Lagier Meredith(ラジエ・メレディス)はStephen LagierとCarole Meredithの二人が作った小さなワイナリです。誰も雇わず、コンサルタントも入れず、パートナーも投資も不要というポリシーで運用しています。
Steve(Stephen)は、最初ガレージでワインを作り始め、Robert Mondaviで働き、1999年から自分のワイナリに専念するようになりました。一方Caroleは2003年まで22年間UC Davisでワイン醸造について教えていたとのこと。ブドウの遺伝子の研究で有名な方だそうです。
二人がMt. Veederの山の中の土地を買ったのは1986年のこと。当時はブドウは全く植わっていませんでした。地所は84エーカーあるものの、畑はわずか4.5エーカー。大部分は森のままになっています。
ワインはシラーがメイン。2008年のものがWine Advocate誌で95点など、非常に高く評価されています。このほか2007年にMondeuse、2010年にMalbecとジンファンデルを植えています。発酵時に新樽を使わないなど、バランスの取れたワインを志向していることがうかがえます。