ワインを飲むと頭が痛くなったり鼻が詰まったりする人がいます。その原理についてはよく分かっていなかったのですが,アレルゲンが発見されたというニュースがありました(Mysterious allergen in wine that causes headaches, stuffy noses identified)。
ワインによるアレルギーは8%程度の人で起こるそうで,そのうち1%分は二酸化硫黄由来のものであることが判明していましたが,残る7%については分かっていませんでした。今回,醸造中に自然に発生するグリコプロテイン(砂糖コーティングされたタンパク質)が関係しているらしいことが分かったそうです。
今回,イタリアのシャルドネから28種のグリコプロテインが発見されたとのことで,その中には今回初めて見つかったものもあったとか。その構造が既知のアレルゲンと似ているそうです。
本ブログでは以前「赤ワインによる頭痛を防ぐ方法を発見?」という記事を載せたこともあります。今回との関係は不明です。
ワインによるアレルギーは8%程度の人で起こるそうで,そのうち1%分は二酸化硫黄由来のものであることが判明していましたが,残る7%については分かっていませんでした。今回,醸造中に自然に発生するグリコプロテイン(砂糖コーティングされたタンパク質)が関係しているらしいことが分かったそうです。
今回,イタリアのシャルドネから28種のグリコプロテインが発見されたとのことで,その中には今回初めて見つかったものもあったとか。その構造が既知のアレルゲンと似ているそうです。
本ブログでは以前「赤ワインによる頭痛を防ぐ方法を発見?」という記事を載せたこともあります。今回との関係は不明です。
敬愛するshuzさんがYOMIURI ONLINEに書いているコラムで熱劣化の話がありました(これでわかる熱で劣化したワイン : 話飲徒然草)。
これに茶々を入れるわけではありませんが,「ワインは、温度や光、振動など、さまざまな要素に敏感な、いわば生鮮食品のような飲み物だといわれます」というところでちょっと考えてしまいました。
ワインの味にコンディションが占める要素というのがかなりあることは僕自身,shuzさんらにずいぶん教えていただきました。それはもちろん,分かるのですが,逆に考えて飲み物の中でワインほど時間をかけて飲むものって他にあるんでしょうか?
もちろん,ウイスキーやブランデー,あるいは泡盛など蒸留酒は数十年の熟成は珍しいことではありません。ポートのようにアルコール度が高いものも何十年の寿命があります。
一方で醸造酒ではどうでしょう? 日本酒は最近でこそ古酒も飲まれるようになってきましたが,基本的にはフレッシュな味わいを楽しむものだと思いますし,ビールなんて作ってから飲むまで短ければ短いほどおいしいのではないかと思います(工場やマイクロブルワリで飲むビールはおいしいですよね)。
アルコール類を除くと,お茶やジュースなども早く飲んだ方がいいし,置いておくことでおいしくなる飲み物ってほとんど思い当たりません。
そう考えるとワインって異常なほど長持ちする飲み物なのだなあという気がします。どうしてワインだけが長持ちするのかと思うとなんだか不思議です。状態を崩しやすい醸造酒だからこそ,大事に保存しないといけないのでしょうけど。
ネタなし戯れ言で失礼しました。
これに茶々を入れるわけではありませんが,「ワインは、温度や光、振動など、さまざまな要素に敏感な、いわば生鮮食品のような飲み物だといわれます」というところでちょっと考えてしまいました。
ワインの味にコンディションが占める要素というのがかなりあることは僕自身,shuzさんらにずいぶん教えていただきました。それはもちろん,分かるのですが,逆に考えて飲み物の中でワインほど時間をかけて飲むものって他にあるんでしょうか?
もちろん,ウイスキーやブランデー,あるいは泡盛など蒸留酒は数十年の熟成は珍しいことではありません。ポートのようにアルコール度が高いものも何十年の寿命があります。
一方で醸造酒ではどうでしょう? 日本酒は最近でこそ古酒も飲まれるようになってきましたが,基本的にはフレッシュな味わいを楽しむものだと思いますし,ビールなんて作ってから飲むまで短ければ短いほどおいしいのではないかと思います(工場やマイクロブルワリで飲むビールはおいしいですよね)。
アルコール類を除くと,お茶やジュースなども早く飲んだ方がいいし,置いておくことでおいしくなる飲み物ってほとんど思い当たりません。
そう考えるとワインって異常なほど長持ちする飲み物なのだなあという気がします。どうしてワインだけが長持ちするのかと思うとなんだか不思議です。状態を崩しやすい醸造酒だからこそ,大事に保存しないといけないのでしょうけど。
ネタなし戯れ言で失礼しました。
NFLネタをちょっと引っ張ります。米国のセレブリティがワインを出すのは珍しくありませんが,NFL出身者もご多分に漏れません。Joe MontanaはBeringerのEd Sbragiaとワインを作っていましたが,ナパの豪邸を売り払う(売れたのかな?)など,最近はあまり熱心ではない様子。
一方,気合を入れて取り組んでいるのがDrew Bledsoe。ブレッドソーといっても覚えている人は少ないかもしれませんが,元New England Patriotsのクォーターバックで弱小チームだったPatriotsをプレーオフの常連にまで引き上げた立役者です。スーパーボウルにも2回出場し,スターターだった一回目は敗北,Bradyに取って代わられた2回目は勝利しています。そのBledsoe,元々はワイン産地として知られるワシントンのWalla Wallaの出身。幼なじみで,ワシントンの有名ワイナリLeonettiのワインメーカーであるChris Figginsをコンサルティング・ワインメーカーとして迎えてDoublebackというワイナリをWalla Wallaに開きました。最初のワインである2007年のCabernet Sauvignonは今年80ドルで発売する予定。Wine Advocate誌では91-94という高評価を得ています。
さて,最後に登場するのは我らがDan Marino。Dan Marino Foundationという団体を通じてチャリティ向けにVintage 13(13はDan Marinoの背番号)というワインを売っています。
下はレストランでチャリティ・イベントを開いてこのワインをお披露目したときにもの。かっこいいなあ。Dan the Man。
一方,気合を入れて取り組んでいるのがDrew Bledsoe。ブレッドソーといっても覚えている人は少ないかもしれませんが,元New England Patriotsのクォーターバックで弱小チームだったPatriotsをプレーオフの常連にまで引き上げた立役者です。スーパーボウルにも2回出場し,スターターだった一回目は敗北,Bradyに取って代わられた2回目は勝利しています。そのBledsoe,元々はワイン産地として知られるワシントンのWalla Wallaの出身。幼なじみで,ワシントンの有名ワイナリLeonettiのワインメーカーであるChris Figginsをコンサルティング・ワインメーカーとして迎えてDoublebackというワイナリをWalla Wallaに開きました。最初のワインである2007年のCabernet Sauvignonは今年80ドルで発売する予定。Wine Advocate誌では91-94という高評価を得ています。
さて,最後に登場するのは我らがDan Marino。Dan Marino Foundationという団体を通じてチャリティ向けにVintage 13(13はDan Marinoの背番号)というワインを売っています。
下はレストランでチャリティ・イベントを開いてこのワインをお披露目したときにもの。かっこいいなあ。Dan the Man。
ネタバレですので続きで書きます。
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2009シーズのNFLのプレーオフも残すところチャンピオンシップ・ゲームとスーパーボウルだけになりました。これまでの各試合をテレビ観戦した感想と,残りの予想を書いてみたいと思います。
これから見る人もいるかもしれないので,本文は続きで。
これから見る人もいるかもしれないので,本文は続きで。
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