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ナパに新ワイナリ Wine Spectator Online | Daily Wine News | $25 Million Nickel & Nickel Winery Opens in Napa

Nickel ＆ Nickelがナパに新しいワイナリをオープン。予約制でツアーやテイスティングも受け付けるようになりました。2500万ドルという巨額をかけた新しいワイナリの見かけは以外に質素。わざと古ぼけて見えるようにしているそうです。Nickel & NickelというとFar Nienteのグループで，必ずしもイメージはよくないのですが，うまくいくのでしょうか。
posted by Andy at 7/30/2003

 
ピアス氏病対策などに3700万ドル Sonoma Index-Tribune

ひところと比べてニュースにあまり出なくなったピアス氏病ですが，もちろん解決したわけではなくて，苗木の検査などさまざまな努力でもって広がるのを防いでいるというところです。今回の資金も大半が検査の費用などに回るようです。早く根本的な解決策が見つかるといいのですが。

なお，来週月曜日までは更新できません。よろしくぅ。
posted by Andy at 7/22/2003

 
巡り巡って Wine Spectator Online | Daily Wine News | Martin Ray Wines Get a New Home in Sonoma

Martin Ray WineryがSonomaのMartini ＆ Pratiのワイナリを買い取ってそこに落ち着いたという話です。Martin Rayワイナリの名前になっているMartin Rayという人はもともとSanta Cruz Mountainsに住んでおり，今のVilla Mt. Edenを作った人です。かなり変わった人だったそうですが，今Sonomaで名前が残っているのが何か不思議です。
posted by Andy at 7/18/2003

 
コルク代替の新物 Zork steals show at wine expo. 16/07/2003. ABC News Online

コルク汚染の話は何回か取り上げていますが，現状脱コルクの先進国と言えばオーストラリアとニュージーランド。特にスクリューキャップが急激に伸びています。そのオーストラリアのワイン展示会で注目を集めたのがこのZorkという新しいコルクの代替方法です。

プラスチック・ベースで栓をしなおすことができるようですが，写真などがないのでよくわかりません。数年で3億個売ると豪語しているそうです。
もしかしてダークホース？
posted by Andy at 7/17/2003

 
アリゾナにもワイナリ Callaghan Vineyards, a southern Arizona vineyard

アリゾナ州といえば，灼熱の地というイメージがあります（49ermaniaさんが詳しいはず）。例えば最大の都市Phoenixは，この季節最高気温は40°C以上が当たり前。最低気温ですら30°C近い日が続きます。そんなアリゾナのしかもメキシコとの国境に近い地域にアリゾナのワイン・カントリーがあります。標高5000フィートと高く，年間平均気温も79°F（24°Cくらい）とPhoenixと比べて大分涼しくなっています。

この地域の中でも，Robert Parkerが高く評価しているのがCallaghan Vineyardsです。実際1993年のChardonnayの94点を筆頭に，多くのワインが88点以上の点数を得ています。ちょっと興味あります。
posted by Andy at 7/15/2003

 
金持ちの道楽？ Wine Spectator Online | Daily Wine News | From Baywatch to Winemaking -- Malibu Shows Another Side

MalibuというとLA近くのサーフィンで有名なところですがMalibu Canyonという山側の地域でワインが作られ始めているという話。地域がら，不動産開発などお金持ちが始めたワイナリばかりのようです。Rosenthal-The Malibu Estate，Jussila Vineyard，Semler Malibu Estate Wines/Saddlerock Vineyardsの三つのワイナリがあります。気候的にはワイン作りに向いていそうですが，Moragaのように化けるのでしょうか。

posted by Andy at 7/14/2003

 
David Bruceのテイスティング・ルーム The Medium is not the message at David Bruce Winery

San Francisco Chronicleから，David Bruceのワイナリ訪問記です。簡単に言うと，ワインはおいしいが，テイスティング・ルームはざわざわし過ぎ，でもスタッフはがんばっている，といったところ。まあ，その点は昔と同じですね。私が行ったときとは建物が変わっているはずなんだけど，どうなんだろう。着席のテイスティングもやるような話をしていたはずですが…
posted by Andy at 7/11/2003

 
久々の気になるワイン Sea Smoke - World-Class Pinot Noir

注目のSanta BarbaraはSanta Rita Hillsからまた新星が登場しました。Wine Spectator誌にも取り上げられているそうですが，未見です。登ることもできないような急坂に畑を切り開いて作ったとか。ワインメーカーはKris Curranという女性。無名ですがSanfordのワインメーカーであるBruno D'alfonso氏がアドバイスをしているそうです。気になる値段は25ドルからとお徳感ありです。

posted by Andy at 7/10/2003

 
Del Dottoの悪評判 NapaNews.com | County hesitant to approve new winery

Del Dottoは1990年代半ばに設立された比較的新しいワイナリで，Wine Spectator誌などで高い評価を得ているようです。そこが新しく建築しようとしているワイナリ（この場合，醸造設備やテイスティング・ルームなど，設備を指しています）の承認がなかなか得られないという話です。記事によると，これまでこのワイナリ，数々の規則違反をしてきたということ。新しいワイナリでも承認前からイベントの告知などをしており，近隣の住人から顰蹙をかっているとか。

オーナーのDel Dotto氏は前職のインフォマーシャル（有益な情報を伴うコマーシャル）でも誤解を与えるような表現を使ったなどで訴えられ，95年に破産宣告に追い込まれたそうです。

結構とんでもない人物かも。
posted by Andy at 7/9/2003

 
かっこいいバッグbuilt_NY_byobag_wine_satchel

今回はぜひ上のリンクを開いてご覧ください。右のバッグは皮製でボトル最大6本入ります。価格は400ドル以上。
左のバッグはウェットスーツの素材でできており最大2本入り。値段は約15ドル。
BYO（bring your own，レストランなどにワインを持ち込むこと）バッグという名前がついています。
posted by Andy at 7/8/2003

 
Napaもまだまだ捨てたもんじゃない Wine Spectator | Web Features | Tasting Room Matters

Wine SpectatorでMatt Kramerが書いているコラムです。彼がNapaのいくつかのワイナリのテイスティング・ルームを訪れた経験を書いています。Duckhornなど，著名なワイナリでは今ひとつ（よくあることですが）だったのが，Casa Nuestraというワイナリで，得がたい経験をしたそうです。思わず16ドルのChenin Blancを2ケース買い込んだとか。

Napaというと，巨大なワイナリやカルトワインばかりが話題になりますが，知られざる「お宝」はまだあると思います。

記事の最後にMiner Familyでグラスがよかったという話が載ってますが，これも然り。せっかくのワインだもの，できるだけいいグラスでテイスティングしてもらっていい印象をもってほしいというのは，本来当然あるべき姿であると思います。
posted by Andy at 7/7/2003

 
Tokalonは誰のもの？ Schrader allowed to sell wine with historic vineyard name

ちょっと古いニュースですが，Robert Mondavi WineryがSchrader Cellarsを訴えていた件で判決が出ました。Schrader CellarsといえばColginのAnn Colginの元夫ですが，昨年“Beckstoffer Original Tokalon Vinyeard”と銘打ったワインを出しました。これを“To-Kalon”の商標を持つMondaviが訴えたのです。

結論としてはSchraderは今後もこの名前を使い続けられることになりました。

話はややこしいのですが，Tokalonという名前は19世紀のHamilton Crabbという人が作った畑に起因しています。Andy Beckstofferが現在そのうちの89エーカーを所有しています。Mondaviが持っているのは359エーカーだそうなのですが，現在のTo-Kalonは525エーカーつまり，オリジナルの部分以外にも広がっていることになります。
posted by Andy at 7/2/2003