Stony Hill(ストーニー・ヒル)はFredとEleanorのMcCrea夫妻が創設したワイナリ。1943年にヤギの牧場を購入し、シャルドネを植え始めました。ワイナリができたのは1952年。以来白ワインを中心に作り続けています。一時期は神格化した位置付けといってもいいほどの人気のワイナリでしたが、それに溺れることなく、地道にワインを作り続けています。
ワインの種類はシャルドネ、White Riesling、Gewurztraminer、Semillon、それからわずかにカベルネ・ソヴィニョン。すべて自社畑のブドウだけで作られています。シャルドネは酸が強く、長熟型なことで知られています。セミヨンはイタリアのパッシート(自然乾燥で糖度を高めたデザートワイン)を模しているそうです。
ワイナリによると、ここは750mlのボトルを最初に使い、メーリング・リストでのダイレクト販売も初めて取り入れたとのことです。ナパの歴史に残るワイナリの一つです。