柳屋では元旦からセールです。初日はコッポラのスパークリング,「ソフィア・ブラン・ド・ブラン」の缶バージョンがなんと半額,しかも一般には出回らないシルバーパックです。1本あたり400円強となかなかお買い得です。
カベルネは本当に高くなってしまいました。Parkerの掲示板のあるスレッドによるとWine Advocateの最新号(#174)のカリフォルニアのカベルネで87点のものの平均価格が69ドルだったそうです。こんな値段を付けているのではカベルネ離れが進むのはしょうがないでしょうね。その中で,健闘していたのがSnowdenのCabernet Sauvignon Reserve 2005。94点でパーカー氏のコメントも「激賞」と言っていいほど。65ドルで94点付いています。柳屋では7700円とリリース価格並み。ただし,米国の小売では50ドルくらいのところもありますのでちょっとだけ高めです。
これ以下の価格帯で評価が高いCabernet系は,2005 Kamen Cabernet Sauvignon(50ドル),2005 O'Shaughnessy Cabernet Sauvignon(25ドル)です。
これ以下の価格帯で評価が高いCabernet系は,2005 Kamen Cabernet Sauvignon(50ドル),2005 O'Shaughnessy Cabernet Sauvignon(25ドル)です。
クリスマスが過ぎると今度は年末年始の福袋シーズン(笑)です。中身を見せているところ,見せていないところがありますが,気になるのは見せていないところ。柳屋は赤4白(NZ)1で希望小売価格1万5000円が9999円(税抜き)。いずれも単品販売はしていないそうです。
赤ワインの中身はこれ。
1 希望小売価格3800円:ワイナリと畑はStags Leap地域にあり,家族経営の小さなワイナリ。Insigniaがかつてっこのブドウを使用していた。
2 希望小売価格2500円:ナパのピノ。2003年。楽天内で販売なし
3 希望小売価格3000円:2000年のナパのカベルネ。インポーターの倉庫で発見。楽天内で販売なし
4 希望小売価格2600円:Wine EnthusiastでBest Buy。フランス市場でも活躍。Wine Spectatorで世界のTop25ワイナリに選出
いろいろ調べてみましたが,これだろうっていうのは残念ながら見つからず。気になるので買ってみようかと思案中です(笑)。どなたか予想してくださいまし。
赤ワインの中身はこれ。
1 希望小売価格3800円:ワイナリと畑はStags Leap地域にあり,家族経営の小さなワイナリ。Insigniaがかつてっこのブドウを使用していた。
2 希望小売価格2500円:ナパのピノ。2003年。楽天内で販売なし
3 希望小売価格3000円:2000年のナパのカベルネ。インポーターの倉庫で発見。楽天内で販売なし
4 希望小売価格2600円:Wine EnthusiastでBest Buy。フランス市場でも活躍。Wine Spectatorで世界のTop25ワイナリに選出
いろいろ調べてみましたが,これだろうっていうのは残念ながら見つからず。気になるので買ってみようかと思案中です(笑)。どなたか予想してくださいまし。
Wine Spectator誌のTop100で9位に入ったRobert Mondavi Cabernet Reserve 2004(レイティングは95点)が柳屋に入荷しています。モンダヴィのワインとしてはWSでは史上最も高得点なのだそうです。また,Robert MondaviがConstellation Brandsに買収されたのが2004年の11月であり,Mondavi家による最後のヴィンテージになります。ワイナリ価格125ドルが税抜き12500円。米国の店頭価格では90ドルを割るところもあり,実勢は100ドルくらいなので,現地価格以下とはいいにくいですが,十分納得できる価格です。
パリ16区の「今年最後の大売出し」はどれが最後なのかよく分かりませんが,今度はPremiere Napa Valley Auctionで落札したワインが大量に登場しています。値段は少々高めですが,オークション用の特別なボトリングなので,品質は同じワイナリのレギュラー・ボトルより高いはず。何よりも二度と手に入らないという希少性は極めて高いです。
麻布十番のCWG(California Wine Garden)でCh. Igai Takahaのワインを12月25日まで格安提供中です。
Samurai Beautyが通常14700円のところを9500円,2005年の“Jewel Wish” Chardonnayが6000円,2005年2006年の“Divine Wish” Pinot Noirがどちらも7000円,また新たにラインナップに加わったPinot Blancを使ったデザートワイン“Dragon Beauty”(ハーフボトル)が7000円です。
また,オンラインWassy'sでも“Jewel Wish”,“Divine Wish”2005,“Dragon Beauty”を販売中です。Samurai Beautyも販売予定だとか。
Samurai Beautyが通常14700円のところを9500円,2005年の“Jewel Wish” Chardonnayが6000円,2005年2006年の“Divine Wish” Pinot Noirがどちらも7000円,また新たにラインナップに加わったPinot Blancを使ったデザートワイン“Dragon Beauty”(ハーフボトル)が7000円です。
また,オンラインWassy'sでも“Jewel Wish”,“Divine Wish”2005,“Dragon Beauty”を販売中です。Samurai Beautyも販売予定だとか。
そろそろクリスマス用のワインは注文を済ませておきたいところ。前にクロ・デュ・ヴァルのクリスマス用エッチング・ボトルのセットを紹介しましたが,まだ残っているようです。セット以外の単体ももちろんあります。
パリ16区のセールでスポッツウッドが追加されています。1998,2000,2003のエステートと,セカンド・ラベルとして2003年に追加されたリンデンハースト。米国小売価格の「最安」のもので見るとそれぞれ65ドル,72ドル,96ドル,60ドルくらい。主流の値段はそれぞれ10ドル~15ドルくらい高くなっています。パリ16区の値段は8880円,8880円,11800円,5680円なので,どれも現地価格と言っていいと思います。
1998,2000年はあまり良年ではありませんが,変なワインを作るワイナリではありません。ちなみにWAのレイティングは98年が88,2000年が91点,2003年は94点だそうです。98年については「長熟型ではないが,この年の中では成功しているワイン。飲み頃は2014年ころまで」ということなので,案外今がいいころかもしれません。
余談ですが,同じページにOpus One 2003のハーフボトルも。フルボトルのSpottswoodeより高いのですが,それでもOpus Oneの方が売れたりするのでしょうか。
もう1つ余談で,前にお勧めしたFoxenのSea Smoke,Saxumもまだ残っていました。
1998,2000年はあまり良年ではありませんが,変なワインを作るワイナリではありません。ちなみにWAのレイティングは98年が88,2000年が91点,2003年は94点だそうです。98年については「長熟型ではないが,この年の中では成功しているワイン。飲み頃は2014年ころまで」ということなので,案外今がいいころかもしれません。
余談ですが,同じページにOpus One 2003のハーフボトルも。フルボトルのSpottswoodeより高いのですが,それでもOpus Oneの方が売れたりするのでしょうか。
もう1つ余談で,前にお勧めしたFoxenのSea Smoke,Saxumもまだ残っていました。
ピノにはまり始めた90年代終わりころ,カリフォルニアのピノ・ノワールで最高峰の位置にいたのがWilliams-Selyemでした。メーリング・リストに入るのも数年待ち,たま~に店で見かけても150ドル以上の高嶺の花。その後,オーナーが引退してワイナリを売却し,質が低下するのではないかと噂されましたが,今でも第一線でがんばっているのはご存知の通りです。
「築地ワイン・マーケット古葡萄」で1995年のWilliams-SelyemがSonoma Coast,Russian River Valley,Olivet Laneと3種出ています。どれも1万7800円。この価格は安いといっていいでしょう。上記のように当時の流通価格がそれくらいしていましたし,そもそも今となっては入手できることがラッキーなものです。個人的には同じヴィンテージのOlivet LaneをGary Farrelが作ったものは飲んだことがあるので,そこが一番興味あります。
「築地ワイン・マーケット古葡萄」で1995年のWilliams-SelyemがSonoma Coast,Russian River Valley,Olivet Laneと3種出ています。どれも1万7800円。この価格は安いといっていいでしょう。上記のように当時の流通価格がそれくらいしていましたし,そもそも今となっては入手できることがラッキーなものです。個人的には同じヴィンテージのOlivet LaneをGary Farrelが作ったものは飲んだことがあるので,そこが一番興味あります。
先日の記事でシー・スモークのボテーラとテンは8割方飲食店とデパートに納められたらしいという話を書きましたが,そのボテーラです。柳屋で出ていた価格より1000円以上安いです。今の状況からすると,ほしい人はここで買っておくのが賢明のように思えます。
現時点では27本ありますが,もしかしたら今日中に売り切れるかも。
ちなみにSea Smokeの3種のピノのうち,今飲むならこのBotellaが一番おいしいのではないかと思います。Gary VaynerchukもBotellaを一番高く評価しています。熟成させるならTenの方が魅力的ですが。
現時点では27本ありますが,もしかしたら今日中に売り切れるかも。
ちなみにSea Smokeの3種のピノのうち,今飲むならこのBotellaが一番おいしいのではないかと思います。Gary VaynerchukもBotellaを一番高く評価しています。熟成させるならTenの方が魅力的ですが。
ひところよりは少なくなりましたがそれでもまだ「カレラ ジェンセン」が検索語の上位に入っています。ということで,久々に入荷情報。
最新ヴィンテージ2004で抱き合わせなし,1万2600円というのは現状の相場観ではまあまあのところ。もう1つは旧ヴィンテージの2001。Caleraの場合,熟成してこそ本領が発揮されるので2001でも今飲むにはまだ若いくらいだと思いますが,今となっては入手困難。貴重なヴィンテージです。値段高いですが,待ってもほかで見つかる保証はありません。どうしてもこのヴィンテージが欲しいなら。2003も同値段。コメントは上に同じ。
最新ヴィンテージ2004で抱き合わせなし,1万2600円というのは現状の相場観ではまあまあのところ。もう1つは旧ヴィンテージの2001。Caleraの場合,熟成してこそ本領が発揮されるので2001でも今飲むにはまだ若いくらいだと思いますが,今となっては入手困難。貴重なヴィンテージです。値段高いですが,待ってもほかで見つかる保証はありません。どうしてもこのヴィンテージが欲しいなら。2003も同値段。コメントは上に同じ。
柳屋でシー・スモークがようやく3種登場しましたが,ボッテーラとサウジングは売り切れ,最上位のテンだけが残っています。それも去年までより値段上がってますねえ。まあ米国でも実勢120ドルなので,割高というほどではないのですが。柳屋のサイトによると「今年より販売方針を大幅に変更したのだそうで、『テン』と『ボテッラ』は8割方が飲食店とデパートに収められたのだとか」ということで,「良心的」と思っていたこのインポータの評価は随分下がりました。
このほかPisoniのPisoni 2005というのも出ていて,値段はこちらの方が安いです。僕的にはPisoniの方が惹かれるものがありますが,米国の値段は60ドル台で意外に安いです。
で,この辺買うなら前に紹介したFoxenのSea Smokeがダントツでお買い得でないかと思った次第。
ちなみにTenはこちらの方が安く売っています。
このほかPisoniのPisoni 2005というのも出ていて,値段はこちらの方が安いです。僕的にはPisoniの方が惹かれるものがありますが,米国の値段は60ドル台で意外に安いです。
で,この辺買うなら前に紹介したFoxenのSea Smokeがダントツでお買い得でないかと思った次第。
ちなみにTenはこちらの方が安く売っています。
セール時の気前のよさで特筆できる「ワインセラーパリ16区」。今度はシャルドネのセールです。なんといっても注目はコングスガード(Kongsgaard)の「ザ・ジャッジ(The Judge)」。このワインについての説明はカリフォルニアワインあらかるとのページが詳しいのでそちらをご覧ください。とにかく究極のシャルドネを作ることが目的であり,値段もカリフォルニアのシャルドネとしては考えられないくらい高いのですが,それでも欲しい人は引きも切らない状態です(まあ,ブルゴーニュの最上位クラスの値段を考えたら決して高くないですが)。
ワイナリ価格は175ドルですが,米国のリテールでは税抜き250ドル~が当たり前。オークションでは300ドル以上もざらです。今回は税込み2万9800円ということで,米国のリテール価格とほぼ同じという安さです。
これ以外に,以前7000円台で出て「この価格帯では珍しい」と書いたHdVが6000円台でこれも現地価格と遜色ないところ。FlowersのSonoma Coastも4980円でこれも現地価格並みです。
ワイナリ価格は175ドルですが,米国のリテールでは税抜き250ドル~が当たり前。オークションでは300ドル以上もざらです。今回は税込み2万9800円ということで,米国のリテール価格とほぼ同じという安さです。
これ以外に,以前7000円台で出て「この価格帯では珍しい」と書いたHdVが6000円台でこれも現地価格と遜色ないところ。FlowersのSonoma Coastも4980円でこれも現地価格並みです。
高いワインついでにロマネコンティの値段を調べてみたのですが,さすがにすごいですねえ。海外で探しても最安6000ドルというところです。これに比べたらScreaming Eagleなんて2000ドルくらいで買えるのだから安いもんです(笑)。Wine Cellar KATSUDA(ここ,昔はカリフォルニアの「カルト」も結構売っていましたが今はフランス専門みたいですねえ)では通常120万円が78万円となんと42万円引きの大盤振る舞い。このほか,プレミアム酒販大平ではラベル破損品ながら68万円。これはまさに世界価格並みです(笑)。
一番高いのは800万円だって…
ちなみにスクリーミング・イーグルで一番安いのは2002年ものが税込み258750円(ここは為替変動ありなので,今はもっと安いかも)。これは米国価格と比べても全く遜色ありません。Wine Advocate誌では99点付いています。
一番高いのは800万円だって…
ちなみにスクリーミング・イーグルで一番安いのは2002年ものが税込み258750円(ここは為替変動ありなので,今はもっと安いかも)。これは米国価格と比べても全く遜色ありません。Wine Advocate誌では99点付いています。
再びパリ16区の紹介になりますが年末特価ということで,カベルネ系ではトップクラスのワインが出ています。絶対的な金額は高いですが,米国と比べてもそん色ない価格。ここぞというときにはいいかもしれません。
ワインはシェイファーとコルギンとエイブリュー。ShaferではHillside Select 2003が税込み2万6800円。前年がWAで100点だったのに対し,こちらは95点と多少見劣りしますが,なんといってもHillside Selectです。ちなみにWine-Searcherでの最安は230ドルですからほぼ同じか,税率によってはこちらの方が安いくらい。ちなみに同じページに出ている廉価版のOne Point Five 2004は米国で65ドルが税込み6880円と,米国よりも安くなっています。
Colginはどれを紹介すればいいか悩ましいところですが,IX Estate Proprietary Red 2003にしておきましょう。これも米国で240ドルくらいからなのが2万9800円。同じワインの2004は3万9800と1万円も上がっていますが,米国でも100ドル上がっているのでどちらがお買い得かは微妙なところです。
AbreuのMadrona RanchからはWAで96-100点が付いている2001年のものを紹介。これは米国では320ドルくらいのショップもありますが600ドル付けているところもあるというワイン。
500円のパンを高いと書いたあとに3万,4万もするワインが安いとは何事かと言われそうですが,まあ少なくともOpus Oneに3万円近くを投資するんだったら,こっちの方が100倍くらいお勧めです。個人的にはColginにそそられるものがあります。
ワインはシェイファーとコルギンとエイブリュー。ShaferではHillside Select 2003が税込み2万6800円。前年がWAで100点だったのに対し,こちらは95点と多少見劣りしますが,なんといってもHillside Selectです。ちなみにWine-Searcherでの最安は230ドルですからほぼ同じか,税率によってはこちらの方が安いくらい。ちなみに同じページに出ている廉価版のOne Point Five 2004は米国で65ドルが税込み6880円と,米国よりも安くなっています。
Colginはどれを紹介すればいいか悩ましいところですが,IX Estate Proprietary Red 2003にしておきましょう。これも米国で240ドルくらいからなのが2万9800円。同じワインの2004は3万9800と1万円も上がっていますが,米国でも100ドル上がっているのでどちらがお買い得かは微妙なところです。
AbreuのMadrona RanchからはWAで96-100点が付いている2001年のものを紹介。これは米国では320ドルくらいのショップもありますが600ドル付けているところもあるというワイン。
500円のパンを高いと書いたあとに3万,4万もするワインが安いとは何事かと言われそうですが,まあ少なくともOpus Oneに3万円近くを投資するんだったら,こっちの方が100倍くらいお勧めです。個人的にはColginにそそられるものがあります。
ワインセラーパリ16区でセールが始まっていました。目玉はFoxen Sea SmokeとSaxum。Foxen Sea Smokeは2004年がWSで94点,WAで96点を取って注目を集めたワイン。Sea SmokeのTenをさらに濃厚にしたような味わいです。2005年はWSで当初92点が付いたものの,最終的には87点ということになり,議論になったワイン。テイスティング・ノートを見ても賛否両論あるようです。固いワインなので長く待てる人向けかもしれません。入手困難なワインなので米国でも100ドル近い価格が付いています(ワイナリ価格は75ドル)。お買い得でしょう。
Saxumは近年めきめきと売り出し中のワイナリでWine Advocateで暫定ながら100点が付いたものもある注目株。米国では日本よりも入手困難で,売り出されている2本とも,現地価格より安くなっています。
Saxumは近年めきめきと売り出し中のワイナリでWine Advocateで暫定ながら100点が付いたものもある注目株。米国では日本よりも入手困難で,売り出されている2本とも,現地価格より安くなっています。
パーカーがDiatom Samurai Vineyardとして95点を付けたCh. Igai Takaha "Samurai Beauty"がついに市販です。おそらく本数から言ってこれが最初で最後になるのではないでしょうか。