Hendry: 日本でジンファンデルが人気のワイナリ

Hendry(ヘンドリー)の歴史は1939年にGeorge W. Hendryが購入したHendry Ranchに遡ります。古くは19世紀半ばに植えられたブドウがありました。その量はわずかでしたが、1944年にGeorge W.が亡くなった後を引き継いだGeorge O. Hendryが1970年代に貯水池を作り、ブドウ畑も大幅に拡大しました。1980年代には、シャルドネとピノ・ノワールをRobert Mondaviに、カベルネ・ソヴィニョンをMondaviとOpus Oneに、そしてZinfandelをRosenblumに提供しました。Rosenblumは「George Hendry Reserve」という名前を付けて売ったので、Hendryの名前も広がるようになりました。

1992年についに自社での醸造を始め、次第に他社への提供よりも自社利用を中心になってきました。1994年には近隣のプロパティまで畑を広げたのですが、同時にフィロキセラによって植え替えも必要になり、これまでより品種も増やしました。最終的には114エーカー、47ブロックのブドウを作るようになったといいます。

1989年には甥のMikeがチームに加わっており、2000年にはワイナリが完成。今に至ります。

ワインではBlock7 & 22、Block 28という2種のジンファンデルが人気。やや格落ちのHRWというジンファンデルと併せて3種類のジンファンデルを作っています。このほかにカベルネ・ソヴィニョン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・グリなどを手がけています。

日本にはジンファンデルを中心に、カベルネ・ソヴィニョンやシャルドネなども輸入されています。入手しやすい価格帯で水準の高いワインであることから常に人気があるワインです。

URL
http://www.hendrywines.com/
メール
info@hendrywines.com
住所
3104 Redwood Road, Napa, CA 94558
電話
707-226-8320
Fax
707-226-7549
オープン
毎日
時間
9:00~16:30
ツアー
10:00、14:30(要予約、21歳以上のみ)
テイスティング
20ドル(要予約、21歳以上のみ)