アマゾンのKindleや楽天のKoboの電子書籍で、早川書房の国内作家作品が半額になっています。さらにポイントが20%付く(楽天は要エントリー)ので実質は6割引。楽天にはこのほかにも小説でポイントが加わったり、さまざまなクーポンも出ているので、うまく組み合わせればびっくりするほど安く買えます。

電子書籍のセールでは、B級な作品ばかりということもあるのですが、今回の早川書房のはさすが。すごい作品が目白押しです。

特にSFファンというわけではない僕も傑作だと思った伊藤計劃の「虐殺器官」や「ハーモニー」、円城塔のいかにもらしい作品である「Self-Reference ENGINE」。冲方丁の「マルドゥック・スクランブル」は個人的には本屋大賞を取った「天地明察」よりも面白いと思っています。

そしてそして、一番好きな作家の一人である皆川博子さんの作品も3つあります。「死の泉」は彼女の耽美系の作品の中でも白眉。皆川ワールド全開の作品です。本格ミステリ大賞を取った「開かせていただき光栄です」と、その続編である「アルモニカ・ディアボリカ」もあります。

ほかにももっとSF系の作品などたくさんありますが、その編は詳しくないので割愛します。逆にお薦めがあったら教えて下さい。

なお、栗本薫のグイン・サーガがずらっと並んでいて圧倒されました。