Dehlinger Winery: Russian River Valleyのベテラン実力派

UC Davisでワイン作りを学んだTom DehlingerがRussian River Valleyに14エーカーのブドウ畑を作ったのは1975年のこと。Dehlinger Wineryの始まりです。名前は「デイリンガー」と発音するようですが、日本では「デリンジャー」で通っています。最初の2年は購入したブドウでワインを作りましたが、その後は自社畑でシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソヴィニョン、そしてシラー、ジンファンデルを作っています。

畑は1989年まで植樹が続き、45エーカーに上ります。現在はいくつかのブロックを植え替えしています。

ワインはWine Advocate誌やWine Spectator誌でコンスタントに90点以上の評価を得ています。特にピノ・ノワールは1990年代のピノ・ノワールがブームになる前のころから高い評価を続けており、同地区のWilliams-Selyem(ウィリアムズ・セリエム)と並んで、老舗の人気ワイナリになっていました。2011年にはピノ・ノワールRussian River Valley 2008がWine Spectatorの年間5位に選ばれています。

ワイナリは非公開であり、テイスティング・ルームもありませんが、毎週金曜日だけは訪問者を少数受け入れています。最低でも2週間前には連絡するようにとのことなので、行ってみたい場合には早めにコンタクトを取りましょう。

日本にも少量入っていますが、人気は高く、すぐに売り切れてしまうのが通例です。

URL
http://www.dehlingerwinery.com
メール
carmen@dehlingerwinery.com
住所
4101 Vine Hill Road, Sebastopol, CA 95472
電話
707-823-2378
Fax
707-823-0918
オープン
金曜日
ツアー
要予約