先日「ナパのワイナリーが「有機栽培」や「ビオディナミ」といった言葉を避ける理由」という記事を掲載しましたが、これと呼応するかのように、有機栽培のワインは実際に美味しいのだという記事が出ていました(It's Official – Organic California Wines Taste Better)。

これは、Wine Advocate、Wine Spectator、Wine Enthusiatの3媒体のワイン・レイティングからオーガニックなワインとそうでないもののレイティングを比べたもの。トータルで7万4000本ものワインのレイティングを調べています。オーガニックやビオディナミのワインはわずか1.1%しかありません(オーガニックの認定を受けている畑は2%の満たないので、この数字は当然のものです)。

これで、比較したところ、同じような地域やヴィンテージのワインと比べて、有機栽培のものの方が平均4点近く高い点数をとっているといいます。明らかに有機栽培の方がいい結果です。