David Arthur(デイビッド・アーサー)はPritchard Hill(プリチャード・ヒル)にあるワイナリです。Davidは当主の名前ですが、苗字はArthurではなくLong。Long家の家族経営によるワイナリです。当初建築業で道路を作っていましたがブドウを作り、Chappelletなどのワイナリで勉強するうちに、そちらが本業になりました。
標高1147フィート(約350m)のところにある畑が中心で、フラグシップのワインにもElevation 1147(標高1147フィート)と名前を付けています。このワインの1997年のものがWine Spectatorで99点(同誌はまだ100点を付けたことがありません)。Pritchard Hillへの注目を高めました。
ワインはシャルドネ、ソヴィニョン・ブランのほか、3種類のカベルネ系を作っています。前述のElevation 1147は極めて長熟型のワイン。ロバート・パーカーは2007年のもの(96点)を25~50年もつだろうと言っています。