St. Francis(セント・フランシス)はソノマ・ヴァレーを代表するワイナリの1つです。1971年に設立され、カベルネ・ソヴィニョンや古木によるジンファンデル、メルローなど赤ワインを得意としています。
ソノマに600エーカーに及ぶ自社畑を持つほか、古木のジンファンデルについては様々な畑と契約して50年~100年ほどの樹齢のブドウを使っています。
St. Francisができたころはまだ、ソノマのワインのスタイルというのは確立していませんでした。カベルネ・ソヴィニョンやメルローに加え、「Old Vines」のジンファンデルといったソノマ独自のスタイルを始めたのがSt. Francisだとのことです。
ワイナリには、専用のシェフが常駐しているのも珍しいところです。普通のテイスティングのほかに、食事とワインのマッチングのテイスティング・メニューがあったり、ワイナリでのプライベート・ディナーができます。ワイナリでの結婚式も可能です。
近年は環境保全にも力を入れており、2004年という早い時期に太陽光発電を導入していたり、水の保全やリサイクルの活用などを行っています。2009年にはソノマ郡から表彰を受けています。