Thanksgiving Dayは米国ではクリスマスと並ぶ大事な祝日。お店やレストランも大方閉まってしまうため，旅行者にとっては危険な日でもあります。一方，その翌日からは休日を楽しむ人が街に繰り出す日。セールもねらい目ですが，ワイナリもねらい目。Sonomaでは23回目となるホリデー・オープン・ハウスが開かれます。
イベントの内容はワイナリによりますが，BR CohnやChateau St. Jeanといった有名人気ワイナリや，小規模で質の高いワインを作るMayo Family，超ユニークなオーナーで一度は行ってみたいKazなど，ワイナリは盛りだくさんです。行って損することはないでしょう。
"23rd Annual Holiday Open House Toast the Holiday Season in the Wine Country! Dates: November 24, 2006 — November 25, 2006 Time: 11 AM - 4:30 PM Cost: $20.00 per person"
Heart of Sonoma Valley Wineries
イベントの内容はワイナリによりますが，BR CohnやChateau St. Jeanといった有名人気ワイナリや，小規模で質の高いワインを作るMayo Family，超ユニークなオーナーで一度は行ってみたいKazなど，ワイナリは盛りだくさんです。行って損することはないでしょう。
Russian River ValleyのPinot Noirイベント「Pinot on the River」が今週27～29日に開かれます。内容は盛りだくさんですが，なんといってもメインは日曜日のGrand Tastingでしょう。Kosta Browneなど人気ワイナリが大集結です。
場所はここ
PinotもいいけどZinもいいよね，って人はHealdsburgで開かれる「Meet the Growers: Jack Florence of Rockpile Road
Vineyard, Rockpile」に注目。昨年のWine Spectator誌Wine of the Yearで注目を集めたRosenblumのRockpile Road。その畑の持ち主と会えます。場所はRosenblumのテイスティング・ルーム。
ちなみに日本では27日にウエスティンホテル東京でカリフォルニアワイン グランド・テイスティングが。ひまだったら顔を出したいのですが，昨今の状況では無理そう。
"Sunday Grand Tasting Advance Ticket Sales End Thursday- Buy Now!"
Pinot on the River - Russian River Valley 2006
場所はここ
PinotもいいけどZinもいいよね，って人はHealdsburgで開かれる「Meet the Growers: Jack Florence of Rockpile Road
Vineyard, Rockpile」に注目。昨年のWine Spectator誌Wine of the Yearで注目を集めたRosenblumのRockpile Road。その畑の持ち主と会えます。場所はRosenblumのテイスティング・ルーム。
ちなみに日本では27日にウエスティンホテル東京でカリフォルニアワイン グランド・テイスティングが。ひまだったら顔を出したいのですが，昨今の状況では無理そう。
ちょっと時期はずれなのですが，面白かったので紹介。SonomaにRoshamboというワイナリがあります。Roshamboというのは西海岸のスラングでじゃんけんのこと。じゃんけんは一般にはRock, Paper, Scissors（RPS）と呼ばれているそうです。このワイナリで毎年6月にじゃんけんトーナメントが開かれます。優勝賞金は1000ドル！ 腕に自信がある人は参加されてはいかがでしょうか（^^）。
2006年の大会にはCBSも取材に来ており，ニュース番組で約5分にわたって取り上げられています。こちらが映像。
ちなみに現オーナーのNaomi Brilliantのお母さんはKimieさんという日本人。子供のころ日本に住んでいて，じゃんけんに慣れ親しんでいたのがワイナリ名の由来だそうです。従業員はほとんどタトゥーをしていたりと，かなりユニークなワイナリです。
"Honeymooner wins biggest U.S. Rock, Paper, Scissors Tournament at Roshambo Winery"
Roshambo Winery
2006年の大会にはCBSも取材に来ており，ニュース番組で約5分にわたって取り上げられています。こちらが映像。
ちなみに現オーナーのNaomi Brilliantのお母さんはKimieさんという日本人。子供のころ日本に住んでいて，じゃんけんに慣れ親しんでいたのがワイナリ名の由来だそうです。従業員はほとんどタトゥーをしていたりと，かなりユニークなワイナリです。
昨年に引き続き，今年も9月がカリフォルニアワインの月としてアーノルド・シュワルツネッガー知事が宣言しています。収穫シーズンでもあり，多くのイベントが企画されています。例えば9月1，2日にはソノマ・ヴァレーでオープン・ハウスやオークションなどが盛りだくさんです。出かけるときはイベント・チェックをしてから行きましょう。
"As our annual harvest season gets underway, wineries throughout the state
are hosting fun events and offering special discounts to help
you enjoy our California wines, fresh and delicious cuisine,
unique attractions and spectacular scenery."
California Wine Month - Home
先週末，サンフランシスコでPinot NoirのイベントPinot Daysが開かれました。Pinot Noirの数あるイベントの中でもカリフォルニアのピノに関してはこれが最大規模。このために渡米したtakuyaさんが詳細なリポートを書かれています。
また，英語のブログではVinographyに秀逸なリポートが掲載されています。筆者はピノの値段が上がっていることを指摘。試飲したワインの中でコスト-パフォーマンスに優れたものを特別に掲載しています。
このほか，VinographyやParkerの掲示板で評価が高かったのはCalera Jensen 02。Ed Kurzmanのワインも総じて高い評価でした。
"6/25、今回の旅行の目的であるPinot Daysへ参加して来ました．昨年から始まったこのイベント、去年は参加ワイナリも少なかったそうですが、今年は140もの参加がありなかなか盛大なイベントとなっていました．"
Pinot Days (1) 追記 I Love Calwine!/ウェブリブログ
また，英語のブログではVinographyに秀逸なリポートが掲載されています。筆者はピノの値段が上がっていることを指摘。試飲したワインの中でコスト-パフォーマンスに優れたものを特別に掲載しています。
TOP VALUES:
2004 Calera Wine Company Central Coast. Score: 9. Cost: $22.
2004 Windy Oaks Estate "Estate Cuvee" Santa Cruz Mountains. Score: 9. Cost: $22.
2004 Hitching Post Wines "Cork Dancer". Score: 8.5/9. Cost: $26.
2004 Costa de Oro Winery Estate "Gold Coast Vyd," Santa Maria Valley. Score: 8.5/9. Cost: $24.
2004 Tudor Wines "Radog". Score: 8.5/9. Cost: $22.
2004 Aubin Cellars "Verve," Sonoma Coast. Score: 8.5. Cost: $24.
このほか，VinographyやParkerの掲示板で評価が高かったのはCalera Jensen 02。Ed Kurzmanのワインも総じて高い評価でした。
Woodbridgeの本拠地であり，Mondaviファミリーがワイン作りを始めた原点といえばLodi（ロウダイ）。この辺りのブドウではZinfandelが主役であり，コスト・パフォーマンスに優れたZinが数多く作られています。
そのLodiのワイン祭りZinfestが5月19～21日に開かれます。メインは土曜日（20日）のZinFest Wine Festival。21日にはワイナリのオープン・ハウスが開催されます。
ナパのように観光客が多いところではないので，行けば歓待されるのではないでしょうか。
"The 2nd annual Lodi ZinFest - Wine, Food and Fun at the Lake to be held at beautiful Lodi Lake Park May 19 - 21, 2006. Lodi Zinfest showcases the wines and wineries of Lodi Wine Country."
Lodi ZinFest
そのLodiのワイン祭りZinfestが5月19～21日に開かれます。メインは土曜日（20日）のZinFest Wine Festival。21日にはワイナリのオープン・ハウスが開催されます。
ナパのように観光客が多いところではないので，行けば歓待されるのではないでしょうか。
カリフォルニアのワインが名だたるフランス・ワインをブラインド・テイスティングで破って一躍その名を轟かせたのが1976年6月7日のパリ・テイスティングでした。それから30年，パリ・テイスティングを再現するイベントが米英で同時開催されます。
英国はWaddesdon Manorという歴史的建造物で，米国はNapaのCOPIAが部隊です。カリフォルニアからはChateau Montelenaをはじめ，Joseph PhelpsのInsigniaやMount Eden Vineyard，Stag's Leap Wine Cellarsなどが参加します。
参加費は200ドルとやや高いですが，もしかしたら歴史的瞬間に立ち会えるかも。なお「The Judgment of Paris: California vs. France and the Historic 1976 Paris Tasting That Revolutionized Wine」の著者のサイン会も付いています。
"The Tasting that Changed the Wine World: The Judgment of Paris 30th Anniversary"
The Tasting that Changed the Wine World: The Judgment of Paris 30th Anniversary | COPIA.org
英国はWaddesdon Manorという歴史的建造物で，米国はNapaのCOPIAが部隊です。カリフォルニアからはChateau Montelenaをはじめ，Joseph PhelpsのInsigniaやMount Eden Vineyard，Stag's Leap Wine Cellarsなどが参加します。
参加費は200ドルとやや高いですが，もしかしたら歴史的瞬間に立ち会えるかも。なお「The Judgment of Paris: California vs. France and the Historic 1976 Paris Tasting That Revolutionized Wine」の著者のサイン会も付いています。
ピノのオークションとして世界的に有名なのはブルゴーニュで11月に開かれるオスピス・ドゥ・ボーヌ。これに倣って，5月19～21日にソノマで「Hospices of Sonoma」が開かれます。
場所はGreen ValleyのGoldridgepinotのようです。
参加費は，金曜日に開かれるワインメーカー・ディナーが275ドル，土曜日のオークションが75ドル，日曜日のランチが175ドル。全部参加するなら400ドルです。
Sonoma Coast，RRV，Green Valleyの35のワイナリが参加します。Flowers，Gary Farrel，Joseph Swan，Iron Horse，Patz&Hall，Paul Hobbsといった有名ワイナリや，Freeman，Kosta Browne，Radio-Coteauなど新興の人気ワイナリなど充実の顔ぶれ。"The Hospices of Sonoma is an entirely unique Pinot Noir event, modeled after the world-renowned Hospices de Beaune auction."
Welcome to Hospices of Sonoma
場所はGreen ValleyのGoldridgepinotのようです。
参加費は，金曜日に開かれるワインメーカー・ディナーが275ドル，土曜日のオークションが75ドル，日曜日のランチが175ドル。全部参加するなら400ドルです。
第19回目となる「April in Carneros」が今週末，カーネロスの17ワイナリで開かれます。チケットの事前購入は不要。最初のワイナリで25ドル払ってテイスティング・グラスを購入するだけです。
有名どころのワイナリとしてはEtude，Schug，Cline，Viansaが参加しています。個人的に結構好きなRichardsonなんかも出ています。この春，ワインカントリーに行ってみようと思っている人にとっては格好のイベントではないでしょうか。
"THE 19th ANNUAL - APRIL IN CARNEROS
APRIL 22 & 23 10 am to 4pm"
Hospitality de los Carneros -- Events
有名どころのワイナリとしてはEtude，Schug，Cline，Viansaが参加しています。個人的に結構好きなRichardsonなんかも出ています。この春，ワインカントリーに行ってみようと思っている人にとっては格好のイベントではないでしょうか。
来る2006年5月2日，Paso Roblesの38軒のワイナリがサンフランシスコのCrushpadで試飲会を開きます。業界向けが中心ですが，夕方5時半～7時半はコンシューマ向けです。
チケットは40ドル。Webサイトから予約してください。
"CONSUMER TASTING Wine and Food Tasting: 5:30 - 7:30 p.m. This is your chance to experience Paso Robles Wine Country in San Francisco. Meet the producers and taste wines from 38 Paso Robles wineries while sampling an array of foods. Purchase your $40 ticket in advance at www.pasowine.com."
Paso Robles Winemakers Host First San Francisco Tasting on May 2; Event at Crushpad Also Features Live Reality TV Show Casting Call
チケットは40ドル。Webサイトから予約してください。
LA Timesにピノのイベントがたくさん出てきた話が書いてありました。それによるとシャルドネファンは「がぶ飲み」して，カベルネファンはワインを「収集」するのに対し，ピノファンはワイン作りの深遠に触れている喜びを感じているのだそうです。
そんな「御託」も面白いのですが，確かに5年くらい前と比べてピノの地位向上は目覚しいものがあります。僕がカリフォルニアにいたころは，「ピノが好き」といってもほとんど相手にされないような状況でしたから。
肝心のイベントの話ですが，記事に挙げられている中でSFベイエリアやソノマで開催されるものをこれからの開催順に書いておきます。
"Pinot Noir lovers aren't like other wine enthusiasts. Chardonnay lovers might quaff, Cab cultists might collect, but tossing around the latest thinking about esoteric winemaking practices is what rocks the Pinot sphere. The thin line between hobby and obsession? Pinot lovers joke that they cross it with their first good glass of Pinot."
Got Pinot? Well, throw a festival! - Los Angeles Times
そんな「御託」も面白いのですが，確かに5年くらい前と比べてピノの地位向上は目覚しいものがあります。僕がカリフォルニアにいたころは，「ピノが好き」といってもほとんど相手にされないような状況でしたから。
肝心のイベントの話ですが，記事に挙げられている中でSFベイエリアやソノマで開催されるものをこれからの開催順に書いておきます。
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ナパの表通りHighway29と平行して走るSilverado Trail。牧歌的な雰囲気でありながらStags Leap地区の名だたるワイナリやZD，Mummなど高品質なワインを作るワイナリなどを回るのにいい道です。この道沿いのワイナリが作る「Silverado Trail Wineries Association」が3月11，12日の週末にイベントを開きます。
イベントに参加する12ワイナリではバレル・サンプルや特別割引，食事とのマッチングなどの特典が受けられます。参加費は二日間で30ドル。日曜日だけなら20ドル。
参加ワイナリの一覧を見てたら「On ThEdge」なる名前のワイナリが。これって今世間を騒がしている会社の昔の名前と同じじゃない，と妙に受けてしまいました。資本関係は多分ありません（笑）。
"MUSTARD SEASON'S
SILVER PASS WEEKEND
MARCH 11 & 12, 2006"
Silverado Trail Wineries Association - Napa Valley Event Listings & Napa Valley News.
イベントに参加する12ワイナリではバレル・サンプルや特別割引，食事とのマッチングなどの特典が受けられます。参加費は二日間で30ドル。日曜日だけなら20ドル。
参加ワイナリの一覧を見てたら「On ThEdge」なる名前のワイナリが。これって今世間を騒がしている会社の昔の名前と同じじゃない，と妙に受けてしまいました。資本関係は多分ありません（笑）。
サンタ・バーバラで最も有名なワイン・ショップといえばWine Cask。単に品揃えがいいというだけでありません。Au Bon Climatをはじめとしたサンタ・バーバラ地域のワイナリに強く支持されており，地元への影響力も抜群。さらにSanta Barbaraのスポークス・パーソン的役割も果たしています。そのWine Caskで，重要なイベントが開かれます。
ちなみに，ここのオーナーとWassy'sの鷲谷さんの対談が最新号のワイナートに出ていました。
このイベントは，早い話がSanta Barbaraでこれから出てくるワインが一通り飲めるというもの。Wine Spectator誌なども，このイベントをSanta Barbaraのワイン評価に使っています。入場料50ドルですが，その価値は十分にあるでしょう。"Wine Cask Santa Barbara County Wine Futures 2006 Saturday, March 11, 2006 Saturday, April 22, 2006 12pm-3pm"
Events: Wine Cask
ちなみに，ここのオーナーとWassy'sの鷲谷さんの対談が最新号のワイナートに出ていました。
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