ハーラン系のワインの中ではボンドのメイトリアークの次くらいに安い(といっても3万円するので、これを安いと思うかどうかは人によりますが)ワイン。
評論家のレビューは出ていないと思いますが、ワインのレビューアプリVivinoでの評価は高いようです、
The Mascot Cabernet Sauvignon 2012 | Wine Info
ザ マスコット ナパヴァレー レッドワイン [2011]年 750ml【赤ワイン】【フルボディ】 |
ザ・マスコット レッドワイン [2012]赤ワイン アメリカ カリフォルニア |
なお、タイトルではジンファンデルと書いてしまいましたが、100年以上の歴史を持つ古木の畑であり、当時は様々な品種を一つの畑に混ぜて植えるのが一般的でした。というわけで、この畑もジンファンデルを主体とはするものの、様々な品種が
混ざっており、それが味に複雑さをもたらしています。
ベッドロックのモーガン・ピーターソンはワイン業界最高の資格であるマスターオブワインを取得しましたが、その最後の論文が、この畑を題材にした「フィールドブレンド」の研究でした。論文取り寄せたものの、ちゃんと読めていないのですが……(~_~;)
ちなみに前ヴィンテージの2015年はアドボケイトで96点。こたらも高い点数でした。
ベッドロック ザ・ベッドロック ソノマヴァレー レッドワイン [2016] |
ベッドロック ザ ベッドロック ヘリテージ レッドワイン[2015] BEDROCK The Bedrock Heritage Red Wine[2015] |
バルベーラは大分酸が勝った印象。品種の特徴でもありますが、酸っぱすぎて食事と合わせるのはちょっと難しいかも、という気がしました。
一方、プティ・ヴェルドは果実味豊富で、酸もほどほど。柔らかい味わいで、かなり美味しいし食事の邪魔にもなりにくかったです。
ちなみにWine-Searcherで見る平均価格は11ドルですから、税抜き900円はそれと比べても大分安く、お買い得度は非常に高いです。
【お買い得! アウトレット】マックマニス・ファミリープティ・ヴェルド[2015]750ml |
【お買い得! アウトレット】マックマニス・ファミリーピノ・グリージョ[2016]750ml |
神の雫に登場したときの記事はこちら。
今週の「神の雫」にDiatomの「波紋」が登場
「神の雫」の「波紋」登場まで
神の雫のダイアトム続編
ダイアトム ”美夜(ミヤ)” シャルドネ サンタリタヒルズ |
ダイアトム ”花偲(ハナシノブ)” シャルドネ サンタリタヒルズ |
ちなみに、このあとダイアトムは終了してしまい、漢字ラベルワインはシャトー・イガイタカハに移管されています。2016ヴィンテージからダイアトムは復活しましたが、今回は漢字ラベルではありません。
今のダイアトムはこちら。
ダイアトム ”ヒリアード・ブルース・ヴィンヤード” シャルドネ サンタリタヒルズ |
シャトー・イガイタカハの漢字ワインはこちらから
【お買い得! アウトレット】マックマニス・ファミリーバルベーラ[2015]750ml |
【わけありワイン】マックマニス・ファミリー プティヴェルド |
マクマニス・ファミリー バルベラ "ジャミー・リン・ヴィンヤード" カリフォルニア [2015] (正規品) McManis Family Jamie Lynn |
マックマニス(マクマニス)といえば、最初に記事を書いたのはもう8年以上前のこと(マクマニス・ファミリーの母さんの二の腕に惚れたよ)。1000円台の秀逸なワインとして、その後もときどき飲んでいますし、記事も書いています。
ただ、入荷が安定しないのがこれまでは難点でした。買おうと思っても見つからないことが多いのです。輸入元が代わって、そのあたりが改善することを期待しています。
今回輸入されるのは白がシャルドネとヴィオニエ、赤がピノ・ノワール、メルロー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンです。希望小売価格はいずれも1980円。
シャルドネはリッチな味わいで旨味もたっぷり。酸もしっかりしていてとてもいいです。ヴィオニエはモモや梨の風味がこの品種らしいところ。ヴィオニエにしては酸が豊かで味わいがだれません。
赤では、ピノ・ノワールが結構よかったです。チェリーやラズベリーなど赤系ベリーの風味が豊か。かわいい系のピノ・ノワールです。
メルロー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンもその品種らしさがしっかり出ています。どれか選ぶならボディが一番しっかりしたカベルネ・ソーヴィニヨンが個人的には好みです。
マックマニス・ファミリー シャルドネ |
マックマニス・ファミリー カベルネソーヴィニヨン |
マックマニス・ファミリー ピノノワール |