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Date: 2017/0413 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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コンビニワイン買いの9本 レベルに驚嘆、価格に感嘆|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE」という記事で紹介されていた、ファミマで売っているオーストラリア・ワイン「Heyword」を試してみました。フルボトルが税込みで498円という1コイン以下の値段。

Heywood


あっさりしていて飲みやすいです。「フルーティーさのなかに桃やマスカットのような華やかなアロマがあり、ほどよいボディーもある」と書いてありましたが、ボディはあまり感じなかったかな。でも安ワインにありがちな嫌な味はなかったので、すいすい飲めてしまいます。正直言って1000円以上出すかと言われると微妙なレベルではありますが、500円は文句なく安いです。

欲を言えば、これが250mlで200円程度で飲めたらもっと嬉しいです。コンビニでワインを買うときって、ちょっと夜に飲みたいとかそういうシチュエーションだと思うんですよね。フルボトルだと最低でも2、3日は続けて飲まないといけないからちょっと敷居が高いです。

というわけで、次はセブンイレブンで250mlのを買ってみたいと思っています(通り道にないのが難点ですが)
Date: 2017/0407 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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サンタ・クルーズ・マウンテンズを代表するピノ・ノワール/シャルドネのプロデューサーがリース(Rhys)です。以前、2本のワインをいただきましたが(「最近飲んだワイン~リース・ピノ・ノワール・ファミリー・ファーム・ヴィンヤード2012」、「最近飲んだワイン~リース(Rhys) ピノ・ノワール・ベアワロー・ヴィンヤード 2012」)、今度は2013年のものをピノ・ノワール2本(500mlボトル)とシャルドネ1本(ハーフボトル)いただきました。

Rhys

その中からまずはアルパイン(Alpine)ヴィンヤードを試飲しました。

畑は太平洋から16kmほどのところ、標高360~450m、最大斜度40%という斜面の畑です。プリシマ層(Purisima Formation)という石灰質の地層のようです。かなり涼しく、急斜面で、根を伸ばすのも大変そうなブドウにとっては過酷な畑のようです。夏場でも最高気温は25℃くらいです。

ワインの色は意外と濃いです。若干濁っているような感じもあります。ベリーに花の香り。味わいは赤系の果実と青系の果実が7:3くらいの感じ。以前飲んだファミリー・ファームが完全にブルゴーニュ寄り、ベアワローが完全にカリフォルニア寄りという感じでしたが、これはその間、どちらかというとベアワローに近いかもしれません。

まだ若さを少し感じます。タンニンもしっかりしています。酸がきれいなのはリースの特徴の1つでしょう。青系の果実味がある程度入ってきても重さを感じずにすうっと飲めてしまいます。

リースのワインは熟成能力もかなりあるようなのですが、これだけおいしいと熟成させるまで我慢するのが大変ですね。

ちなみにWine Advocate誌では94点、Decanter誌では95点だそうです。

Date: 2017/0401 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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登美の丘ブラッククイーン2014

コストコで売っていた日本ワインです。エッチングが施されたボトルが何やら高級感を醸し出しているので、ちょっと期待して買ってみました。価格は2000円台後半だったと思います。

写真で分かるように、いろはかなり濃いです。プチ・シラーか何かのよう。味わいも濃いのかと思ったのですが、果実味乏しく、酸がかなり勝った味わい。わずかにスパイスも感じますが、やはり酸っぱい。

結局1本開けるのに5日もかかってしまいました。日にちが経つにつれ、酸もだんだんなじんでそれなりに飲みやすくはなりましたが、残念ながら美味しいと思える味ではなく。

もしかしたら、自分の舌がカリフォルニアワインに慣れすぎているからかもしれませんが、日本ワインの赤で納得できる味のものにはなかなか出会わないですね(そもそもまだほとんど飲んでないですが)。

こんな僕をギャフンと言わせる(古!)ようなワイン、教えてください