楽天モバイルで格安スマホ/格安SIM初体験記その1――格安SIM/格安スマホって何?選択のポイントは?
楽天モバイルで格安スマホ/格安SIM初体験記その2――格安スマホの設定は案外簡単だった
楽天モバイルで格安スマホ/格安SIM初体験記その3――格安スマホはiPhoneを置き換えられる?
楽天モバイルで格安スマホ/格安SIM初体験記その4――楽天モバイル最安プランはどれだけ使えるか
もどうぞ。

格安SIMと格安スマホ(Zenfone5)で、iPhoneをどれだけ置き換えられるかのモニターを始めて約2カ月経ちました。使用感もだんだん安定してきています。また、自宅に無線LANの中継器を導入したことで、これまで無線LANが届かなかった寝室などでも無線LANが使えるようになりました。

その結果、iPhoneとの併用中とはいえ、月3.1Gバイトの制限も全く問題なくなっています(18日までに0.9Gバイト使用)。iPhoneの2年縛りがとけたら、格安スマホ+格安SIMにしようかと思っています。

ただ、現在楽天モバイルからモニターで借りているZenfone5には大きな問題があることも分かりました。ストレージ容量が少ないのです。

市販されているZenfone5は16Gバイトと32Gバイト版がありますが、今使っているのは8Gバイト。そのうち約半分の3.98GバイトはAndroidが使っており、ユーザー領域は4.02Gバイトとなっています。アプリをインストールすると、データなど一部はMicroSDカードに移せます(アプリにもよります)が、本体で使う分も少なからずあります。その結果、残りが400Mバイトを割り、新たなアプリをインストールしようとすると、容量不足としてインストールできなくなってしまったのです(インストールしようとしたアプリ自体はそれほど大きなものではありません)。

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この時点でインストールしてあるアプリはプリインストールを含めて100個くらい。十分と思うかもしれませんが、iPhoneの方はアプリ400くらい入っていますから、それに比べると全然少ないし、まだ辞書のような容量が大きなアプリはほとんど入れていません。

結局、内部ストレージ8Gバイトでは足りないと言わざるを得ないでしょう。これから格安スマホを買う人は、ストレージ容量注意してください。なお、楽天モバイルが用意している端末の中ではZenfone5とArrowsの2つが8Gバイトでした。

他の格安SIMの会社のセット端末でもArrowsやLG G2 miniは8Gバイトのものが多いので要注意です。