一時期は半年後の輸入分まで予約で売れてしまったほど大人気のナパ・ハイランズ。そのリザーブが限定入荷しています。そもそも500本、わずか40ケースほどしか生産しておらず、通し番号が付いて売られているワイン。1万円というのは生産量やその中身を考えると大バーゲンです。

とはいえ、中身については説明が濁されているのですが、カリフォルニアワインあとりえの説明から想像(というかほとんど答えが書いてあります)すると、ナパ最大の地主の持っている畑の一つ。Vineyard Xといえば… 場所はオークヴィルの西側、ドミナスのユリシーズとか、ヴァインヒルランチとかのすぐ近くという超一等地です。ここの畑のブドウはアルファオメガやバチオ・デヴィーノ、モルレ・ファミリー、Bセラーズなどが使っており、ちょっと調べても現地価格で150ドルを超えるのがほとんど。

なんてことを調べていると、本当に1万円でいいの?という感じです。マニアほど驚くワインというのは確かにそうかも。