も書いていますが、わかりにくいので念のため説明しておきます。ヴァーナー(Varner)とニーリー(Neely)は同じワイナリー。単一畑のシャルドネとピノ・ノワールを4種類ずつ作っていますが、ピノ・ノワールはその中の単一ブロックを使った3種がニーリーで、それらをブレンドしたのがヴァーナー。シャルドネは単一ブロック3種がヴァーナーでブレンドがニーリー。いずれも評価はブレンド物が高いです。

なお、最近サンタ・バーバラのブドウを使ったワインを追加しています。また、フォックスグローブは購入したブドウから作る下位ラベル。シャルドネとカベルネ、ジンファンデルがあります。










Date: 2016/0722 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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Cep Pinot Noir
米国で買ってきたワインです。実は買ったときは気づいていなかったのですが、Peay(ペイ)のセカンドラベルでした。

ジャミーな方向に行かない、けど味わいのしっかりしたピノ・ノワールでした。ただ、ペイの面影を感じるかどうかというと、正直よくわからず。

ソノマ・コーストらしいピノ・ノワールで20ドル台の価格で買えるものとしては、なかなかいいのではないでしょうか。