著名なワインブログVinographyにワイナリのソーシャルメディア利用についての記事が載っていました(Social Media and the Wine Industry: A New Era - Vinography: A Wine Blog)。この記事のタイトルは敢えて疑問形にしていますが、Vinographyの主張は「時代は変わった。ワイン業界はソーシャルメディアを使ってビジネスをすべき」とのこと。
まず、ワイン業界はこれまで評論家による「ポイント」を何よりも重視してきていますが、ポイントでは実際にはワインは売れないということ。もちろん、Wine Advocate誌で98点でも取れば話は別ですが、そんなワインはほとんどありません。事実上ほとんどのワイナリにとって、ポイントはワインを売る助けにはなっていないと言います。
第2に、では何がワインを売るのかというと「親密さ」です。人との親密さ、ブランドとの親密さ。それを築くための手段として、多くのユーザーがソーシャルメディアを使っているのであり、それを使わないとユーザーとの関係を作れない状況になりつつあります。
最後に、これは英語圏限定ですが、役に立つツールがあること。ここで紹介しているVintank Social Connectは無料でありながら、ブログ、Twitter、Facebook、Foursquare、LinkedIn、CellarTracker、Dryncなど様々なソーシャルな世界での言及を簡単に調べられるようです。他の業界だったら何百ドルも出さないと使えないような機能が無料で使えるのだから、これを使わない手はないだろうと言います。
カリフォルニアのワイナリで見ると、Webサイトは当然として、TwitterやFacebookページを持っているところも少なからずありますが、これでもまだ使われていないようです。日本のワイナリはどうなのだろう、とちょっと思ってしまいました。
まず、ワイン業界はこれまで評論家による「ポイント」を何よりも重視してきていますが、ポイントでは実際にはワインは売れないということ。もちろん、Wine Advocate誌で98点でも取れば話は別ですが、そんなワインはほとんどありません。事実上ほとんどのワイナリにとって、ポイントはワインを売る助けにはなっていないと言います。
第2に、では何がワインを売るのかというと「親密さ」です。人との親密さ、ブランドとの親密さ。それを築くための手段として、多くのユーザーがソーシャルメディアを使っているのであり、それを使わないとユーザーとの関係を作れない状況になりつつあります。
最後に、これは英語圏限定ですが、役に立つツールがあること。ここで紹介しているVintank Social Connectは無料でありながら、ブログ、Twitter、Facebook、Foursquare、LinkedIn、CellarTracker、Dryncなど様々なソーシャルな世界での言及を簡単に調べられるようです。他の業界だったら何百ドルも出さないと使えないような機能が無料で使えるのだから、これを使わない手はないだろうと言います。
カリフォルニアのワイナリで見ると、Webサイトは当然として、TwitterやFacebookページを持っているところも少なからずありますが、これでもまだ使われていないようです。日本のワイナリはどうなのだろう、とちょっと思ってしまいました。