「神の雫」のドラマ,視聴率で大分苦戦しているようで,打ち切りなんていう噂もありましたがどうなるのでしょうか? 僕はやっと先週の分まで見ました。
「みやび」役の子もだんだん見慣れてきましたし(好きじゃないですが),遠峰一青役の田辺誠一さんは怪演に磨きがかかって,思わず笑ってしまうほど。いやあ,これだけでも見る価値があるってもんです。どれくらい異常かは,ドラマでその部分だけ書いているブログがありましたので,ご参考に。もし一回目だけ見てやめちゃった人がいたらもったいないので,見たほうがいいです。そしてワイン会で遠峰一青の真似をして「おぉぉぉぉおおおおおお」と吼えましょう。引かれること間違い無しです。
まあ,ワインに興味ない人にとっては全然面白くないというか訳が分からないドラマだと思うので,視聴率が上がらないのはやむを得ないだろうなと思います。視聴率5%といっても20人に一人が見ていると考えたら,ワイン市場と比べてかなりの大きさとも言えます。実際
ということで販売面では大きな影響がでているとか。カリフォルニアワインは全く出てこないのが私としてはちょっとさびしいような,ほっとするような。
コミックではシャトー・パルメが登場するのは以下のあたり。
「みやび」役の子もだんだん見慣れてきましたし(好きじゃないですが),遠峰一青役の田辺誠一さんは怪演に磨きがかかって,思わず笑ってしまうほど。いやあ,これだけでも見る価値があるってもんです。どれくらい異常かは,ドラマでその部分だけ書いているブログがありましたので,ご参考に。もし一回目だけ見てやめちゃった人がいたらもったいないので,見たほうがいいです。そしてワイン会で遠峰一青の真似をして「おぉぉぉぉおおおおおお」と吼えましょう。引かれること間違い無しです。
まあ,ワインに興味ない人にとっては全然面白くないというか訳が分からないドラマだと思うので,視聴率が上がらないのはやむを得ないだろうなと思います。視聴率5%といっても20人に一人が見ていると考えたら,ワイン市場と比べてかなりの大きさとも言えます。実際
"作品に登場したワインの売れ行きは急増。通販サイト「楽天市場」のあるワイン販売店舗では、コート・デュ・ローヌの在庫300本が、放送中の30分で売り切れた。"
日テレ系 「神の雫」からワイン熱
ということで販売面では大きな影響がでているとか。カリフォルニアワインは全く出てこないのが私としてはちょっとさびしいような,ほっとするような。
コミックではシャトー・パルメが登場するのは以下のあたり。
カリフォルニアワインのインポーターとして有名な中川ワイン販売の創設者である中川一三氏が,ダイナース・クラブ・カードの会員誌「Signiture」で連載していたエッセイを中心にまとめた本です。
野菜アレルギーで野菜を全く食べられなかったという中川氏が遊学先で言語学の権威である駒井明氏から受けたアドバイスが「それならば,ワインをお飲みなさい」とのこと。それをきっかけにワインを飲み始めたというのがとてもユニークです。さらに駒井氏の教え子からは「ワインを知るには,ひとつの銘柄のワインを最低十ケースは飲むことだ」と教わり,一つのワインを最低10ケース買っていったというからすごいものです。それだけ財力があったということでもあるのでしょうけど。
この氏をして「私が最も好きで,なおかつ世界的にも最高と評価できるワイン」は何かというと「カリフォルニア産のピノ・ノワールである」というのだから,カリフォルニアワイン・マニアでない人が読む本としてはびっくりするようなことが書いてあります。
ただ,登場するワインは,古酒など一部のストックものを除けば,やはり中川が輸入しているものばかりであり,ピノの話は割と前半で収束してしまうのは,物書きのプロでないだけにしょうがないところでしょう。
といったことを割り引かなければいけないとしても,でてくるワインはかなりマニアック。WesMarやNarsai,Georgeなどがフルページのカラーででてくる本なんてほかには考えられません。カリフォルニアワイン・ファンならば持っておくべきでしょう。
なお,後半に収録されている著者へのインタビューでは,著者が開催するワイン会に来た有名人の話が,こんなに書いてしまっていいのだろうかと心配になるくらい載っています。これも必見かも。
また,このインタビューの最後には「飲みたくても飲めない。買いたくても買えない。ここにカリフォルニア・ワインの大きな問題があります。これを何とか変えていく努力を,私は微力だけれども試みていきたいと思います」とあります。その努力,期待しています。まずはインポーターの仕切りの価格を下げていただくのが…
野菜アレルギーで野菜を全く食べられなかったという中川氏が遊学先で言語学の権威である駒井明氏から受けたアドバイスが「それならば,ワインをお飲みなさい」とのこと。それをきっかけにワインを飲み始めたというのがとてもユニークです。さらに駒井氏の教え子からは「ワインを知るには,ひとつの銘柄のワインを最低十ケースは飲むことだ」と教わり,一つのワインを最低10ケース買っていったというからすごいものです。それだけ財力があったということでもあるのでしょうけど。
この氏をして「私が最も好きで,なおかつ世界的にも最高と評価できるワイン」は何かというと「カリフォルニア産のピノ・ノワールである」というのだから,カリフォルニアワイン・マニアでない人が読む本としてはびっくりするようなことが書いてあります。
ただ,登場するワインは,古酒など一部のストックものを除けば,やはり中川が輸入しているものばかりであり,ピノの話は割と前半で収束してしまうのは,物書きのプロでないだけにしょうがないところでしょう。
といったことを割り引かなければいけないとしても,でてくるワインはかなりマニアック。WesMarやNarsai,Georgeなどがフルページのカラーででてくる本なんてほかには考えられません。カリフォルニアワイン・ファンならば持っておくべきでしょう。
なお,後半に収録されている著者へのインタビューでは,著者が開催するワイン会に来た有名人の話が,こんなに書いてしまっていいのだろうかと心配になるくらい載っています。これも必見かも。
また,このインタビューの最後には「飲みたくても飲めない。買いたくても買えない。ここにカリフォルニア・ワインの大きな問題があります。これを何とか変えていく努力を,私は微力だけれども試みていきたいと思います」とあります。その努力,期待しています。まずはインポーターの仕切りの価格を下げていただくのが…