A. Rafanelli(ラファネッリ)は20世紀初頭にできた古いワイナリです。創設者はAlberto Rafanelli。以来家族経営でワイナリを続けています。
ただ、ワインを商売として売り始めたのは1970年代になってからのこと。現在はAlbertoの孫にあたるDavidが経営しています。
作っているワインはジンファンデルとカベルネ・ソヴィニョン、メルローの赤ワイン3種。中でもワイナリの生産量の約半分を占めるジンファンデルは、人気・実力を兼ね備えています。
実はシャルドネの畑なども持っているそうなのですが、平地の畑のブドウは基本的に外部に売却し、山麓の畑のブドウだけを自社ワイン用に使っているとのことです。
アポイントを取れば訪問は受け付けますが、メールなどはなし、電話だけの受付というのがこのワイナリらしいところ。古き良きソノマの雰囲気を残す、質実剛健なワイナリです。