Nakamura Cellars(Noria)は中村倫久(のりひさ)さんが2010年にナパで始めたワイナリです。
中村さんは、サンフランシスコのホテル・ニッコーで働くために米国に行き、ワインに興味を持って、UC Davisで勉強しました。そしてKoves-NewlanからPine Ridge、Napa Wine Companyといったワイナリで働いた後、ナパのCarnerosにあるワイナリArtesaでアシスタント・ワインメーカーになりました。Artesaの仕事を続けながら、自身のワイナリとして始めたのがNakamura Cellarsです(ワインのブランドはNoria)。
ブドウはCarnerosのSangiacomoから提供を受けており、シャルドネとピノ・ノワールを作っています。ノリアの名前は名前の倫久から取ったものですが、スペイン語では水車の意味があることから水車風のラベルデザインを使っています。
ワインのコンセプトは日本食に合うワイン。新樽の比率を抑え、酸を効かせて日本食になじみやすくしています。