クリスマスから年末年始は泡を開ける機会も増える季節。泡だけはシャンパーニュだよ、という人も目にはしますが、今年はやっぱりワイン・スペクテーターで世界年間5位になった。ロデレール・エステートのブリュット・エルミタージュ2012を飲みたいところです。

シャルドネとピノ・ノワールはほぼ半々。マロラクティック発酵を行い、オークの大樽で熟成させて風味を与えています。さらにディスゴージメントまで5年間澱と接触した形で味わいを深めています。また2007年のリザーブのワインを4パーセントほど加えています。

エルミタージュが付かないブリュットは一つランクが下、カルテットと名前が付いたのは、2つランクが下になるのでお気をつけてください。

また、エルミタージュのロゼもあり、フラッグシップはそちらになります。現行ヴィンテージは2011 でスペクテーターでは93点と、今回5位になったワインの95点と比べるとちょっと下。

ただ、米国ではエルミタージュとエルミタージュ・ロゼは30ドルくらい価格差があるのに対し、日本はわずか2000円弱。お買い得さで言えばロゼの圧勝です。