Papapietro Perry(パパピエトロ・ペリー)はBen PapapietroとBruce Perryが作ったワイナリです。10種あまりのピノ・ノワールに加え、ジンファンデルとシャルドネを少量作っています。
彼らは1960年代にサンフランシスコの通信社で働いていたときに知り合いました。後にWilliams Selyemを作ってRussian River Valleyのピノ・ノワールのパイオニアとなったBurt Williamsともそこで知り合い、ときにはWilliams Selyemのワイン作りを手伝ったりもしました。そして、Benも自分のガレージでワインを作るようになりました。
1980年に作った最初のワインはカベルネ・ソヴィニョン。1982年からは念願のピノ・ノワールを作るようになりました。Bruceが参加したのは1985年から。そして、Bruceが通信社をやめてソノマのHealdsburgに移り、ついに本格的にワイナリとして始めることになったのです。
Papapietro Perryとして作った最初のワインは1998年のRussian River Valleyのピノ・ノワール。それから、だんだん契約する畑を増やしていき、現在ではRussian River Valley、Sonoma Coast、MendocinoのAnderson Valleyの畑からピノ・ノワールを作っています。
Wine Spectator誌では最高95点という高評価を得ており、注目のワイナリの1つとなりました。
日本には一時期輸入されていたものの、現在はストップしてしまっているようです。