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Date: 2020/0923 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアワインあとりえにオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat=ABC)のミッションラベルが入荷しています。

オー・ボン・クリマのインポーターは中川ワインとJALUXの2社ありますが、ミッションラベルは中川専用のキュベ。JALUXにも専用キュベがあり、そちらはツバキラベルと言います。

このミッションラベル、輸入されているオー・ボン・クリマのワインの中では入門版にあたり、若くても飲みやすい作りになっていますが、実はシャルドネは中身はビエンナシードの単一畑になっているとのこと。ピノ・ノワールもビエンナシードと自社畑のル・ボン・クリマとこれもすごい構成。

ビエンナシードといえば、サンタバーバラのサンタ・マリア・ヴァレーの超有名畑。ポール・ラトーのシラーでは最高98点(WA)、フォクセンのピノ・ノワールでは最高95点(WA)など、引く手あまたなブドウ。

オー・ボン・クリマのワイナリーはビエンナシードの脇にあり、ビエンナシードの畑の誕生から手を携えてやってきた、事実上自社畑の一つ(オー・ボン・クリマの区画は自社で栽培も見ています)。ニュイ・ブランシェやノックス・アレキサンダーなど上位版すべてのベースにもなっています。

オー・ボン・クリマはそうでなくてもコスパ抜群ですが、ミッションラベルはその中でもコスパトップと言えるでしょう。



ちなみに、ピノ・ノワールが話題になったアルタ・マリアのシャルドネもビエンナシード。これも超お得ワインです。

Date: 2020/0919 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コブ(Cobb)のワインが柳屋やWassy'sに入っています。いずれも輸入量は10ケース未満と僅少なワイン。一般販売もごくわずかですのでお早めに。

ワインは先日「無茶うまピノが勢揃い、ilovecalwineの試飲会より」でも紹介しましたが、この中で柳屋には「Rice-Spivak」のピノ・ノワールはなくシャルドネ2種とピノ・ノワール1種、そしてリースリング1種となっています。一方Wassy'sはピノ・ノワールは2種類ともありますが、シャルドネはありません。

共通する特徴は、冷涼感というかすっきりとした酸味があり、果実味を引き立てていること。塩味や濡れた石など静謐系の複雑さがあること。リース(Rhys)やリトライ(Littorai)などIPOBの流れを汲むワインの代表格の一つであり、ピノ・ノワールやシャルドネの産地としてソノマ・コースト(の中でも冷涼な地域)がいかに優れているかを体験できるワインです。

柳屋





Wassy's




Wassy'sにはこのほか古いヴィンテージのものもいくつかあります。
コブの一覧はこちらから
Date: 2020/0917 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天市場のワインショップ「フェリシティー」で、ベリンジャーのワインを買うとロゴ付きワイングラス2脚がもらえるキャンペーンを9月いっぱい開催しています。

キャンペーンページはこちら

ファウンダーズ・エステート・シリーズなら2本、AVAシリーズやプライベート・リザーブなら1本で対象になります。

ベリンジャーは19世紀にナパのセントヘレナで設立された老舗のワイナリーです。禁酒法の時代も教会向けのワインで生き延びました。1970年代から30年以上ワインメーカーを務めたエド・スブラジア(Ed Sbragia)の時代に目覚ましい品質向上を遂げ、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンのプライベート・リザーブでワインスペクテーターのワインオブザイヤーを獲得しています。2回この賞を取ったワイナリーはケイマスとベリンジャーくらいです。

ファウンダーズ・エステートの方はいわゆるスーパーマーケットワインですから、コスパはいいですが、特別素晴らしいワインではありません。

せっかくベリンジャー飲むのであれば、AVAシリーズ(アペラシオンシリーズ)以上のものをお薦めしたいです。

例えば、ナイツヴァレーのカベルネはナイツヴァレーの名を広げたワイン。AVAものの中でも抜群のコスパで人気が出たワインです。今でこそ、ピーター・マイケルなどで知られるようになったナイツヴァレーてすが、ほとんど誰も知らない時代にここを切り開いた慧眼には感服です。

あとはやっぱりプライベートリザーブのシャルドネ。ベリンジャーを代表するワインであり、カリフォルニアのリッチ系シャルドネの代表格でもあります。





カジュアルに楽しみたいならこちら。

Date: 2020/0914 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ロマネ・コンティと同じ作り方」(要は除梗なしで醸造していること)のワインとして話題になったアルタ・マリアに新ヴィンテージとリザーブ版が登場しています。輸入元のアイコニックワイン・ジャパンさんで試飲してきました。

これまで出回っていたヴィンテージは2012年でしたが、今回一気に売り切れてしまい、新たに入ってきたのは2011年と2013年。そして2012年のリザーブ(レゼルヴァ)です。

2011年は2010年代では一番冷涼な年。カベルネ・ソーヴィニヨンなどでは完全に熟さなかったブドウもあり、あまり良くないヴィンテージと言われていますがピノ・ノワールではそれがむしろ冷涼感となって、好ましい味わいになっています。9年経っていますから熟成感もほどよく出ています。一方、2013年は暖かく乾燥した(旱魃の始まった年でした)年で、より完熟した味わいのワインとなっています。7年経っていますが、まだ果実感も強く残っています。果実味やしっかりした味わいを求める人なら2013年の方が好きでしょう。

2012年のレゼルヴァはオンティヴェロス・ヴィンヤードの中のマルティニ・クローンを使った「クラーク・アンド・テレフォン・ブロック」のブドウだけを使ったもの。アルタ・マリアは元々オンティヴェロス・ヴィンヤードのオーナーであるジェームズ・オンティヴェロスが始めたワイナリーですが、彼のもうひとつのワイナリーがネイティヴ9(カリフォルニアで9世代目になることから付けた名前)で、ここはかつてのIPOB(イン・パースート・オブ・バランス=バランス追求派)に所属していた実力のあるワイナリー。その畑の中でも特定のブロックだけを使っているわけですから位置づけ的にはネイティブ9のピノ・ノワールよりもさらに高級版といってもいいのかもしれません(価格はこちらの方が安いですが)。

リザーヴ版の味わいは、よりホール・クラスター(除梗なし)による複雑さが出たもの。高級感ある味わいです。

ショップなどには同時に3つ入るとは限らず、現状はこれまでの2012年あるいは新たな2011年を扱っているところが多いようです。

個性の違いはありますが、どれも価格以上の満足度があるワインなので安心して飲んでください。

2011年。ショップは「ココス」です。

2011年。ショップは「しあわせワイン倶楽部」。

2012年。信濃屋です。

Date: 2020/0911 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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超格安で大きな話題になっているヘスのカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネが「銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA」でセット販売されています。

カベルネ・ソーヴィニョンは12本で税込み1万9800円。他ショップの税込み1本2068円などと比べると2割も安くなっています。

このほかシャルドネ12本のセット、6本ずつのセットもあります。

大反響で、早くも輸入元在庫はなくなりそうという話も出ています。お早めに。





1本売りはこちらから。
ヘス・コレクションの超特売にシャルドネが追加
Date: 2020/0908 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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プレシジョン(Precision)ワイン・カンパニーは、できてまだ10年の若いワイナリーですが、最初の100ケースから今は年間50万ケース生産へと急成長しています。

マニアが高じてワインづくりを始めたのですが、そういったケースではビーヴァン・セラーズなどプレミアムに進む例が多いのに対し、ここはリーズナブルな価格帯のものを展開しているのも珍しいところ。

そのカベルネ・ソーヴィニョンがワイナリー価格40ドルのところ、今回しあわせワイン倶楽部では取り扱い開始記念で11日午前10時まで税抜き2980円と激安になっています。

この価格帯のナパのカベルネというとフランシスカンが不動の人気でしたが、今は日本への輸入がなくなっています。その穴を埋めるブランドになるのでしょうか。ラベルもちょっと似てますね。


Date: 2020/0902 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ヘス・コレクションのカベルネが税抜き1000円台の驚き価格、これもコロナの影響」という記事で紹介したヘス・コレクションの特売ワイン「シャーテイル・ランチ(Shirtail Ranches)」にシャルドネが追加されています。

前の記事にも書きましたが、シャーテイル・ランチは価格的にはヘスの普及ライン(といってもレベル高いですが)のヘス・セレクトよりちょっと高いところ。ただ、このシリーズは米国ではレストラン向けにしか出していません。今回は米国でのレストラン需要がコロナの影響で激減していることから、輸出向けに特価で出してきたとのことです。

ブドウはナパの北東にあるレイク郡がほとんどナパよりもちょっと温暖ですが、それほど変わらないと言ってもいいでしょう。ナパ最大の地主であるベクストファー家が最近は熱心に開発に取り組むなど、地価の高騰したナパからこちらに発展しているワイナリーも増えています。

しあわせワイン倶楽部ではシャルドネを以下のようにコメントしています。
【リッチでクリーン】蜜の詰まったリンゴやレモンやライムに加えトロピカルフルーツのニュアンス。トロピカルフルーツのリッチな風味に爽やかな酸味がバランスよく重なりクリーンな印象です。強すぎない樽の風味が様々なお料理との相性の良さを感じさせます。

価格はしあわせワイン倶楽部で税込み1680円とカベルネ・ソーヴィニヨンよりもさらに400円も安くなっています。

<しあわせワイン倶楽部>



<東京ワインガーデン>



<京橋ワイン>