Lamborn Family(ランボーン・ファミリー)はBobとMichaelのLamborn親子が設立したワイナリ。Bobはサンフランシスコで私立探偵をしていたのですが、人生をもっとしっかりと複雑なものにしたいとワインビジネスに飛び込むことにしました。Howell Mountainに親子で40エーカーの土地を買い、畑にしてジンファンデルとカベルネ・ソヴィニョンを4エーカーずつ植えました。土地を購入したのは1971年ですが、最初のワインができたのは1982年のことでした。当時はワイナリ名に「Family」と入れているところはなく、多少奇異の目で見られたようです。
1991年にOaklandの大火災でBobの自宅が焼けてしまいました。その年のワインには「Phoenix Vintage」と入れたそうです。1996年にBobは自分の持ち分を売却してしまい、半分引退した形になりました。また、ワインメーカーとしてScreaming Eagleなどを手がけたHeidi Peterson Barrettを雇いました。
テイスティング・ルームはNapa Wine Companyにもありますが、ワイナリ訪問もできます。ただ試飲するだけでなく、畑を見てまわるなどユニークな体験ができるそうです。