7月から10月ころまでの週末のHighway 29はなんといっても交通渋滞が悩みの種。予約していたワイナリに行けないなんてことも起こらないとも限りません。少しでも交通渋滞を避けてワイナリ見学できればそれに越したことがないというのが人情でしょう。ということで,Napa Valley Wine Blogに載っていたAvoid the Napa Valley Tourist Crowd, Two Hidden Wineries to Considerという記事を紹介します。
ここで紹介されているのはHavensとElyseという二つのワイナリ。下の地図で言うと赤いマーカーで記したところにあります。
場所はYountvilleの南(市で言えばNapa)。青いマーカーで示したところがDomaine Chandonの入り口ですが,ナパ方面から北上する場合,Washington St.の側道に出て,Highway 29の下をくぐり,ワイントレインの線路を越えてすぐ左折(右側がDomaine Chandon)します。これがSolano Ave.でHighway 29に沿って走っており,これが渋滞を避けるポイントになっています。目指すワイナリはHoffman Lnを右折してちょっと行ったところで,ちょうど向かい合わせになっています。
地図にはこのほか,Solano Ave.をさらに南下していけるLaird Family Estate(黄色いマーカー),自転車で回るためのYountvilleにあるレンタル自転車屋(自転車印のマーカー)を示しています。
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ここで紹介されているのはHavensとElyseという二つのワイナリ。下の地図で言うと赤いマーカーで記したところにあります。
場所はYountvilleの南(市で言えばNapa)。青いマーカーで示したところがDomaine Chandonの入り口ですが,ナパ方面から北上する場合,Washington St.の側道に出て,Highway 29の下をくぐり,ワイントレインの線路を越えてすぐ左折(右側がDomaine Chandon)します。これがSolano Ave.でHighway 29に沿って走っており,これが渋滞を避けるポイントになっています。目指すワイナリはHoffman Lnを右折してちょっと行ったところで,ちょうど向かい合わせになっています。
地図にはこのほか,Solano Ave.をさらに南下していけるLaird Family Estate(黄色いマーカー),自転車で回るためのYountvilleにあるレンタル自転車屋(自転車印のマーカー)を示しています。
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SFクロニクル紙に「S.F. becomes the new Wine Country」という記事が出ていました。サンフランシスコがいまやワイナリのホームとしても無視出来なくなっているという話です。
このブログの読者にとってはなじみのあるAugust WestのEd Kurtzmanも数年前にDorman Ave.にワイナリを開設しており,彼がワインメーカーになったRoar(Santa Lucia HighlandsのGary Franscioniのワイナリ)のワインも今はそこで作っているとのことです。Santa Lucia HighlandsよりもSFの方がワイナリの許可が得やすい(実際4ヶ月で許可が得られたそうです)というのがその理由の一つだとか。
Santa BarbaraのBrian Loringのもとで修行していたAndrew VingielloのA. P. Vinも今はSFにあります。彼の本業であるファイナンシャル・トレーダーの業務が滞ってしまうのを防ぐためだそうです。
サンフランシスコなんてワイン作りにいいの? と思う向きもあるでしょうけど,例えばAnderson ValleyとChaloneからブドウを購入しているHarringtonにとってはちょうど中間地点にあるというメリットがあるし,何よりサンフランシスコの夏の涼しさは「世界中でワイン作りにこれ以上はない気候」(York CreekのFritz Maytag氏)だそうです。
ワイナリだけでなく,テイスティング・ルームもいくつかあります。SF観光プランの一つとしてワイナリめぐりが追加されるのも遠い将来ではないかもしれません。
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このブログの読者にとってはなじみのあるAugust WestのEd Kurtzmanも数年前にDorman Ave.にワイナリを開設しており,彼がワインメーカーになったRoar(Santa Lucia HighlandsのGary Franscioniのワイナリ)のワインも今はそこで作っているとのことです。Santa Lucia HighlandsよりもSFの方がワイナリの許可が得やすい(実際4ヶ月で許可が得られたそうです)というのがその理由の一つだとか。
Santa BarbaraのBrian Loringのもとで修行していたAndrew VingielloのA. P. Vinも今はSFにあります。彼の本業であるファイナンシャル・トレーダーの業務が滞ってしまうのを防ぐためだそうです。
サンフランシスコなんてワイン作りにいいの? と思う向きもあるでしょうけど,例えばAnderson ValleyとChaloneからブドウを購入しているHarringtonにとってはちょうど中間地点にあるというメリットがあるし,何よりサンフランシスコの夏の涼しさは「世界中でワイン作りにこれ以上はない気候」(York CreekのFritz Maytag氏)だそうです。
ワイナリだけでなく,テイスティング・ルームもいくつかあります。SF観光プランの一つとしてワイナリめぐりが追加されるのも遠い将来ではないかもしれません。
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Napa Valley Wine Blogにナパで景色がよくてピクニックできるワイナリという記事が出ていました。取り上げられているのはDiamond Oaks,Rutherford Hill,William Hill,Robert Sinskeyの四つのワイナリ。この中で行ったことがあるのはRobert Sinskeyだけですが,全般にSilverado Hillの東斜面のワイナリはちょっと高台になっていて景色がいいと思います。
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ナパ・ヴァレー・ワイン・トレインについて,じきじきのコメントもいただきましたので補足というか,紹介させていただきます。
ナパ・ヴァレー・ワイン・トレインはナパとセント・ヘレナ間を往復する観光用の列車です。ランチ・タイムとディナー・タイムにそれぞれ1往復ずつ走ります。神の雫のところで書いたように,オプショナル・ツアーを除くと途中で下車はできません。遊覧船のようなものだと思ってください。また,すべて要予約です。
走っている時間は往復で約3時間ですが,実際には4時間程度の時間が必要です。具体的にはランチの場合10時半チェック・イン,駅でのワインテイスティングがあって列車の出発は11時半,戻ってくるのは2時半です。ディナーの場合5時半にチェック・イン,6時半に列車が出発し,9時半に帰ります。
車両は3種類あり,ドーム式の屋根を持つVista Domeがランチ124ドル,ディナー129ドルから。神の雫で遠峰一青とローランが乗っていたのはこの車両です。次に,Gourmetコースがランチ94ドル,ディナー99ドルから。Gourmetコースでは食事の席とラウンジの席があり,往路に食事を取るコースと復路に食事を取るコースがあります。最後に,食事別・エアコンなしのSilverado Carが運賃49.50ドルから。
このほかにワイン・テイスティング専用の車両があり,400種のワインから試飲ができます。
ワイナリ・ツアーとセットになったコースもあります。ランチのみで,Gourmetコースの往路で食事を取って復路でワイナリに寄る形になると思います。Ambassador Winery Tour(184ドルから)はRaymondとZDに寄り,バスでナパに戻ります。このコースでは神の雫で言及されたStags Leap地域も通過します。ナパに戻るのは4時半。ほぼ1日がかりのツアーになります。次にDomaine Chandonに寄るコースはナパに戻るのが3時半。Grgich Hillsに寄るコースだけは,ワイン・トレインに戻ってくるので終了時間は同じです。
また,ランチのコースの場合,サンフランシスコから車の運転なしで参加することも可能です(詳しくはこちら)。SFのフェリーターミナルを8時10分に出てVallejoまでフェリーで行きます。そこからシャトル・サービス(要予約)でWine Trainの駅に行きます。フェリーが片道13ドル(1日券で24ドル),シャトルが片道15ドルかかります。
ワイン・トレインは景色が大事なのでディナーで乗っても意味がないと思うかもしれませんが,夏場は8時ころまで明るいので往路の間は十分に景色が楽しめると思います。僕だったらGourmetコースで復路に食事を取るような形で楽しみたいと思います。また,ディナーの列車の時間は,ほかのワイナリはもう閉まっている時間なので純粋に食事のために乗るという考えもありそうです。
最後にワイン・トレインの映像を紹介します。お楽しみください。
ナパ・ヴァレー・ワイン・トレインはナパとセント・ヘレナ間を往復する観光用の列車です。ランチ・タイムとディナー・タイムにそれぞれ1往復ずつ走ります。神の雫のところで書いたように,オプショナル・ツアーを除くと途中で下車はできません。遊覧船のようなものだと思ってください。また,すべて要予約です。
走っている時間は往復で約3時間ですが,実際には4時間程度の時間が必要です。具体的にはランチの場合10時半チェック・イン,駅でのワインテイスティングがあって列車の出発は11時半,戻ってくるのは2時半です。ディナーの場合5時半にチェック・イン,6時半に列車が出発し,9時半に帰ります。
車両は3種類あり,ドーム式の屋根を持つVista Domeがランチ124ドル,ディナー129ドルから。神の雫で遠峰一青とローランが乗っていたのはこの車両です。次に,Gourmetコースがランチ94ドル,ディナー99ドルから。Gourmetコースでは食事の席とラウンジの席があり,往路に食事を取るコースと復路に食事を取るコースがあります。最後に,食事別・エアコンなしのSilverado Carが運賃49.50ドルから。
このほかにワイン・テイスティング専用の車両があり,400種のワインから試飲ができます。
ワイナリ・ツアーとセットになったコースもあります。ランチのみで,Gourmetコースの往路で食事を取って復路でワイナリに寄る形になると思います。Ambassador Winery Tour(184ドルから)はRaymondとZDに寄り,バスでナパに戻ります。このコースでは神の雫で言及されたStags Leap地域も通過します。ナパに戻るのは4時半。ほぼ1日がかりのツアーになります。次にDomaine Chandonに寄るコースはナパに戻るのが3時半。Grgich Hillsに寄るコースだけは,ワイン・トレインに戻ってくるので終了時間は同じです。
また,ランチのコースの場合,サンフランシスコから車の運転なしで参加することも可能です(詳しくはこちら)。SFのフェリーターミナルを8時10分に出てVallejoまでフェリーで行きます。そこからシャトル・サービス(要予約)でWine Trainの駅に行きます。フェリーが片道13ドル(1日券で24ドル),シャトルが片道15ドルかかります。
ワイン・トレインは景色が大事なのでディナーで乗っても意味がないと思うかもしれませんが,夏場は8時ころまで明るいので往路の間は十分に景色が楽しめると思います。僕だったらGourmetコースで復路に食事を取るような形で楽しみたいと思います。また,ディナーの列車の時間は,ほかのワイナリはもう閉まっている時間なので純粋に食事のために乗るという考えもありそうです。
最後にワイン・トレインの映像を紹介します。お楽しみください。