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Philippe Melka（フィリップ・メルカ）といえば、今をときめく大人気ワインメーカー。コンサルティングしているワイナリは二桁に上ります。その彼が夫人と作るプライベートのブランドがMelka Winesです。設立は1996年。
Melkaはフランス人の血を引いており、Melka Winesでも「ブレンド」ということを強く意識しています。メインのワインである「Métisse」の意味は「文化のブレンド」。品種も畑もブレンドするというのが当初のコンセプトでした。
その後、品種はブレンドするものの、畑は単一畑に移行。SonomaのKnights ValleyにあるLa Mekerra Vineyard、NapaのSt. HelenaにあるJumping Goat Vineyard、フランスのサン・テミリオンにあるLe Châtelet Vineyardと、3種類のブレンドを作っています。
もう一つのワインである「CJ」はChloeとJeremyという2人のこどもの頭文字を取ったもの。こちらは気軽に楽しむワインを目指しています。
Philippe Melkaが最初に注目を浴びたのは、「カルトワイン」として名高いBryant FamilyのワインメーカーをHelen Turleyから引き継いだときでした。その後、次々と著名ワイナリと契約するようになりました。近年ではDana Estatesで100点ワインを作っています。
ラベルデザインは、以前はハートマークのものなどありましたが、2007年からはPhilippeの「目」が印刷されたものに。印象的ではありますが、人にあげたりするのには向かないなあと思います。