Swanson(スワンソン)はナパにおけるメルローのパイオニアとして知られているワイナリです。1985年にOakville Cross Road沿いに地所を買ったClarke Swanson, Jr.はBeaulieu Vineyard(BV)のワインメーカーとして知られたAndré Tchelistcheffの薫陶を受けてワインを作り始めました。メルローのほかにもSemillonやPinot Grigioなど、あまりメジャーじゃない品種に力を入れています。2万~2万5000ケースの生産量のうち、今でも1万4000ケースあまりがメルローです。
現在のワインメーカーはChris Phelpsという人。DominusやCh. PetrusのオーナーであるChristian Mouiexの元で修行したそうです。
ユニークなところでは、結婚式用のワインにも力を入れています。結婚するカップルにあげるワインではなく、結婚式に使うもの。例えば「Just Married」と書いたものだとか「With Love」「Merci」といった感謝の言葉が書いてあるものなどです。