Alpha Omega(アルファ・オメガ)は2006年に設立された新しいワイナリです。Robin BaggettとEric Sklarという二人のベテランがオーナーです。Robinはセントラル・コーストのEdna Valleyで800エーカーの畑を持っていた人。San Luis Obispo Vintnersの会長を5年勤め、Wine Instituteの役員をしたこともあるとのことなので、人望がある人なのでしょう。Ericは30年以上ナパの様々なワイナリにブドウを提供してきた家族の一員だそうです。
二人のオーナーの実力からか、ワイン作りの体制や、ブドウのソースはかなり強力です。ワイン作りではコンサルタントとして有名なMichel Rolland(ミシェル・ロラン)を迎え、ボルドーのChateau Lynch-Bages(シャトー・ランシュ・バージュ)やナパのNewtonなどで修行したJean Hoefligerがワインメーカーを勤めています。ブドウは、自社畑のほか、NewtonやStagecoach、Hudson、Beckstoffer To Kalonなど有名畑から仕入れています。
2010年にはWine Spectator誌でナパの注目ニューフェースとして取り上げられたり、Wine Enthusiast誌でBest of 2010に選ばれたりして、一気に注目度が高まりました。
ワインはボルドー系の赤ワインが中心。そのほかシャルドネやソヴィニョン・ブラン、デザートワイン、ロゼを作っています。