読書感想●おいしいワインに殺意をそえて
コージー・ミステリと言われるような軽いタッチのミステリ。主人公はウェイトレスで生計をたてている売れない女優ニッキィ。ひょんなことからナパ・バレーの有名ワイナリのオーナーに認められてワイナリで働くよう申し出をうける。これ以上はないほどのすばらしいところと思いきや,次々と起こる殺人事件の発見者となり…
やたら美男子ばかり出てくるので,ハーレクイン・ロマンスみたいなのかと思ったら意外にも最後までミステリとして読ませてくれた。途中で出てくる料理のレシピはすばらしくおいしそう。そこが一番の魅力かも。ワイン関係の訳語はちょっと…なところもあるけど,まあ許せる範囲か。というわけでワイン好きなら,というよりおいしいもの好きならそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
おいしいワインに殺意をそえて
書評/ミステリ・サスペンス
やたら美男子ばかり出てくるので,ハーレクイン・ロマンスみたいなのかと思ったら意外にも最後までミステリとして読ませてくれた。途中で出てくる料理のレシピはすばらしくおいしそう。そこが一番の魅力かも。ワイン関係の訳語はちょっと…なところもあるけど,まあ許せる範囲か。というわけでワイン好きなら,というよりおいしいもの好きならそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
おいしいワインに殺意をそえて
- ミシェル・スコット/青木 千鶴
- 早川書房
- 819円
書評/ミステリ・サスペンス