カリフォルニアワインあとりえでフラワーズのソノマ・コースト・シャルドネとピノ・ノワールが2割引になっています。

ただ、価格もさることながら、今回の注目はワインの解説をワインライターの立花峰夫さんが書いていること。立花さんといえば、最近ではワイナートのカリピノ特集の執筆で名を馳せましたが、それ以外にも布袋ワインズのFacebookでコラムを書いていたり、カリフォルニアワイン協会のインスタグラムでコラムを書いていたりと、大活躍してます。

一方カリフォルニアワインあとりえのワイン紹介はこれまで代表の野村さんが書いていましたが、これもかなりマニアックな視点で面白いので、それが読めないのはそれはそれでちょっと残念でもあり。

で、実際紹介文を読んでみるとやっぱり上手ですね。
ところがですな、ゼンゼン違ってたんですよ。今回の取材訪問で試飲したワインの数々は。端的に言って「カッコいい〜」。激ウマいなんて、わざわざ言わなくてもいいぐらいのカッコよさ。
どれぐらい前と違うかというと、ジャクソン・ファイブだった頃のマイコーと、ビート・イットの頃の彼ぐらいの差です。
こんな感じの峰夫節です。テイスティングコメントもいいです。
シャンタルのワイン造りは、実にキレキレです。スタイルとしては、IPOB/ニュー・カリフォルニアの流れに沿ったものなのですが、シャルドネもピノもアルコールは控えめ、酸がキリっ、電気ショックがビリビリ系の強烈なテンションとミネラル感がとにかく印象的で、細身なんですが出るところはしっかり出ていて、余韻がうっとりするほど美しいのであります。
問題があるとしたら、文章の面白さでお腹いっぱいになってワインを買うのを忘れてしまいそうになることですね。
次回作も期待です。





あとりえと言えば、この激安チャールズハインツもお薦めです。併せてどうぞ。