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Date: 2012/0630 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Advocate誌の201号が公開されました。カリフォルニアではパーカー自身による2002年のナパのワインの回顧テイスティングが掲載されています。

点数は全般に初期評価時より上がっており100点のワインだけで17本。157号や162号での評価ではAbreuのThorevilos、Harlan、Shafer Hillside Select、Sloan、Colgin Tychson Hill、Paul Hobbs Beckstoffer To Kalonだけでしたから、一気に3倍近くになりました。

パーカー2002

特に評価が上がったのはDalla ValleのMayaが92+→100、LarkmeadのSolari Reserveが95→100。特に後者は定価70ドルという安さです。Dalla Valleについてはパーカー自身「I seriously underrated the 2002s seven years ago」と過去の評価を正すコメントをしています。

あ、ちなみにOpus Oneも89→94とだいぶ名誉を回復しています。

以下は今回100点のうち楽天で今買えるもの。BondのSt. Edenは米国の価格と比べてもかなり安いです。これはかなりお買い得。
Date: 2012/0629 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今日のお薦めはどちらを載せるか選べなかったので、両方いっちゃいます。1500円以下の雄と2000円台にして単一畑の入手困難ワイン。どちらもいいワインです。

まず1500円以下のカリフォルニアワインでは、今一番なのがマクマニス・ファミリー。ここのジンファンデル、メルロー、シラー、ヴィオニエ、ピノ・グリージョがかわばた酒店で1100円台と通常よりも200円程度安くなっています。今からの季節だったらピノ・グリージョがいいですかね。ここのは安いですが、どれも安心して飲める味です。



さてもう1つの2000円台のお薦めはMelvilleのVerna's。自社単一畑ですが、格安で評価も安定。問題は、人気ですぐに売り切れてしまうことだけです。ピノ・ノワールとシャルドネ、どちらも超お薦め。6本買ったら送料無料なので、3本ずつくらい買うのが吉かと思います。今回も、これが売り切れたら数ヶ月は入荷ないのでお早めに。

Date: 2012/0629 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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詳細は時間ができたときに
Date: 2012/0626 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ニュージーランドの研究者が、ブドウを人間が収穫するより機械で収穫する方がおいしいワインができるという研究結果を発表しています(Hand picked grapes may not be best for wine - Yahoo! Finance New Zealand)。

この研究によると、人手で摘んだSauvignon Blancと機械収穫したSauvignon Blancを比べると、「マルボロ・スタイル」と言われるようなパッションフルーツや柑橘類のアロマが、機械で摘んだものの方が上だったとのこと。

パーカーの掲示板では、現在の機械収穫について詳しく書かれていましたが、それによると、よくトレーニングされた人なら、機械収穫で、ブドウの実以外のものが混じらないように、調整できるとのこと。人手で摘んだとしたら10人で数時間かかるところを、45分くらいで収穫できるので、機械収穫の方がワインがおいしくなるというのは、決して詭弁ではないとのことでした。

機械収穫への偏見を改めるべきなのかもしれないですね。
Date: 2012/0623 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋にMartinelliのジンファンデルGiuseppe & Luisa2010が入荷しています。セールコーナーにありますが、毎年6000円前後という現地価格で入荷するワイン。

現地価格並みという安さであり、本数も限定されていて次回入荷はありませんから、見つけたときに買っておかないと手に入らないです。

毎年書いてますが、ビッグなジンファンデルのファンなら飲む価値は大いにあるワインです。これよりはるかに入手困難で値も張りますが、機会があったら1つ上のジャッカスや、最上級のジャッカス・ヒルもどうぞ。

Date: 2012/0622 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Ridgeのサイトに、同ワイナリの2つのサイトMonte BelloとLytton Springsを俯瞰するアニメーションのページができていました(Ridge Flyover)。

Monte Bello

全部で2分程度のこのアニメ、前半がMonte Belloで後半がLytton Springs。それぞれ上空から近づいていって畑の位置や、畑のブロックごとの品種などが表示されます。

Monte Belloだと「こんなに尾根伝いに畑があるんだなあ」とか、そもそも「一口にMonte Belloと言ってもこんなに分かれているんだ」といった発見がありました。

Lytton Springsでは品種別塗り分けが興味深いところ。古い畑ですから「フィールド・ブレンド」と呼ばれる、混植されたところがかなりあります。

面白いので一度見てみてください。
Date: 2012/0621 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワシントン州のDunham Cellarsというワイナリ、ここのデザートワインがWine Spectator誌で96点と高く評価されています。日本には入っていないかと思いきや、ありました。税込み3360円台です。

Date: 2012/0619 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Bronco Wine社は米国で4番目に大きなワイナリ。”Two Buck Chuck”の愛称で知られるCharles Shawなど、低価格ワインの世界では特に力を持っているベンダーです。そのBroncoが187ml(1/4ボトル)サイズのペットボトルに入ったワインを発売しました(Bronco Wine Co. Expands Penetration in 187ml Wine Category With Lightweight PET Bottles)。

Crane Lake

ブランド名はCrane Lake。BroncoのワインはDelta、United、South Westといった航空会社で使われており、軽くてリサイクル可能なペットボトルは、一番馴染みやすいと考えられています。

私個人の意見としては、飲みきりサイズ、スクリューキャップ、ペットボトルというのは、ワインの若者世代への普及に欠かせない用途だと思います。この動きはどんどん広がるのではないでしょうか。
Date: 2012/0619 Category: グルメ
Posted by: Andy
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ブログ書いている時間がないので、言い訳を兼ねて。

3日ほど前からChromeの機能拡張で、レシピをEvernoteに記録するものを作っています。取り敢えずクックパッドからは保存できるようになりましたが、いろいろカスタマイズできるようにしたり、いろいろなサイトに拡張しやすいように、構造を書き換えたりしています。サイトは楽天レシピとか、いくつか対応予定です。

もし、リリース前に試してあげようという奇特な方がいらっしゃったら、TwitterFacebookで連絡くださいませ。
Date: 2012/0616 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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2011年に米国のプレミアムワイン市場がプラスに向かったことがIMPACT DATABANKの調べで明らかになっています(Shanken News Daily: Exclusive news and research on the wine, spirits and beer business)。

ここではプレミアムワインとは750mlのボトルで最低10ドル以上のブランドを指していますが、この市場のトップ10ブランドのうち8つが2011年に前年比でプラスでした。

トップ10ブランドは、上から順にKendall-Jackson、Cupcake(輸入ワインやスパークリングのブランドのようです)、Menage a Trois、Clos du Bois、Bogle、J. Lohr、Sterling、La Crema、Estancia、Rodney Strong。このうち前年比でマイナスだったのはClos du BoisとSterlingだけでした。

また、価格帯別の伸びでは20ドル超というセグメントが最も大きく前年比で11%成長しました。

元記事には2008年からのトップ10のデータが載っていますが、2008年との比較でもKendall-JacksonとClos du Bois以外はプラスになっています。

過去10年くらいの推移を調べてみたいですね。
Date: 2012/0615 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Vin du 268にダイアトムの「鼓動」「風音」が限定で再入荷しています。漫画「神の雫」で登場した漢字ラベルのシャルドネです。どれも樽は使っていません。樽なしのシャルドネとしてはカリフォルニアの最高峰と言ってもいいでしょう。

過去記事
今週の「神の雫」にDiatomの「波紋」が登場
「神の雫」の「波紋」登場まで
神の雫のダイアトム続編

ちなみにどちらのワインもWine Advocate誌では93点。今後の入荷は多分ないでしょう。

Date: 2012/0615 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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The Drinks Business誌のサイトに歴代トップ10の映画という記事が出ていました(Top 10 wine movies)。では早速順に紹介しましょう。

10位は1969年のThe Secret of Santa Vittoria(邦題は「サンタ・ビットリアの秘密」)。第二次世界大戦中のイタリアの小さな村を舞台にしたコメディだそうです。アカデミー賞の作曲賞と編集賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブの作品賞(コメディ/ミュージカル)を受賞しているとか。

9位は1959年のThis Earth is Mine(邦題は「太陽の谷」)。禁酒法時代のナパを舞台にした作品だそうです。

8位はMondovino(邦題は「モンドヴィーノ」)。ワインのグローバル化をテーマに撮影したドキュメンタリー作品。ミッシェル・ロランやロバート・パーカーが悪の権化的に描かれているそうです(実は未見)。

7位はThe Muppet Movie(邦題不明)。有名なカエルのキャラクター「Kermit」が主人公の作品。レストランでシャンパーニュをオーダーするシーンがあるそうです。

6位はFrom Ground to Glass(日本では未公開)。Robert DaFoeという監督が、自分でワインを最初のワインを作るというところをドキュメンタリーとして撮影した作品。Au Bon Climatのジム・クレンデネンや、元Stag's Leap Wine Cellarsのウォレン・ウィニアスキのコメントが入っているそうです。かなり面白そうですが、これまで知りませんでした。



5位は2009年のCorked(日本では未公開)。6位のとは対照的に、ドキュメンタリー風の撮影手法を取りながら,内容はフィクションというモキュメンタリーの作品。かなりお笑い系です。実はDVD持っているのですが、レビュー書いてなかったなあ。こちらも予告編をどうぞ。




4位は1995年のFrench Kiss(邦題は「フレンチ・キス」)。メグ・ライアン主演のラブ・コメディ。ワインの映画ではありませんが、ぶどうの樹の枝を密輸入する話が背景にあり、ブドウ畑もふんだんに出てきます。

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Date: 2012/0614 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Kapcsándyというワイナリ、ご存知でしょうか。2003年に設立された新しいワイナリですが、これまでにWine Advocate誌で2回100点を取ったという、すごいところです(参考:設立5年でパーカー100点を取った注目株)。

ここのワイン2種が、Todaで1万円を切る値段で出ています。

Wine Advocate誌で94点を取ったエステート・キュベ(サイトでは93+と書いてありますが、実際には94です)は、カベルネ・ソヴィニョンが半分で、後はメルローなどが入ったブレンド。米国での価格は115ドル~ということで、実質それより安い値段です。

もう1つのロベルタス・リザーヴはメルロー90%以上のブレンドもの。こちらはWine Advocate誌で95+。Wine-Seacherではマグナムで320ドルというのしか見つかりません。他のヴィンテージのものと比べても激安です。

キャプサンディ、今や注目株ですから、入手困難な上に価格も相当高いです。1万円以下で買えるチャンスはもうないかもしれません。

Date: 2012/0614 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ウォールストリート・ジャーナルの日本語版サイトに、カリフォルニアのブドウ価格が高騰しているというニュースが載っていました(カリフォルニアでワイン用ブドウの価格高騰、転作で品薄)。

カリフォルニアは2005年以降ブドウの価格がずっと下がっていっていました。豊作でブドウが余ったこと、リーマン・ショック以降、20ドル以上のワインの市場が大きく減ってしまったこと、などが原因と考えられています。

それがここに来て、高騰に転じたというのは、余剰分を吐き出したことや、ようやく高額なワインの市場が復活してきたといった要素があるのだと思います。

この問題については、W. Blake Gray氏もブログで取り上げ、意見や実態を募っています(The Gray Report: Are California grapegrowers getting too cocky?)。

これによると、中には50%も価格を上げた生産者もいるということで、やや儲け主義的なところがあるような感じを受けました。

ブドウが足りなくなるというのは、今年初頭から、何回かニュースになっており、生産者側が価格を上げる口実としてうまく使っているような気もしないでもありません。

この問題はしばらくウォッチしたいと思います。
Date: 2012/0614 Category: 技術系
Posted by: Andy
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今週サンフランシスコで開かれているアップルのWWDCでiOS6が発表されました。おそらく秋と噂されているiPhoneの次世代機と同時くらいに出てくるのでしょう。

このiOS6、巷ではちょっと期待はずれだったといった評価もあるようですが、個人的にはOSが1つの転回点に来ているのかもしれないと思っています。

OSの歴史を紐解いてみると、カーネル(プロセス管理とメモリ管理)というのが最初にあり、それに周辺機器管理、ファイルシステムが加わったというのが、初期のパソコンOSだったわけです(Unixも含んでいいでしょう)。

これにグラフィックスやユーザー・インタフェースといったものが加わって、従来のOSのコアの技術よりも、それら「サブシステム」と呼ばれるものが重要になっていったのが1995年のWindows 95以降でした。一方で、カーネル技術はこのあたりで進歩をほぼ止めています。Windowsのコア技術であるWindows NTは1993年、Mac OS Xのコア技術であるMachは1980年代に開発されたものです。

このサブシステムの時代というのは、一方でアプリケーション全盛の時代でもありました。サブシステムが1つ加わるごとに多くのAPIが作られ、それを使ったアプリケーションが多数登場する。これまでのiOSに関しても本質的にはその延長線上にあったと思っています。

iOS6ではAPIとして大きな影響を与えそうな機能はほとんどありません。せいぜいフォトストリームくらいでしょうか。アプリケーション・デベロッパにとっては肩透かしだったのか、ほっとしたのかそのあたりはよく分かりませんが、ともかくAPIはあまり増えそうにありません。

一方で、Facebook連携、新しい地図、Siriの強化、Passbookといった新機能には共通する特徴があります。どれもWebサービスと直結しているのです。しかも、Facebookや、Passbookに代表されるように、自社提供でないサービスとの連携が目立ちます。ここに来て、OSは、コンテンツの時代にいよいよ突入したのかと思う次第です。

この傾向がこのバージョンだけのものなのか、以降のバージョンや他のスマートフォン向けOSでも出てくるものなのか、元OSウォッチャーとしてはとても興味深いものがあります。
Date: 2012/0611 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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W. Blake Gray氏のブログにGavin Chaninという若いワインメーカーの記事が出ていました(The Gray Report: Low alcohol winemaking leads to big money partnership)。

この人、弱冠26歳にしてワイン作りの経験は8年間!? ちょっと計算合わないような気はしますが、まあそこは置いておきましょう。いや、とにかくすごい人なのです。SFクロニクルのWinemakers to Watchに選ばれているし、Forbes誌が選ぶ30歳以下の食の専門家30人の1人にも入っています。

ワイン作りに関しても、Au Bon ClimatとQupéで修行を始め、南アフリカやニュージーランドでも収穫を体験しています。低アルコール度でバランスの取れたワインを作るのが信条。

現在はChanin Wine Companyというワイナリをサンタ・バーバラで営んでいますが、彼がソノマのDurrell Vineyardのオーナーとパートナーシップを築いて、新しいワイナリを作るというのが今日のニュースなのです。

新しいワイナリについては名前も決まっていないのですが、今後要注目のワイナリになるかもしれません。

Date: 2012/0610 Category: グルメ
Posted by: Andy
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今月発売になる「Schweppes British Lemon Tonic(シュウェップス ブリティッシュ レモントニック)」のサンプルを日本コカ・コーラさんからいただいたので、飲んでみました。

箱

箱は結構大層です。

シュウェップス

中はペットボトル1本(笑)。

このシュウェップス、英国から日本に上陸する炭酸飲料なわけですが、似たようなものだと最近フランスから上陸したオランジーナがあります。そこはかとなく欧州っぽさがあるあたり、きっとライバルになるのでしょう。

味わいは、個人的にはオランジーナよりシュウェップスが好きです。オランジーナはオレンジ系で炭酸弱め。甘さも酸っぱさも炭酸も控えめな味わいです。それに対して、レモン果汁を3%含んでいるシュウェップスは、酸が効いていて引き締まった味わい。炭酸もしっかりと効いています。

普段から炭酸を飲む人にとってはオランジーナはやや物足りないと思うのですが、そういう人でも、きっとシュウェップスは好きになるでしょう。ハイボールに使ってもおいしそうです。

Date: 2012/0609 Category: 技術系
Posted by: Andy
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来週はWWDCですね。ハードウェアの新製品よりもiOS6の方がきになるAndyです(プロブロガー風に始めてみた)。

日本から行く人もたくさんいるでしょう。せっかくだからこの機会に、カリフォルニアワインを飲んで、ワインカントリーに行って、カリフォルニアワインファンになって欲しいものです。

そんな人に役立つのがこの本。「無敵のカリフォルニアワイン講座《ナパ編》」です。全19万文字、カリフォルニアワインの歴史や、ワイナリ観光のTips、ナパのまわり方、ナパの150ワイナリの情報などが入っているので、これを見ておけばカリフォルニアワインの知識としては必要十分なレベルです。

電子書籍なので、iPhone/iPadに入れておけばいつでも見られます。Ameroadで250円(+決済手数料)、文楽で399円なので雑誌一冊買ったと思ってどうぞ。

Ameroad


文楽での有料版はこちらから

とはいえ、これ読んでも「ワイナリ情報150個なんて多杉。1つだけ教えろや」とか「スーパーでワイン何買ったらいいんだ?」みたいな疑問もあるでしょう。そういうときは遠慮なくTwitterで聞いていただけたらと思います。

なお、後者の質問については取り敢えず「Ridge」をお薦めしておきます。理由は、①ラベルデザインが分かりやすく目に付く、②大量生産の安売りワインを作っていない、③おしなべてクオリティ高い、④日本で買うと高い、といったところです。

Lytton Springs

では、行かれる方は楽しんできてください

参考:iBooksの紙の本より便利な使い方
Date: 2012/0607 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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どういう風の吹き回しなのかわかりませんが、ワインショップフィッチでロバート・モンダヴィのカベルネ・ソヴィニョン・リザーブ2008が6660円という冗談みたいな値段で出ています。税込みでも6000円台。

このワイン、Wine Advocate誌のAntonio Galloniは95点を付けています。ビッグなワインでありながら、バランスがよく、クラシックな味わいも持っている銘品(show-stopper)だとのこと。Wine Spectatorでは93点で、フルボディだが重すぎず、複雑で魅力的だとのこと。

ワイナリプライスが135ドルで米国でも80ドル以上のこのワイン。とりあえず買っておくが吉ではないかと思います。



Date: 2012/0607 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ワイン&地酒TODA」の特売コーナーがにぎわっています。カリフォルニアもオールド・ヴィンテージのものなど、格安です。

例を挙げるとDominusの1984年が13,986円(税込、以下略)とか、MarcassinのシャルドネThree Sisters 2006が19,887円とか。Dalla Valle Maya 2000の35,437円というのも安いです。

Caymus Special Selection 1999の13,639円というのも激安。米国でも200ドル以上します。ワシントンのQuilceda Creekのカベルネ2006が23,089円というのも、レアな上に安いです。Wine Advocate誌では99点のワイン。

ほかにもいろいろあるので、まずは以下のページからチェックすることをお薦めします。

特売コーナーはこちら

Date: 2012/0605 Category: 技術系
Posted by: Andy
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日曜日の楽天スーパーセール、日本代表のサッカーの試合でコマーシャルをしたせいか、そこから深夜まではとてもつながりにくい状況でした。そこで水曜日の1:59まで48時間の延長をすることになり、いまだセール継続中です。

ただ、寝耳に水の延長だったせいか、多くのショップが目玉商品を出し尽くした後。「半額商品」もまだまだありますが、日頃からその値段で出しているものが大部分のようです。

こうなると、安いものを探すというより、「買い回り」でポイントをアップさせていくのが賢明な戦略かと。オンラインWassy's店長のハダノリさんもそれをお薦めしています

買い回りってなんだかわかりにくいので説明します。対象は楽天市場の通常購入、共同購入、スーパーオークション、定期購入・頒布会いずれも1ショップ税込1000円以上、楽天ブックス税込1000円以上、楽天デリバリー税込2500円以上、楽天トラベルの宿泊ごとなど。通常のポイントが1%なのに対し、2軒で買えば2%、3軒で買えば3%、と最大10軒10%までポイントが上がります。

特に、高額の買い物をした場合は、これで%を挙げていく効果が大きくなります。例えば1軒で10万円の買い物をしたらポイントは1000円になります。ここで別の店で1000円の買い物をしたらポイントは2%なので10万円から2000円と、1000円から20円で合計2020円。買い物額よりポイントが増える方が大きくなってしまいます。逆に言うと、総額が大きくなければ、倍率を挙げても影響は小さくなります。このあたりよく考えて賢く買い物するといいと思いますです。ではグッドラック。

まずはこちらからエントリーが必要です
Date: 2012/0605 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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先週末、ナパでは初夏の風物詩「Auction Napa Valley」が開かれました(Wines & Vines - Wine Industry News Headlines - Auction Napa Valley Raises $8 Million)。日曜日に開かれたメインイベントのLive Auctionでは610万ドル、土曜日のバレル・オークションでは150万ドル、そしてインターネットで誰でも入札できるe-auctionでは35万8000ドル。計約800万ドルを集めました(すべて地元へのチャリティになります)。

下の写真はSt.Helena 1934のMitsyさんによるもの。バレル・オークションが開かれたJarvisのケーヴの中です。

auction napa valley
Date: 2012/0604 Category: 技術系
Posted by: Andy
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ブログに書くほどの話でもないのですが、他に困っている人もいるかもしれないので。

iPhoneと2台持ちで、従来のauの携帯も使っているのですが、最近またスパムメールが来て、拒否リストに入れても入れても追いつかないという事態が起こりました。

URL規制も、HTMLメール規制も入れているのに、どうしてURL入りのメールが来るのか調べてやっと気付きました。指定受信リストのせいでした。

指定受信リストって会社のドメインとか、受け取れないと困るものが中心に入っているのですが、普通はある程度信頼できるドメインなのだから、指定しても大丈夫だと思いますよね。

ところが、auのメールフィルタってメールアドレスだけじゃなく、メール差出人の名前まで見ているようなのです。

例えば、僕が example.com というドメインを指定受信リストに入れているとします。

このとき、差出人のドメインが、aaaaaaaa.comだとして普通に someone@example.com というアドレスを差出人のメールアドレスとして送った場合、メールはフィルタリングされるはずです(送ってきたドメインとアドレスのドメインが違うので偽称とみなされる)。

しかし、差出人がメールのアドレスを someone@aaaaaaaa.com として、メールの名前(普通はAndy Matsubaraなどと入れるところ)をsomeone@example.comとしておくと、auのメールフィルタはexample.comからのメールとして通してしまうようなのです。なんて××な仕様なんでしょう!!

というわけで、許可リストでひっかかっているやつを消したら、無事にスパムも来なくなりました。

携帯メールを使うのもいつまでか分かりませんが、備忘録として残しておきます。
Date: 2012/0604 Category: 技術系
Posted by: Andy
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frasmさんに、ブログブランディングということで、ページのデザインを考えていただきました

なんとなく、サイトのイメージカラーはカリフォルニアの青い空を思わせる青系だったのですが、ワインサイトとしては王道のワインレッドです。どうでしょうか?

こちらからアンケートに答えていただけるとうれしいです。
Date: 2012/0603 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋も半額セールやっています。カリフォルニアでもニュージーランドでもなく、ローヌの雄シャプティエのワインです。


Date: 2012/0602 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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前の記事にも書きましたが、楽天市場は6月3日がスーパーセールの日。それに合わせてVin du 268でセールがあります。

まずは在庫の端物の半額セール。どれも残り僅少なので早い者勝ちです。自分も狙っているのがありますが、秘密にしておきます。

先日紹介した「日本で飲もう最高のワイン2012」でのダブル・プラチナ受賞ワインを含んだセットワインもあります。3本のうち残り2本も同じイベントで専門家のゴールド賞(20点満点で16点以上18点未満)を受賞したものです。送料込みで約3500円割引。



それ以外に、普通に買ってもポイント10倍、すなわち実質1割引。この機会にどうぞ。Muddy Waterなども狙い目ですね。



なお、事前にこちらのリンクから、ポイント倍付けや100円クーポン(これは2日の22時前に取っておく必要があります)をゲットしておくことをお薦めします。
Date: 2012/0602 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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中村倫久(のりひさ)さんがカリフォルニアで作る「Noria」、以前中村さんの作る「ノリア」のワイン会に行って来ましたという記事でワイン会を紹介しましたが、ネットショップでの販売が始まっています。

品種はシャルドネとピノ・ノワール。シャルドネが4000円前後、ピノ・ノワールも5000円を切る価格です。日本食に合うワインを目指しているということなので、ぜひお試しください。

あ、なお楽天市場は6月3日がスーパーセールの日。まずはこちらから、ポイント倍付けや100円クーポン(これは2日の22時前に取っておく必要があります)をゲットしておいてください。

Date: 2012/0602 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「日本で飲もう最高のワイン」というイベントがあります。これは、すべてブラインドの試飲でワインに点数を付けて、美味しいワインを選ぶというもので、専門家とワイン愛好家でそれぞれ評価によって賞を与えます。

賞は20点満点中18以上がプラチナ、16以上18未満がゴールド、14以上16未満がシルバーとなっています。

プラチナを得るのは平均18点以上ですから100点満点にすると90点以上です。ちょっとやそっとでは取れない狭き門です。実際には白ワインで専門家5本、愛好家3本、フルボディの赤ワインで専門家3本、愛好家4本がプラチナに選ばれています。

この中で白ワインで1つ、赤ワインで1つが専門家愛好家の両方でプラチナに選ばれました。白ワインはクラウディア・ベイのソヴィニョン・ブラン、赤ワインはCh. Itai Takaha dragon beauty Rutherford Cabernet Sauvignonです。


Dragon Beautyはクラッシュパッドで作っているワイン。畑はRutherfordにあるGeorges IIIというからびっくりです。Georges IIIはAndy Beckstofferの畑で、かのSchraderやSterling、Duckhorn、Caymusといった錚々たるワイナリがここのブドウを購入しているのです。

いや、すごいですね、まじで。なんというか、素人がオリンピックで表彰台にいきなり登ってしまった感じです。