Louis M. Martini Winery(ルイス・M・マルティニ)は1933年、禁酒法が明けた年に設立された歴史あるワイナリです。Louis M. Martini、Louis P. Martini、Michael MartiniとMartini家が3代にわたってワイナリを支えています。2008年には2代目のLouis P. Martiniがカリフォルニアワインの名誉の殿堂に選ばれています。
ワイナリと畑の所有権は2002年にGallo(ガロ)に売却されており、現在はGallo傘下のワイナリの一つになっています。
カベルネ・ソヴィニョンが中心で、単一畑のものなど常に数種類作っています。ジンファンデルやPetite Sirahがそれに続きます。白はMostacoのものを少量作っているだけです。
近年の評価はうなぎ登りです。Wine Advocate誌で91点以上の評価のワインは2004年までが2本に過ぎなかったのに対し、2005年以降は15本。Louis Martini カベルネ・ソヴィニョン Lot 1 Mike Martini Barrel Select 2006は95+、Louis Martini カベルネ・ソヴィニョン Monte Rosso Vineyard 2007は95点をつけています。
畑の中では、上記のMonte Rosso(モンテ・ロッソ)が有名です。これはMayacamas Mountains(マヤカマス・マウンテンズ)のソノマ側の斜面にある畑で、Arrowood(アローウッド)、Carlisle(カーライル)、Rancho Zabaco(ランチョ・ザバーコ)などのワイナリにもブドウを提供しています。カベルネ・ソヴィニョンやジンファンデルが、かなり高く評価されています。