Marietta Cellars(マリエッタ)はコスト・パフォーマンスの高いワインを作ることで知られているワイナリです。1979年にChris BilBroが設立し、以来家族経営を続けています。
Mariettaを代表するワインがOld Vine Red。10ドル前後という価格ながら品質の高さで知られています。その安定さは、ロバート・パーカーがカリフォルニアのコスト・パフォーマンスの高いワインの代表としてしばしば取り上げるほど。
このOld Vine Red。ジンファンデルを中心とするブレンドですが、ユニークなのはヴィンテージを表記しないこと。醸造のたびにLot番号を付けていきます。2014年2月時点の最新リリースはLot 59。
従来、Old Vine Redは購入したブドウで作られていましたが、近年Mendocinoに畑を購入し、現在はそちらを主なソースにしています。
フラグシップのワインはAngeli Cuvee。Alexander Valleyの自社畑のブドウで作っており、ジンファンデルプチ・シラー、カリニャンのブレンドになっています。Wine Advocate誌で最高94点という高評価を得ているワインです。
2011年にはChrisの息子JakeがLimerick Laneを買収しています。こちらも良心的なワイン作りで知られています。