Tony Soterと組んでDalla ValleやSpottswoodeなど著名なワイナリのコンサルタントを務めたMia Kleinの個人的なプロジェクトがSelene(セレーヌ)です。
コンサルティングのかたわら、1991年にメルローでスタート。次の年からソヴィニョン・ブランも作り始めました。この2品種を選んだのは彼女自身が好きだったことと、スタイルが多様だからだということで、いかにも個人的なプロジェクトという感じが出ています。
2002年からはカベルネ・ソヴィニョンと、カベルネ・フラン・ベースの「Chesler」(チェスラー)というワインを作り始めました。Cheslerというのは母親の名前から取ったものだそうです。
メルローはSt. HelenaにあるDavid Abreuの畑Madrona Ranchなどから購入しており、ソヴィニョン・ブランはCarnerosのHydeのブドウを使っています。カベルネ・ソヴィニョンはCoombsvilleにあるDead Fred Vineyardから、カベルネ・フランはCalistogaのFrediani Vineyardからと、ナパの様々な地域のブドウを使っています。