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Date: 2020/0829 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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新型コロナウイルスの影響は計り知れないレベルになっていますが、純粋にコンシューマーの視点からすると、びっくりするようなお買い得価格のワインが増えているとも言えます。

今回もそんなワインの一つ。ヘス・コレクションのシャーテイル・ランチ・カベルネ・ソーヴィニヨンです。日本での通常価格は3800円だそうですが、そもそもこのワインは知らない人が多いと思います(私も知りませんでした)。価格的にはヘスの普及ライン(といってもレベル高いですが)のヘス・セレクトよりちょっと高いところ。ただ、「シャーテイル・ランチ」のシリーズは米国ではレストラン向けにしか出していないのです。そもそも小売に出てくることがレアなワイン。今回は米国でのレストラン需要がコロナの影響で激減していることから、輸出向けに特価で出してきたとのことです。

ブドウはナパの北東にあるレイク郡がほとんどナパよりもちょっと温暖ですが、それほど変わらないと言ってもいいでしょう。ナパ最大の地主であるベクストファー家が最近は熱心に開発に取り組むなど、地価の高騰したナパからこちらに発展しているワイナリーも増えているようです。

このカベルネ、レストラン向けなので、比較的料理に合わせやすいようなマイルドな作りになっているようです。

ともかくヘスが税抜きとはいえ1000円台というのはかなりレア。まとめ買いにも向きそうです。


Date: 2020/0808 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ラッセル・ビーヴァンはワインの正式な教育を受けたことがなく、ワインファンからワイン造りに参入し、トップ生産者の一つになりました。これまで「パーカー100点」ワインを7本も輩出しています。

日本には近年輸入されるようになりましたが、その新ヴィンテージが入ってきています。

特に今回注目は白ワインもあること。実はビーヴァン・セラーズはワイン・アドヴォケイトにおいて唯一ソーヴィニヨン・ブランで最高96点をとったことがあるワイナリーです。ソーヴィニヨン・ブランは税込みで6000円台と、このクラスのライバルと言えそうなレイルのジョージアやピーター・マイケルの「ラプレ・ミディ」と比べてかなり安くなっています。

また、今回ソーヴィニヨン・ブランのほかにリッチー・ヴィンヤードのシャルドネも入っています。

また、ビーヴァンの主力であるカベルネ系としてはラザフォードの「マクガー・ヴィンヤード」が入っています。ビーヴァンのラインアップの中では比較的早のみタイプのようです。

下のリンクのショップはしあわせワイン倶楽部です。



Date: 2020/0804 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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3日前に「ワイナリー価格より安い、秀逸なソノマのヴィオニエ」という記事でロウアーのヴィオニエを紹介しましたが、その後2日間で柳屋としあわせワイン倶楽部にも入荷しています。3ショップ揃ってから書けばよかったとちょっと後悔(笑)。

ちなみに柳屋ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン以外の白ワインとしては「恐らく今年2020年最高の掘り出しものになろうかと思います」「定価4,000円…と言われても『それくらいするだろうな』と納得可能」とも。

しあわせワイン倶楽部では「恐らく今年の白ワインで言えば最もお得なお値打ちワインかも知れません」と。

私が前の記事で書いたのとほぼ同じことを皆さん思ったようです。

ちなみに赤では、その前の記事で書いた「ゴーディアン・ノット」が、やはりコスパでは群を抜いているでしょう。ここのアルバリーニョもロウアーとほぼ同じ価格で、より夏向きの味わい。合わせて買ってみてほしいワインです。

柳屋


しあわせワイン倶楽部


カリフォルニアワインあとりえ

Date: 2020/0801 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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掘り出し物ジンファンデル(アルバリーニョも美味しいよ)として紹介したゴーディアン・ノット(「廃業ワイナリーのコスパジンファンデル、「らしさ」あふれる味わい」参照)。このワインを輸入している布袋ワインズはオーナーがソノマ在住でこういった掘り出し物を探すのに長けています。

その一つがロウアー(Lawer)というワイナリーのヴィオニエ「ベッツィズ・エステイトヴィンヤード」。全く先入観なしで試飲したのですが、白桃や白い花の香りがあり、きりっとした酸もほどよくバランスのいいワイン。カリフォルニアのヴィオニエとしては相当秀逸なワインです。

ワインメーカーはなんとあのジョエル・ゴットの父ケアリー・ゴット。この人もジョエルの父なんて紹介をしたら失礼なほとの実力者で様々なワイナリーのコンサルタントをしています。

ヴィオニエの畑はナイツ・ヴァレーで、「パーカー99点」のシラーを生んだオブシディアン・ヴィンヤード(2017年の家事で焼失)のすぐ隣。ローヌ系品種にいいところなのでしょう。

このヴィオニエ、現行ヴィンテージのワイナリー価格は30ドルしますが、日本での価格はなんと2000円台。激安です。個人的にはこのクオリティならもう1000円以上高くても全然納得できるレベルです。5000円と言われても不思議でないくらい。

最近はアルバリーニョやヴィオニエといったややマイナー品種で、いいものに当たります。これもコロナの影響?