John Kongsgaard(ジョン・コングスガード)はナパに住んで5世代目という生粋のナパ育ち。1970年代にはStony Hillなどいくつかのワイナリで働き、1983年にNewtonのワインメーカーになりました。NewtonではUnfilteredのシャルドネやメルローで名を馳せ、1996年までワインメーカーを続けました。

1996年には自身のワイナリであるKongsgaardを立ち上げ、さらには共同でArietta、Lunaを始めました。Livingstonでのワイン作りにも協力しました。Lunaはサンジョベーゼ、ピノ・グリージョといったイタリア品種やメルローを手がけ、Ariettaではボルドー系のブレンドで優秀なワインを作りました。ただ、2005年にAriettaの持分を売却したのを最後に、自身のKongsgaardに注力するようになっています。

Kongsgaardでは祖父が1927年に購入した畑「The Judge」から類まれなシャルドネを生み出しています。シャルドネの優秀な畑がMarcassinやKistlerなどソノマに集中する中、ナパでは孤高の地位に上り詰めています。また、シラーでもナパでトップレベルのすばらしいワインを輩出しています。カベルネ・ソヴィニョンのレベルも年々上がっており、ウルトラ・プレミアムなワイナリとしての位置を確立しました。

Christian Brothers ?-?
Stony Hill Vineyard ?-?
Stag's Leap Wine Cellars ?-?
Balverne ?-?
Newton 1983-1996
Livingston 1996-2001
Arietta 1996-2005
Luna 1996-2002
Kongsgaard 1996-