Archives

You are currently viewing archive for June 2012
Date: 2012/0614 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
今週サンフランシスコで開かれているアップルのWWDCでiOS6が発表されました。おそらく秋と噂されているiPhoneの次世代機と同時くらいに出てくるのでしょう。

このiOS6、巷ではちょっと期待はずれだったといった評価もあるようですが、個人的にはOSが1つの転回点に来ているのかもしれないと思っています。

OSの歴史を紐解いてみると、カーネル(プロセス管理とメモリ管理)というのが最初にあり、それに周辺機器管理、ファイルシステムが加わったというのが、初期のパソコンOSだったわけです(Unixも含んでいいでしょう)。

これにグラフィックスやユーザー・インタフェースといったものが加わって、従来のOSのコアの技術よりも、それら「サブシステム」と呼ばれるものが重要になっていったのが1995年のWindows 95以降でした。一方で、カーネル技術はこのあたりで進歩をほぼ止めています。Windowsのコア技術であるWindows NTは1993年、Mac OS Xのコア技術であるMachは1980年代に開発されたものです。

このサブシステムの時代というのは、一方でアプリケーション全盛の時代でもありました。サブシステムが1つ加わるごとに多くのAPIが作られ、それを使ったアプリケーションが多数登場する。これまでのiOSに関しても本質的にはその延長線上にあったと思っています。

iOS6ではAPIとして大きな影響を与えそうな機能はほとんどありません。せいぜいフォトストリームくらいでしょうか。アプリケーション・デベロッパにとっては肩透かしだったのか、ほっとしたのかそのあたりはよく分かりませんが、ともかくAPIはあまり増えそうにありません。

一方で、Facebook連携、新しい地図、Siriの強化、Passbookといった新機能には共通する特徴があります。どれもWebサービスと直結しているのです。しかも、Facebookや、Passbookに代表されるように、自社提供でないサービスとの連携が目立ちます。ここに来て、OSは、コンテンツの時代にいよいよ突入したのかと思う次第です。

この傾向がこのバージョンだけのものなのか、以降のバージョンや他のスマートフォン向けOSでも出てくるものなのか、元OSウォッチャーとしてはとても興味深いものがあります。
Date: 2012/0609 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
来週はWWDCですね。ハードウェアの新製品よりもiOS6の方がきになるAndyです(プロブロガー風に始めてみた)。

日本から行く人もたくさんいるでしょう。せっかくだからこの機会に、カリフォルニアワインを飲んで、ワインカントリーに行って、カリフォルニアワインファンになって欲しいものです。

そんな人に役立つのがこの本。「無敵のカリフォルニアワイン講座《ナパ編》」です。全19万文字、カリフォルニアワインの歴史や、ワイナリ観光のTips、ナパのまわり方、ナパの150ワイナリの情報などが入っているので、これを見ておけばカリフォルニアワインの知識としては必要十分なレベルです。

電子書籍なので、iPhone/iPadに入れておけばいつでも見られます。Ameroadで250円(+決済手数料)、文楽で399円なので雑誌一冊買ったと思ってどうぞ。

Ameroad


文楽での有料版はこちらから

とはいえ、これ読んでも「ワイナリ情報150個なんて多杉。1つだけ教えろや」とか「スーパーでワイン何買ったらいいんだ?」みたいな疑問もあるでしょう。そういうときは遠慮なくTwitterで聞いていただけたらと思います。

なお、後者の質問については取り敢えず「Ridge」をお薦めしておきます。理由は、①ラベルデザインが分かりやすく目に付く、②大量生産の安売りワインを作っていない、③おしなべてクオリティ高い、④日本で買うと高い、といったところです。

Lytton Springs

では、行かれる方は楽しんできてください

参考:iBooksの紙の本より便利な使い方
Date: 2012/0605 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
日曜日の楽天スーパーセール、日本代表のサッカーの試合でコマーシャルをしたせいか、そこから深夜まではとてもつながりにくい状況でした。そこで水曜日の1:59まで48時間の延長をすることになり、いまだセール継続中です。

ただ、寝耳に水の延長だったせいか、多くのショップが目玉商品を出し尽くした後。「半額商品」もまだまだありますが、日頃からその値段で出しているものが大部分のようです。

こうなると、安いものを探すというより、「買い回り」でポイントをアップさせていくのが賢明な戦略かと。オンラインWassy's店長のハダノリさんもそれをお薦めしています

買い回りってなんだかわかりにくいので説明します。対象は楽天市場の通常購入、共同購入、スーパーオークション、定期購入・頒布会いずれも1ショップ税込1000円以上、楽天ブックス税込1000円以上、楽天デリバリー税込2500円以上、楽天トラベルの宿泊ごとなど。通常のポイントが1%なのに対し、2軒で買えば2%、3軒で買えば3%、と最大10軒10%までポイントが上がります。

特に、高額の買い物をした場合は、これで%を挙げていく効果が大きくなります。例えば1軒で10万円の買い物をしたらポイントは1000円になります。ここで別の店で1000円の買い物をしたらポイントは2%なので10万円から2000円と、1000円から20円で合計2020円。買い物額よりポイントが増える方が大きくなってしまいます。逆に言うと、総額が大きくなければ、倍率を挙げても影響は小さくなります。このあたりよく考えて賢く買い物するといいと思いますです。ではグッドラック。

まずはこちらからエントリーが必要です
Date: 2012/0604 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
ブログに書くほどの話でもないのですが、他に困っている人もいるかもしれないので。

iPhoneと2台持ちで、従来のauの携帯も使っているのですが、最近またスパムメールが来て、拒否リストに入れても入れても追いつかないという事態が起こりました。

URL規制も、HTMLメール規制も入れているのに、どうしてURL入りのメールが来るのか調べてやっと気付きました。指定受信リストのせいでした。

指定受信リストって会社のドメインとか、受け取れないと困るものが中心に入っているのですが、普通はある程度信頼できるドメインなのだから、指定しても大丈夫だと思いますよね。

ところが、auのメールフィルタってメールアドレスだけじゃなく、メール差出人の名前まで見ているようなのです。

例えば、僕が example.com というドメインを指定受信リストに入れているとします。

このとき、差出人のドメインが、aaaaaaaa.comだとして普通に someone@example.com というアドレスを差出人のメールアドレスとして送った場合、メールはフィルタリングされるはずです(送ってきたドメインとアドレスのドメインが違うので偽称とみなされる)。

しかし、差出人がメールのアドレスを someone@aaaaaaaa.com として、メールの名前(普通はAndy Matsubaraなどと入れるところ)をsomeone@example.comとしておくと、auのメールフィルタはexample.comからのメールとして通してしまうようなのです。なんて××な仕様なんでしょう!!

というわけで、許可リストでひっかかっているやつを消したら、無事にスパムも来なくなりました。

携帯メールを使うのもいつまでか分かりませんが、備忘録として残しておきます。
Date: 2012/0604 Category: 技術系
Posted by: Andy
Comments
frasmさんに、ブログブランディングということで、ページのデザインを考えていただきました

なんとなく、サイトのイメージカラーはカリフォルニアの青い空を思わせる青系だったのですが、ワインサイトとしては王道のワインレッドです。どうでしょうか?

こちらからアンケートに答えていただけるとうれしいです。