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Date: 2010/1030 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパ・ヴァレーの北端のCalistogaから南端のVallejoまでの自転車専用道路「Calistoga-to-Vallejo Vine Trail」が進行しています。この10月にはYountvilleでそのうちの1マイルが開通し,さらにNapaのWine Train沿いの道もオープンしました(Conceived 17 years ago, Napa bike path opens)。

この自転車専用道路のアイディアは17年前に誕生したものでワイントレインの創設者であるVincent DeDomenicoが援助していたそうです。フリーウェイを渡るのに独自の橋をかけることによって安全に通行できるものにするとか。

Vallejoまではサンフランシスコからフェリーで行けますからそこから自転車でNapaを回るというのも現実的になるかもしれません。

プロジェクト全体の進行や寄付はNapa Valley Vine Trailのページで見られます。
Date: 2010/1022 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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オンラインWassy'sの店長である「ハダノリ」こと波田紀子さんが10月にOpus Oneを訪問したときのレポートをサイトに掲載しています。収穫したブドウを選別するマシンなど,お金のあるワイナリはすごいなあとひたすら感心しました。また,Wine Advocate誌で過去最高の95点など評判のいい2007年はブレンド比率を変えているといったことも興味深かったです。この訪問記,かなり面白いので読む価値大です。

こういうのを読むとこのショップで買いたいという気持ちになりますね。

なお,同行している「ワシノリ」こと鷲谷紀子さんはWassy'sの代表である鷲谷良亮さんの奥さん。名前が紛らわしいです(笑)。

今回の旅行のレポートはブログに載っていたときから面白くて注目していたのですが,こういうふうにまとまるとまた感じが違っていいです。ちなみにワシノリさんのブログはこちら

Wassy'sではただいまOpus One 2007の予約受付中です。
Date: 2010/0909 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパでワイン以外にアクティビティといったら,必ず名前が上がるのが気球(Hot Air Balloon)です。早朝のナパを大体1時間くらい飛行するというもの。残念ながら僕はまだ乗ったことがありません。Napa Valley Balloonsというところが老舗のようです。

気球がナパを上から眺めるのに対し,逆に低い方から見るツアーもあります。それがカヤック(ナパヴァレーの風に吹かれて♪ : Kayaking @ Napa River 初のカヤック体験☆)。

ナパ・ヴァレーはナパ・リバーという川に沿って広がっているわけですが,この川をカヤックで上り下りしたり,Carnerosの先San Pabro湾あたりを漕いだりするようです。カヤックはエコだし,気球に比べると費用も安いので,ワイン以外の楽しみ方として面白そうだと思います。早朝の霧の時間とか幻想的だろうなあ。

カヤックツアーはこちら
Date: 2010/0824 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ブドウ畑のツアーを提供するワイナリがソノマを中心に密かに増えています(Vineyard tours take visitors from grape to glass)。ソノマのSonoma County Winegrape Comissionでは2010年1月にSonoma County Vineyard Adventuresというサイトを開設。Matanzas Creek WineryParadise Ridge WineryBalletto VineyardsMauritson Wineryの四つのワイナリがセルフガイドによるツアーを提供し始めました。

これらのツアーでは訪問者は地図を渡されて,それを見ながら自分で畑を回ります。ポイントごとに解説が書かれていて,地質や気候,ブドウの種類の違いといったことが分かるようになっています。サイトではこれら以外にブドウ畑のツアーを提供しているワイナリの一覧も載っています。

ナパではCoppolaが45ドルのツアーでぶどう畑を回るものを提供,確かMondaviもTo-Kalonを回るツアーをやっていたと思います。

8月~10月の収穫シーズンは特に熟していくブドウも見られるので畑のツアーにはいい時期だと思います。ワイナリツアーの選択肢としてどうぞ。
Date: 2010/0818 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ゲーム会社カプコンの辻本憲三CEOがナパに作ったワイナリKenzo Estate(過去記事)が東京にテイスティングルームをオープンしました(KENZO ESTATE ONLINE:ワイナリー直営テイスティングルーム)。場所は港区の南麻布。天現寺橋の近くです(最寄り駅は広尾かな)。

一休.comではオープン記念として7000円のテイスティングメニューを限定100枚5000円で売ってます

また,レストランサンパウでオーナーディナーもあるそうです。こちらは一人3万円。
Date: 2010/0616 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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料理の鉄人も,もうずいぶん前の番組になってしまいましたが,米国でも「Iron Chef」として放映してかなりの人気だったと聞いています。その「鉄人」で3代目和の鉄人だった「森本正治」シェフがナパにレストランを開く予定です。Webサイトを見てもまだ内容が全く分かりませんが,最近出たニュース記事によると,和食のメニューのほかに「ピザ」も出す予定だとか。ピザの腕前の方は,まだまだというのが記事から伝わってきますが,どういうレストランになるのでしょうか? 7月中旬というオープンが興味深いです。
Date: 2010/0503 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパヴァレーの風に吹かれて♪ : とっておきの楽しみ Kitchen In the Vineyards 1という記事に,ナパでゴージャスなキッチンを持つ家を回る「Kitchen in the Vineyards」というツアーが紹介されていました。毎年4月に開催しているようです。

65ドルのチケットを購入し,自分で家を回ります。各家では有名シェフによるおつまみが提供されるそうです。

Webサイトによると,今年の5軒は
Historical Farmhouse in Napa:
LEED Certified Home in Napa:
Barn Style Complex in Yountville:
Artists’ Retreat in Napa:
360˚ Views in Napa:

とのこと。写真撮影禁止なので写真がないのが,一層そそる感じがします。いいですね,こんなツアー。
Date: 2010/0425 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ワイナリ巡りをしているときに意外と困ってしまうのが夕方のクローズする時間が早いこと。大体5時までに終了してしまうところが大半です。夏場だと8時くらいまで明るいのになんだか時間を持て余してしまう感じがしてしまうことがあります。

SFクロニクル紙の記事によると,ナパのいくつかのワイナリが5月からオープン時間を延長するとのこと(Napa wineries to stay open later this summer)。

Silverado Vineyards
5時半から8時までテラスを開放して25ドルでフラグシップワインが味わえる試飲メニューを提供する。

Robert Mondavi Winery
金曜日に45ドルの有料ツアーで5時から90分のコースを提供。最後はあのTo Kalon Vineyardの見学も。Researveの試飲も付属。

Trefethen Family Vineyards
金曜日に6時から2時間のツアーを開催。100ドルのツアーでカベルネのバレル・テイスティングや,スモール・ロットの特別醸造もの,古いワインの試飲などを提供する。

Luna
6月1日から木曜日は7時まで,金曜日と土曜日は6時までオープンする予定。

Peju Province Winery
これまでも6時までオープンしていた。

ナパ滞在ならワインショップもいくつかあります。Back Room Winesは7時まで,Oxbow Wine Merchantは10時まで,Vintner's Collectiveは6時まで。

ワイナリが開いている時間が遅くなれば,そのまま食事をしたり宿泊する客も増えると思うので,この流れはもっと加速するといいのではないかと思います。旅行者にとってももちろん朗報です。
Date: 2010/0413 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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San Francisco Wine Center」が4月17日にオープンします。

フルタイムでワインの教室をやったりワインのストレージがあったり。なんだか,つぶれてしまったCopiaを思い出してしまうのですが,今回は大丈夫でしょうか?

場所はファイナンシャル・ディストリクトだそうです。
Date: 2010/0406 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパヴァレーのワイントレインがサンフランシスコ発で車を運転せずに参加出来るツアーを開催します(Napa Valley Wine Train | Napa’s Deals Without Wheels)。5月31日までは大幅な割引もあり。サンフランシスコに行く予定がある人は見ておいた方がいいでしょう。

1泊と2泊のプランが有り,どちらも二人向け。1泊のプランの場合,①フェリーとシャトルを使ったサンフランシスコからナパの往復,②ワイントレインの「グルメランチ」コース,③Napa River InnのHistoric Deluxe Room宿泊,④Sweetie Pie's Bakeryの朝食,⑤アーリーチェックインとレイトチェックアウト,⑥ナパ市内のテイスティング・ルーム14個所で使える「Downtown Wine Tasting Card」2枚。

以上,通常レートで618ドルが5月31日までは428ドルとなります。二人の料金ですから一人当たり約2万円という格安です。

さらに2泊だと⑦Napa River Innの2泊目,⑧Napa River InnのSpaが2割引,⑨Silo's Jazz Clubのカバーチャージが加わって市価1138ドルが613ドルです。

かなりお得なのでこの機会にぜひどうぞ。割引期間過ぎても,レンタカー借りることを考えたら悪くないパッケージだと思います。

サンフランシスコへの航空券はこちらからどうぞ
Date: 2010/0105 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパのセントヘレナにTudalというワイナリがあります。私は訪問したことがありますが,ほったて小屋のような小さなワイナリで,ブドウの圧搾機なども旧式のものを使っていました。Cabernet Sauvignonを中心とする畑は,フィロキセラにやられておらず,接木せずに使っているという話を,がんこおやじを絵に描いたようなオーナー,故Arnold Tudal氏からうかがいました。そのTudalが世代交代でワイナリを刷新しているそうです(Tudal Winery revamps | Napa Valley Wine Blog)。

その中心となるのがArnoldの息子であるJohn Tudal。まず,ワインメーカーとしてKirk Vengeを雇いました。彼は自身のVenge Vineyardsのほか,いくつかのワイナリでワインメーカーを努める人気ワインメーカーのひとり。フルボディのワインを好みとしており,これまでのTudalとはちがった方向性が出てくるようです。また,広報を強化するためAlan Goldfarbを雇いました。Alan GoldfarbはSt. Helana Starのライターとしても知られるナパ・ヴァレーでは有名人です。また,テイスティング・ルーム担当としてはDoug Eiseleという人を雇っています。

今後の強化としては寿命が尽きかけているCabernet Sauvignonの植替えがまず第一だそうです。当面は購入したブドウでワインを作ることになるため,その選定をしている段階だとか。

Tudal,古くて地味なワイナリでしたが,それなりの味があっただけに,今度の刷新がどこでもあるようなワイナリにすることでないことを望みたいと思います。