Futo WinesはTomとKyleのFuto(フート)夫妻のワイナリです。設立は2004年。2000年以降に登場した、「次世代カルト」を狙ったワイナリの一つといっていいでしょう。ワイナリ価格で200ドルに達する独自ブレンドワインだけを作っています。
畑はOakvilleの西側の斜面に5つあります。Harlan Estateからかなり近いところです。畑の管理にDavid Abreu(デイビッド・エイブリュー)、Jason Expostoという人がワインメーカー、さらに名誉ワインメーカーにMark Aubert(マーク・オーベール)という豪華布陣です。
Wine Advocate誌での評価は2007年の98点を筆頭にして、いずれも高得点。ただ、同じような高級ワインがひしめく中で、このワインならではの魅力を打ち出すという点では、まだこれからのように思います。