柳屋でワイン・インポーターが破損時の代替用などのために保持している「裏ストック」のセールをやっています。性質上数が少ないので早い者勝ちで。
目玉はAugust WestのワインメーカーであるEd Kurtzman氏のプライベート・ブランドSandlerのKeefer Ranch Pinot Noir 2009が4980円で出ています。
フィリップ・メルカのCJなんていうのも珍しい。
1990年代のカベルネのページもあります。
目玉はAugust WestのワインメーカーであるEd Kurtzman氏のプライベート・ブランドSandlerのKeefer Ranch Pinot Noir 2009が4980円で出ています。
フィリップ・メルカのCJなんていうのも珍しい。
1990年代のカベルネのページもあります。
先日「シャトー・イガイ・タカハに3年ぶりのサムライ・ビューティー」という記事で2009年サムライ・ビューティを紹介しましたが,Wine Advocate誌で95点を取った2006年のサムライ・ビューティがカリフォルニアワインあらかるとでまさかの復活です。ただし,現時点で残り9本。多分追加はないでしょうからお早めに。
ちなみにパーカーのコメントは
ここでは「no oak」と書かれていますが実際には古樽でわずかにフレーバーを付けています。畑はHuber。
ちなみにパーカーのコメントは
A breakthrough effort, the amazing 2006 Chardonnay Samurai Vineyard possesses gorgeous acidity allied with orange marmalade, lemon zest, honeyed pear and grapefruit, all offered in a citrusy, full-bodied, powerful, concentrated style. These are brilliant tour de force Chardonnays that show what can be achieved with ripe, pure fruit, and no oak.
ここでは「no oak」と書かれていますが実際には古樽でわずかにフレーバーを付けています。畑はHuber。
決算月ということで開催しているワインスタイルのピノ・ノワール・セール。残り少なくなったワインの在庫を処分して新しいアイテムを入れるのが目的とのことで,普通あまりセールに乗らないものが出ています。送料込みなのもありがたいところ。25日で終了。
今出ているものだとBrewer-Cliftonから2003と2006のCargasacchi,および2006年のMt. Carmelが珍しいところ。2006年のFoxen Sea Smokeもあります。Williams-SelyemのSonoma CoastとかオレゴンのBeaux Freresといったレアものも。
ワインスタイルのピノ・ノワール・セール
今出ているものだとBrewer-Cliftonから2003と2006のCargasacchi,および2006年のMt. Carmelが珍しいところ。2006年のFoxen Sea Smokeもあります。Williams-SelyemのSonoma CoastとかオレゴンのBeaux Freresといったレアものも。
ワインスタイルのピノ・ノワール・セール
Caleraがときどき作るロゼワイン「Vin Gris of Pinot Noir」の2009年が売り切れ間近です。既にワイナリではSOLD OUT,日本にも今回10ケース入ってきたのが最後とのこと。
Wine Advocate誌で91点というロゼにしては高い点数がついたこのワイン,私も飲みましたがかなりおいしいと思います。どっちかというと冬より夏に合うワインですが,今のうちに買っておいて夏に楽しむのが吉ではないかと。
また,最近は満月にロゼを飲むと恋がかなうといったキャンペーンもあり,ロゼ人気は上がっていきそうです。
余談ですがAUTHORITY Styleのページに「1146本完売」と書いてあります。これが全部この2009年のロゼだったらかなりすごいです。このワインの生産量が600ケースくらいなので約1/6を一つのショップで売ったことになります。
Wine Advocate誌で91点というロゼにしては高い点数がついたこのワイン,私も飲みましたがかなりおいしいと思います。どっちかというと冬より夏に合うワインですが,今のうちに買っておいて夏に楽しむのが吉ではないかと。
また,最近は満月にロゼを飲むと恋がかなうといったキャンペーンもあり,ロゼ人気は上がっていきそうです。
余談ですがAUTHORITY Styleのページに「1146本完売」と書いてあります。これが全部この2009年のロゼだったらかなりすごいです。このワインの生産量が600ケースくらいなので約1/6を一つのショップで売ったことになります。
2月に決算セールを行っている柳屋とワインスタイル。柳屋の方は決算セールのページがどんどん売り切れで新しくなっていきます。今の目玉はAbreuのCabernet Sauvignon Thorevilos 2004。AbreuというとMadrona Ranchが有名ですが,実は21世紀になってから評価が著しく高いのはこちらのThorevilosの方。Wine Advocate誌では2002年と2007年に100点がついており,それ以外の年も最低98点という異常な高評価。2004年は98点という点が低い年ですが,そのせいか米国での価格は300~400ドルと,このワイナリにしては低め。今回の柳屋の価格は3万5000円なのでちょうど現地価格というところ。
柳屋の決算セール開場
一方のワインスタイルではピノなどの余り物割引セールをやっていましたが,今は6本で3万6000円相当を2万5000円にするという福袋(おたのしみ袋と買いてありますが)をやっています。赤4本白2本で中身は明らかになっていませんが,リクエストによって赤だけや白だけといった構成も可能だとのこと。このセットは送料無料ですが,ほかにも送料無料製品が結構あります。6セット限定で執筆時点では残り4セット。このほかカベルネのセールもやっていてMontelenaとかDunnとか安いです。
お楽しみ袋
カベルネのセールもやっています
柳屋の決算セール開場
一方のワインスタイルではピノなどの余り物割引セールをやっていましたが,今は6本で3万6000円相当を2万5000円にするという福袋(おたのしみ袋と買いてありますが)をやっています。赤4本白2本で中身は明らかになっていませんが,リクエストによって赤だけや白だけといった構成も可能だとのこと。このセットは送料無料ですが,ほかにも送料無料製品が結構あります。6セット限定で執筆時点では残り4セット。このほかカベルネのセールもやっていてMontelenaとかDunnとか安いです。
お楽しみ袋
カベルネのセールもやっています
昨年,「Shafer Hillside Selectまでけしからん値段に」で税抜き1万8500円という値段が出ていたシェイファーのフラグシップ,ヒルサイドセレクトの2006年,その後「安すぎるShafer Hillside Select,衝動買いしてしまいそうだ」では税抜1万6500円とさらに値下がり,いいかげんこれより下がることはないだろうと思ったら,こんどはなんと税抜1万5000円です。消費税入れても1万5000円台…。いくらなんでも安すぎです。ちなみにショップはこれまでのかわばた酒店ではなくAuthority Style。ここもCaleraなどかなり思い切った安値を付けてくるところではありますが…
うーん,やっぱりShaferといえども不況で売れなくなってしまったということでしょうか。ここは売り切って今後の入荷数が減らないことを望みたいと思います。
うーん,やっぱりShaferといえども不況で売れなくなってしまったということでしょうか。ここは売り切って今後の入荷数が減らないことを望みたいと思います。
「カリフォルニアワインのファンクラブ」会長のナパさんこと杉本さんが作る「シャトー・イガイ・タカハ」で3年ぶりにシャルドネ・サムライ・ビューティがラインナップされました。
シャトー・イガイ・タカハのワインは基本的にクラッシュパッドで作っていますが,このサムライ・ビューティだけは例外。Santa Rita HillsのDiatomで醸造しており,前回の2006年のものはWine Advocate誌で95点という高い評価を得ています。
ちなみにDiatomはMelvilleのワインメーカーであり,Brewer-Cliftonの共同経営者でもあるGreg Brewerの個人ワイナリ。シャルドネ専門でピュアなワインを作るため,極端なワインの作り方をしています。具体的には非常に低い温度で発酵させ,マロラクティック発酵はさせず,自己消化が起こるぎりぎりまでそのまま置いてボトルに詰めるそうです。この努力に対してRobert Parkerは「No one else in California is doing anything remotely like what Greg Brewer has achieved with Diatom.」とほめたたえています。なお,サムライ・ビューティは古樽を使ってわずかに樽のフレーバーを付けているところが,Diatomの他のワインと違うところ(であってますか?>ナパさん)。
ただし,前回の2006年がHuber Vineyardだったのに対して,今回の2009 サムライ・ビューティはClos Pepe。畑のソースは変わっています。2009年のClos Pepeは酸がかなり強いということでWine Advocate誌では90点というDiatomの中では低い評価ですが,Stephan TanzerのInternational Wine Cellar誌では92点と点の辛いこの人にしては高い点になっています。
シャルドネ好き,特にピュアなワイン好きにはぜひ飲んで欲しい,というか飲みたいワインです。
シャトー・イガイ・タカハのワインは基本的にクラッシュパッドで作っていますが,このサムライ・ビューティだけは例外。Santa Rita HillsのDiatomで醸造しており,前回の2006年のものはWine Advocate誌で95点という高い評価を得ています。
ちなみにDiatomはMelvilleのワインメーカーであり,Brewer-Cliftonの共同経営者でもあるGreg Brewerの個人ワイナリ。シャルドネ専門でピュアなワインを作るため,極端なワインの作り方をしています。具体的には非常に低い温度で発酵させ,マロラクティック発酵はさせず,自己消化が起こるぎりぎりまでそのまま置いてボトルに詰めるそうです。この努力に対してRobert Parkerは「No one else in California is doing anything remotely like what Greg Brewer has achieved with Diatom.」とほめたたえています。なお,サムライ・ビューティは古樽を使ってわずかに樽のフレーバーを付けているところが,Diatomの他のワインと違うところ(であってますか?>ナパさん)。
ただし,前回の2006年がHuber Vineyardだったのに対して,今回の2009 サムライ・ビューティはClos Pepe。畑のソースは変わっています。2009年のClos Pepeは酸がかなり強いということでWine Advocate誌では90点というDiatomの中では低い評価ですが,Stephan TanzerのInternational Wine Cellar誌では92点と点の辛いこの人にしては高い点になっています。
シャルドネ好き,特にピュアなワイン好きにはぜひ飲んで欲しい,というか飲みたいワインです。
セール情報まとめます。まず,柳屋の決算セールでは先日紹介したPatz & Hallは当然のごとく売り切れ,今はRobert Bialeの2000年のBlack Chicken Vineyardが1980円という激安です。これもこの値段なら買って損がない感じ。
柳屋の決算セール
ワインスタイルの決算セールではジンファンデルとシラーが12日まで2割引+送料無料セール。どちらも3000円~5000円の価格帯が充実しています。DuckhornのDecoyとかMelvilleのVerana'sとか2000~3000円のAVAものより1ランク上のものが中心です。
ワインスタイルの決算セール
竹澤の「福箱」ではNo.44のカリフォルニア5本セットが売れ残っています。1箱かぎりで5本で7万8800円。Wine Advocate誌で100点のColgin IX 2007とかKistlerのHirsch Pinot Noir,RochioliのLittle Hillなどが入っているのでお得感はかなりあります。
柳屋の決算セール
ワインスタイルの決算セールではジンファンデルとシラーが12日まで2割引+送料無料セール。どちらも3000円~5000円の価格帯が充実しています。DuckhornのDecoyとかMelvilleのVerana'sとか2000~3000円のAVAものより1ランク上のものが中心です。
ワインスタイルの決算セール
竹澤の「福箱」ではNo.44のカリフォルニア5本セットが売れ残っています。1箱かぎりで5本で7万8800円。Wine Advocate誌で100点のColgin IX 2007とかKistlerのHirsch Pinot Noir,RochioliのLittle Hillなどが入っているのでお得感はかなりあります。
ワインスタイルの決算セールでピノ・ノワールが安くなっています。品揃え充実のために,現在残り数本になっているものを売り切ってしまうというのが目的だとのこと。オレゴンのクリストム,トリイ・モア,ペナー・アッシュやソノマのリンマー,Anderson Valleyのリトライなど,普通セールに登場しない銘柄が出ているのが特徴です。冷涼な地域のピノが好きな人なら一見の価値があります。
ワインスタイルのピノ・ノワール・セール
ワインスタイルのピノ・ノワール・セール
柳屋の決算セールは先日紹介しましたが,今日見たらPatz & HallのWoolsey Road Chardonnay 2000がなんと2980円という特価で出ていました。Wine Advocate誌での飲み頃は2002-2006年と出ていますが,Woolsey Roadは僕の経験では若いフレッシュさと楽しむよりも円熟した方がおいしいワイン。パーカーさん的なピークは越えているかもしれませんが,保存状態さえ悪くなければまだいけるはずです。柳屋のコメントには「むしろ今こそ最高最後のピーク」と書かれています。ちなみにWoolsey Roadのシャルドネ,今は残念ながら作られていません。その稀少価値もあり,熟成したシャルドネ好きの人には大変お買い得だと思います。
柳屋の決算セールはこちら
このように,この決算セール,出ているものはどんどん売り切れるし,その分追加もあるので,1日か2日に一回くらいチェックすることをお勧めします。
チェックするたびに買っていたら送料かかって面倒と思う方にこっそりマル秘テクニック。柳屋は店頭取り置きで送料無料になるので,セール中にまた買うかなと思ったら一回取り置きにしておくといいです。そのまま取りに行ってもいいし,次のを買ったときに一緒に送ってもらうこともできます。ただし取り置き期限は1ヶ月なので,それをオーバーしそうだったら送ってもらいましょう。
柳屋の決算セールはこちら
このように,この決算セール,出ているものはどんどん売り切れるし,その分追加もあるので,1日か2日に一回くらいチェックすることをお勧めします。
チェックするたびに買っていたら送料かかって面倒と思う方にこっそりマル秘テクニック。柳屋は店頭取り置きで送料無料になるので,セール中にまた買うかなと思ったら一回取り置きにしておくといいです。そのまま取りに行ってもいいし,次のを買ったときに一緒に送ってもらうこともできます。ただし取り置き期限は1ヶ月なので,それをオーバーしそうだったら送ってもらいましょう。
Wine Advocate誌で100点を付けられたいわゆるパーカー100点のワインがかなりお買い得で出ています。
一つはColginのIX Proprietary Red 2007。2006年,2007年と連続で100点を取ったワインです。69%がカベルネ・ソヴィニョンで22%がメルロー,残りはカベルネ・フランとプティ・ヴェルドです。米国では平均480ドルというのが税抜き4万800円。
二つ目は先日も紹介したSine Qua NonのデザートワインMr. Kから2005のStrawman(品種はMarsanne)です。米国でも入手困難で300ドル程度するのが2万円前後ですから,先日の同シリーズワインと比べれば高いものの,パーカー100点ものとしてはかなりの安さです。1万8000円と特に安いプレミアム酒販大平の方は2月8日10時の売り出しで1本限り。これを狙うなら出遅れないように。
一つはColginのIX Proprietary Red 2007。2006年,2007年と連続で100点を取ったワインです。69%がカベルネ・ソヴィニョンで22%がメルロー,残りはカベルネ・フランとプティ・ヴェルドです。米国では平均480ドルというのが税抜き4万800円。
二つ目は先日も紹介したSine Qua NonのデザートワインMr. Kから2005のStrawman(品種はMarsanne)です。米国でも入手困難で300ドル程度するのが2万円前後ですから,先日の同シリーズワインと比べれば高いものの,パーカー100点ものとしてはかなりの安さです。1万8000円と特に安いプレミアム酒販大平の方は2月8日10時の売り出しで1本限り。これを狙うなら出遅れないように。
かわばた酒店が今日まで限定でやっているセールにSine Qua Nonのデザートワイン「Mr. K」が出ています(どうやら4日の朝までは売っているようです)。Mr. KはシャルドネのNoblemanやマルサンヌ,セミヨンのStrawman,ゲヴェルツトラミネールのIcemanなどいくつかの種類があり,Wine Advocate誌では2回100点(2004年のセミヨンのStrawman,2005年のマルサンヌのStrawman),95~99点を15回も取っています。しかし,畑の持ち主のAlois Kracherが亡くなったため,2006年ヴィンテージを最後にして作られなくなりました。
今回セールに出ているのは2005年のNobleman(10800円,価格はいずれも税抜),2006年のNobleman(10300円),2006年のマルサンヌのStrawman(12180円)。米国での価格はいずれも150~200ドル(300ドル以上のところもあり)といったところなので明らかにそれより安いです。ちなみにWAのスコアはそれぞれ98,95,97点。20年はもつワインなのでお宝ワインとして買うことをお勧めします。
ちなみにこのリンクからのエントリーで楽天ポイント5倍付きます。エントリーは無料なのでまずは登録だけすることをお勧めします。
今回セールに出ているのは2005年のNobleman(10800円,価格はいずれも税抜),2006年のNobleman(10300円),2006年のマルサンヌのStrawman(12180円)。米国での価格はいずれも150~200ドル(300ドル以上のところもあり)といったところなので明らかにそれより安いです。ちなみにWAのスコアはそれぞれ98,95,97点。20年はもつワインなのでお宝ワインとして買うことをお勧めします。
ちなみにこのリンクからのエントリーで楽天ポイント5倍付きます。エントリーは無料なのでまずは登録だけすることをお勧めします。
2月決算で毎年セールをする柳屋ですが,今年もセールが始まりました。ここのセールはビッグブランドが並ぶわけではありませんが,コスト・パフォーマンスはかなりいいです。今年も掘り出し物としてRobert Bialeの1999年の単一畑Zinfandelが1980円や,St. Francisの1997年単一畑メルローが2980円など,お得感あります。
既に売り切れてしまったのはPatz & HallのAlder Springs Chardonnay 1999年が3500円というもので,明らかにワイナリ価格より安い値段。これは僕も欲しかったので買いそこねて残念でした。
決算セールはこちら
既に売り切れてしまったのはPatz & HallのAlder Springs Chardonnay 1999年が3500円というもので,明らかにワイナリ価格より安い値段。これは僕も欲しかったので買いそこねて残念でした。
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