サンタ・ルシア・ハイランズを代表する銘醸畑ピゾーニ(Pisoni)。ここのブドウを使うことを許されたワイナリーは約10。ピゾーニ自身がクオリティを認めたワイナリーにしかブドウを売りません。

選びぬかれたワイナリーの中でもどこが一番評価が高いか。ワイン・アドヴォケイトでここ10年を追ってみると、ピゾーニ自身が作るエステートのピノ・ノワール、そしてポール・ラトー(Paul Lato)の作るピノ・ノワール「ランスロット(Lancelot)」とシャルドネ「イースト・オブ・エデン(East of Eden)」が「3強」といえそうです。そこで、この3つのワインの評価をグラフにしてみました(96+など+のついた評価は丸めています)。
Chart

10ヴィンテージのうち、ピゾーニ・エステートが4回トップ、ポール・ラトーのランスロットが4回トップ、そしてポール・ラトーのイースト・オブ・エデンが4回トップと、なんとどれも同回数で並んでしまいました。ただ、細かくみると、実は2011年はランスロットが96+で、ピゾーニ・エステートの96をちょっと上回っており、ピゾーニ・エステートは3回トップとしたほうがいいのかもしれません。まあ、でもここは同率ということにしておきましょう。

この中でも直近5ヴィンテージを見ると、実はシャルドネのイースト・オブ・エデンが4回トップと、最近はこれが一番と言ってもよさそうです。

ポール・ラトーの高評価2017年のワインが国内入荷してきています。すぐに売り切れる可能性が高いのでお早めに。

柳屋です。



ココスです。