1976年のパリ・テイスティングで白ワイン(シャルドネ)の1位を取ったのはCh. Montelenaでした。そのワインを実際に作ったワインメーカーがクロアチア出身のMiljenko “Mike” Grgich(マイク・ガーギッチ)でした。翌1977年、GrgichはMontelenaを離れて自身のワイナリをつくります。それがGrgich Hills。オーナーのMike Grgichは功績を讃えられ、2008年にVintner Hall of Fameに選ばれています。
2003年からビオディナミ(バイオダイナミクス)による農法を取り入れ、2006年には完全に転換。Dementer社による認定を受けています。太陽光発電も採用しており、ピーク時にはワイナリの電力をほぼまかなえるようになっているとのことです。
白ワインではシャルドネとソヴィニョン・ブラン(Fume Blanc:フュメ・ブラン)を作っており、赤ではカベルネ・ソヴィニョン、メルロー、ジンファンデル。どちらかというと白の方が評価が高いようです。
ワイナリでは、かなりツアーが充実しています。Napa Valley Wine Trainと連携したツアーを持っているのもユニークなところです。