Wellington Vineyards(ウェリントン・ヴィンヤード)はソノマのGlen EllenとKenwoodの境あたりにあるワイナリ。地元では「Glenwood」と呼んでいるとのことです。
Wellington家が畑を購入したのは1986年。1989年からワインを作り始めました。オリジナルの畑は21エーカー。うち8エーカーは樹齢85年から117年という古木が植わっていました。この古木は、品種もジンファンデルなど24種類に渡っていたといいます。残りの13エーカーのうち10エーカーは樹齢十数年のメルロー、シャルドネ、マルサンヌ、シラー、3エーカーは2001年にシラー、ジンファンデル、グルナッシュに植え替えられたそうです。
ワインは自社畑のブドウと購入したブドウがおよそ半々で作られています。古木によるジンファンデルなどが得意。ジンファンデルは比較的エレガントなスタイルで、濃いジンファンデルが苦手な人でも美味しく飲めると思います。
近年は持続可能なワイン作りにも力を入れています。オーガニックと従来型が混在しています。太陽光発電でワイナリの使用電力すべてを賄うなど環境保全にも取り組んでおり、2001年からCertified Sonoma County Green Businessに選ばれています。