「Life is Cabernet」の標語で一世を風靡したしたナパのSilver Oak。その伝統を生かしてメルローなどを作るのがTwomey(トゥーミー)です。オーナーはSilver Oakと同じRay Duncan。Twomeyというのは彼のミドルネームです。
醸造設備は2ヶ所あり、CalistogaではSoda Canyon Ranchのブドウを使ってメルローを。あとはRussian River Valleyでピノ・ノワールとソヴィニョン・ブランを作っています。
ワインの中ではメルローの評価が一番高く、2002年のものはWine Advocate誌で94点を獲得しています。同誌においてカリフォルニアのメルローで95点以上を取っているのは、Pahlmeyer、Blankiet、Matanzas Creek、Robert Foley、Switchback Ridgeの5つしかありませんから、かなり上位に食い込んでいるといっていいでしょう。
ピノ・ノワールはワイナリのあるRussian River Valleyのもののほか、Sonoma Coast、Anderson Valley、Central Coastの計4種。Anderson Valleyには自社畑があります。Central Coastは有名なBien Nacidoの畑からブドウの供給を受けており、現在はBien Nacidoの名前で売っています。Bien Nacidoの中でも最も古いブロックのブドウを含んでいるとのこと。Sonoma CoastはGap's Crownの畑です。
ピノ・ノワールの評価も次第に上がっています。Wine & Spiritsで2010年のBien Nacidoと2010年のAnderson Valleyが「Year’s Best Pinot Noir」に選ばれていたり、サンフランシスコ・クロニクル紙で2010年のAnderson Valleyが年間トップ100に選ばれていたりします。