現在、米国では4つの州とコロンビア特別区(ワシントン)で娯楽用のマリファナが合法化されています。また、医療用のマリファナについては、上記以外の19州で合法化されています。他にも多くの州が合法化の検討をしているとのこと。

Prozac Makes Better Christians but Marijuana Makes Better Brownies

娯楽用マリファナをいち早く解禁したコロラド州で、酒類の売上にどういう影響があったか、ワイン業界ファイナンシャル・シンポジウムで報告がありました(Weed's Effect on Wine Sales)。

それによると、マリファナの解禁によって、当初酒類の売上は落ち込んだとのこと。しかし、その後の旅行客の増加や若者の移住の増加によって、落ち込み以上のプラス効果があったとのこと。

25%の物品税が課せられているマリファナの税収は、既に酒類からの税収を超えているそうです。

また、酒類の流通業者がマリファナについても流通を担えるのではないかと、検討しているそうです(現在はマリファナは消費者へ直接販売されている)。